おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

隻腕のカブトムシのこと

2023年10月20日 11時43分12秒 | 虫さん
えっと・・・
記事にしそびれて、
1週間以上経ってしまってた、
隻腕のカブトムシ君のこと・・・



9月6日に保護していたので、
ひと月経ったね~と、
2回目の床材交換をしたのが10月8日。
床材は2週間程度で交換せよ!と、
なんかに書いてあったので・・・(笑)




最初に購入していた床材は、
ザクザクと荒いタイプの物だった。
一袋を2回で使い切ってしまったので、
ペットショップに買いに行ったけれど、
同じ物はもうなくなっていた。
と、言うか、
こう言った昆虫飼育のためのモノは、
もうほとんど在庫がなかった。
昆虫ゼリーもね。
シーズンオフってことか?
甲虫専門店に行けばあるんだろうけど・・・
仕方なく、細かいタイプの物を購入。




屋移りの際に動画撮ってみたけれど、
ま~元気、元気!
指なんかを掴まれたら、
引きはがすのに一苦労するほどの力強さ。
まだ当分生きそうだね!と、思った。
昆虫ゼリー、今ある分で足りるだろうか?
そっちが心配だった。




細かい床材は、あまりよろしくなかった。
昆虫ゼリーの表面に、
床材がいっぱいくっついて取れない。
餌台をもっと高くセットすれば、
多少いいんだろうとは思うけれど、
前脚が不自由なこのカブトムシは、
餌台によじ登る度に、
ひっくり返ってしまう危険性がある。
昆虫ゼリーの表面は、
気付いた時に綺麗にするしかないな。




そんな日曜日の翌々日の夜、
ふと飼育ケースを見たら、
ひっくり返ってじっとしていた。
今までだったら、
体を起こそうとジタバタしていたのに・・・

慌てて様子を確認したら、
まだ生きていた。
良かった。
でも、そろそろ、なのかも知れない。

その翌朝、またひっくり返っていた。
ひっくり返ったままピクとも動かない。
そっと持ち上げたら、
あんなにズッシリと重かった体が、
嘘みたいに軽く感じた。




保護してから、ひと月とちょっとだった。
自然界のカブトムシは、
9月のうちに姿を消すらしいから、
ウチに来て、少しだけは延命出来たかな?

結局この子は、
一回も飛ぶ素振りを見せなかった。
逃げようと言う気がなかったのか?
それとも、飛べなかったのか?
ま、居心地が良かったのだろう、
と言うことにしとこ・・・