おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

遠い鳥さんたち

2022年08月24日 15時06分21秒 | 鳥さん
数日前から、
イソヒヨドリの歌声が聞こえ出した。
イソヒヨドリの歌声は、
とっても美しく良く響き渡るので、
多少離れていてもすぐ分かる。

昨日の早朝もベランダへ出たら、
割と近くからイソヒヨドリの歌声が・・・
どこで歌っているのか、周りを見回してみた。

ん~、あれかな~?
割と近くと言っても、
後で距離を確認したら65m程離れていた。
当然、肉眼では良く分からない。
慌ててカメラを取って来た。



40倍で撮影して、これくらい。



その立ち姿と色味で、
イソヒヨドリかな~って程度。



100倍で撮影。
うん、イソヒヨドリで間違いなさそうだ。



夏前に見かけていたイソヒヨドリは、
もう少し離れた所を縄張りにしていた。
このイソヒヨドリは、この春に生まれて、
親元から離れた男子だろうか?



イソヒヨドリは、
繁殖期以外もさえずることが知られている。
この男の子、
パパに教わった歌が上手く歌えるよう、
練習していたのかもね。






去年、通り道沿いのため池で、
「鳰の浮巣」を見つけていた。
「鳰の浮巣」とは、カイツブリの巣のこと。
今年はどうだ?と気にはなっていたけれど、
なかなか確認出来ずにいた。

車が止められそうにない道沿いで、
崖崩れの復旧工事のための、
片側交互通行の赤信号に、
うまいこと引っ掛かった時にだけ、
眺めることが出来るため池。

夏の始まりの頃、チラッと横目で見た時、
ん~、あれ浮巣っぽいな~、
そう思えるモノはあったのだけれど、
それ止まりだった。

それが少し前、
ちょうどため池が見渡せる所で、
赤信号に引っ掛かった。
車の窓を開けて、慌てて写真を撮る!
1枚だけ撮って、すぐにモニターで確認。



「鳰の浮巣」と思しき円形の物体と、
その周りに3羽の鳥の姿!



わっ!
カイツブリのお母さんとヒナが2羽!



ヒナたち、もうお母さんから離れて、
泳ぎ回っているではないかっ!



あ~あ、もうずいぶん大きくなっちゃって・・・

今年もまた見逃してしまった。
カイツブリのお母さんは、
ヒナがちっちゃな間は、
ヒナたちをオンブをしてウロウロする。
それをこの目で見てみたいと、
前々から願っていたのに・・・

去年「鳰の浮巣」を見つけたものの、
ため池へ接近する道が分からず諦めた。
今年の春、ため池の向こう側へ、
どうにかたどり着く道を見つけた。
初夏になったら行ってみようと思いつつも、
骨折してしまい、あえなく断念。

去年、今年と、同じため池で、
「鳰の浮巣」が作られている。
きっと来年も、ここで子育てしてくれるよね。
来年こそは、カイツブリのオンブ、
見せてもらいたい!