おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

MUSIMUSI 2021/01/16 ポカポカ陽気に誘われて

2021年01月19日 11時30分00秒 | 虫さん
先週の土曜日は、
とても暖かい春のような一日だった。
そんなポカポカ陽気に誘われて、
越冬中の虫さんたちが、
日向ぼっこに出て来ていた。
で・・・
おばちゃんに見つかってしまう(笑)





ツチイナゴ


日本(南西諸島除く)のバッタの仲間では、
このツチイナゴだけが、成虫で冬を越す。



陽が陰ったら、
また枯草の中に引っ込むのだろう。


それまで、しっかり日光浴ね。




キマダラカメムシ
台湾~東南アジアからやって来た外来種。
江戸時代に、
長崎で発見されたのが最初らしい。
今では関東でも見られるそうだ。
日本国内で見られるカメムシとしては、
最大級の大きさ。
20~23mmとなっているけれど、
私の感覚では、もっと大きいと思う。





ナナホシテントウ
彼らは、集団で越冬すると言われている。



ここ、めくったら、
ゾロゾロいるのかも知れない。



1匹、2匹ならば可愛いけれど、
あんまりゾロゾロいるのは、
ちょっと、ね~(笑)


このナナホシテントウ
表翅が傷んで、閉じなくなっていた。


もう1匹も翅の状態がよろしくない。
こう言うのって、時間が経てば治る、
ってもんじゃないだろう。
春になって、
子孫を残すための競争に不利だったり、
外敵に襲われた時、逃げ遅れたり・・・
でも、そんな先のことなんて考えず、
ともかく今を乗り切ることに全集中。
ほんと『昆虫すごいぜ!』だわ~!



最後は「み~んな大好き!」とは、
口が裂けても言えない方の登場!

その方のお名前は、
 サツマゴキブリ

只今絶賛北上中の野外種のゴキブリ。
九州や四国南岸が北限とされていたけれど、
近年では静岡県、千葉県などでも、
生息が確認されているらしい。

サツマゴキブリは、体長25~40mm。
翅は退化して無く、飛べないし、
あまり素早く動き回ることもない。
なので、
ペットとして飼育する人もいるとか・・・
生体の取引もされていて、
10匹で1000円前後!?



では、そろそろ、写真を・・・
見るか、見ないかは、アナタ次第・・・(笑)





以前、オオゴキブリと遭遇した時に、
いろいろ調べていて、
サツマゴキブリのことは知っていた。

だから、一目見ただけで、
サツマゴキブリ~!
と、あっさり判明。



知っていたから、
さすがに触るのは躊躇われた(笑)



なんか、三葉虫っぽくもある。


分類上ゴキブリだから仕方ないけれど、
違う名前付けてもらえたら、
良かったのにね~。