おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

タイワンウチワヤンマと、初めての出逢い!

2022年08月05日 11時38分01秒 | 虫さん
日曜日、いつもの川辺、
黒っぽい大きなトンボが飛んでいた。

飛んでいるトンボを撮る腕は、
残念ながら私にはない。
どこかに止まってくれないと・・・
飛んで行く姿を指をくわえて見送った。



ギンヤンマも飛んでいた。
去年は、川岸にいるペアを運よく見つけ、
撮影することが出来たけれど・・・

ギンヤンマの奴、
「撮れるもんなら撮ってみな!」
まるで、そんな感じで、
私の目の前を行ったり来たり・・・

え~い、ままよ!と、シャッターを切る。



あはは・・・ やっぱり、こんなデス。



ギンヤンマと格闘していて、
ふと川岸に目をやったら、
黒っぽい大きめのトンボが・・・
さっきのトンボ?
しかも、かなり近い所に止まっている。


8cm程はありそうなトンボ。



肉眼でも、その腹部の「うちわ」は、
ハッキリと確認出来た。
わ~い、ウチワヤンマだ~!
初めて見た~!\(^o^)/



でも帰宅して、写真を確認していたら、
ウチワヤンマじゃなく、
タイワンウチワヤンマだと判明。



ウチワヤンマは、
このうちわ状の部分が、もっと大きく、
黄色の斑紋が入っているらしい。



タイワンウチワヤンマは、
名称に「ヤンマ」と付くが、
ヤンマ科ではなくサナエトンボ科
日本では以前は九州南部、四国南部、
南西諸島で見られていたが、
北東方向に分布域が拡大している。
海岸に近い平地の池などに生息し、
少し汚れた水質の環境にも生息している。
成熟したオスは、
水辺の植物の上に静止して縄張りを占有し、
時々飛び回りながらパトロールを行う。
           (Wikipediaより)

 

昨日UPしたカメムシ、
シロヘリクチブトカメムシもそうだけれど、
「初めての出逢い」ほど嬉しいものはない。
お名前を調べながら、
「へ~、そうなんだ~!」と、
感心することも多いし、
自分で調べることによって、
似たような虫(今回はウチワヤンマとの、
違いや見分けるポイントなどを、
自分の知識として蓄積することが出来る。

とは言うものの・・・
やっぱりトンボは、ちょっと苦手。
だって・・・ 
ちゃんと撮らせてくれないんだもん!
今回のイワンウチワヤンマは、
まさに奇跡!