いつも朝活で訪れる林道の入口、
ここでのお目当ての花は、3種類。
お目当てと言うか・・・
私は今のところ、この3種類の花には、
この場所でしか逢ったことがないのだ。
サツマイナモリ、バイカイカリソウ、
そして、タニギキョウ。
いずれも山に咲く小さな白い花たち。
サツマイナモリ(薩摩稲森)
リンドウ目アカネ科サツマイナモリ属。
林内に生える高さ10~25cmの多年草。
先端が5裂する1.5cm程の漏斗型の花。
本州では、関東地方南部以西、
四国、九州、沖縄に分布。
九州では、大群生がしばしば見られる。
(山と渓谷社「山に咲く花」より)
ちょっと盛りを過ぎていたみたい。
でも、ちっちゃいくせにポワポワの可愛い花、
まだじゅうぶんに楽しませてくれた。
バイカイカリソウ(梅花碇草)
本州(中国地方)、四国、九州の、
山地の林内、林縁に生育する、
メギ科イカリソウ属の多年草。
花期は4~5月。
10~12mmの白色の可憐な花を、
下向きに数個つける。
バイカイカリソウは、まだ早かった。
探して探して、やっと逢えたこの一株。
タニギキョウは、まだまだ・・・
春から夏にかけて咲く花だから、
逢えるのは、もう少し先になりそう。
可憐なスミレたちも、
林道のあちらこちらに・・・
なのになのに、"サツマイナモリ" が、「サツマイモ掘り」とか「薩摩イモリ」とかに見えちゃうんだよ💧
ごめんね、サツマイナモリ~~~
去年の夏の大雨、長雨で、
林道の斜面の土が流出しているようで、
花たちが根こそぎやられているような気がします。
ちょっと心配です。