おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

初夏の里山の蝶たち

2023年05月31日 23時39分31秒 | 虫さん

葉っぱの上から私を見下ろしていたのは、
ジャノメ蝶。
ヒメウラナミジャノメだろうな?
とは思いつつも、一応パチリ。
そして、デジカメのモニターを確認。
やっぱり、ヒメウラナミだね。


ウラナミジャノメに逢いたいんだけれど、
いるのはヒメウラナミジャノメばかり。


ヒメウラナミジャノメの、
後翅裏面の目玉模様は5個。
ウラナミジャノメは、
ヒメより少し大きめの目玉模様が3個。


そして、後翅表面の目玉模様は、
ウラナミジャノメには1個しかない。

ウラナミジャノメは、
近年急激に減少しているらしく、
福岡県でも絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
ん~、そう簡単には逢えないはずね。






ヒメキマダラセセリ



このヒメキマダラセセリも、
生息数が減っている蝶。
福岡県では準絶滅危惧指定。
でも、この林道の入口では、
今のところ、まだ、毎年確認出来ている。






テングチョウは、
この1枚しか撮れなかった。






ルリシジミ


その美しい瑠璃色の翅が撮りたくて、
散々追いかけ回したけれど、
飛んでいる時にしか見せてくれない。
どうにかこうにか、辛うじての1枚。


止まったら、翅は閉じたまんま、
何やら熱心にチュウチュウ~。
え・・・ それってもしかして、獣糞?
その大きさからするとイノシシ!?

思わず周りを見まわした。
熊よりはマシだけど、
車からは離れているし、
逃げ場も隠れる場所もないし、
お願いだから出て来ないでね~と、
祈るしかない。






あの妙に馴れ馴れしかったルリタテハ



本来の美しい瑠璃色は、
もうすっかり色褪せていたけど、
もう1頭いた別のルリタテハは、
更にひどかった。


飛んでいる時、
いったい誰だろう?と思ったぐらい。


翅を開いて見せてくれたけれど・・・


遠目には、こげ茶色一色の蝶だった。






コミスジ



飛び方に特徴のある蝶。
だけど、止まるまでは確信が持てず、
ひたすら追いかけた。






イシガケチョウ


止まるんだけれど、
なかなかパッカ~ンとは・・・

イシガケチョウの分布北限は、
紀伊半島あたりとされていたが、
最近、静岡県でも確認されているらしい。
九州では、ギフチョウは見られないし、
南下してくることも有り得ないだろう。
でも、イシガケチョウは、
どんどん北上して行くんだろうな。








初夏の里山の虫さんたち その1

2023年05月29日 22時37分37秒 | 虫さん
600枚程あった写真も、
最初のチェックで半分になったものの、
依然難航している。
今回、写りが悪いと言うか、
ピントが甘い写真が多くて、
選別に苦慮している。

ま、私の腕が悪いんだから、
仕方がないんだけど、
〇〇に逢えた⤴⤴⤴
でも写真イマイチ⤵⤵⤵
その連続で、なかなか作業が捗らない。

そうは言っても、
せっかく撮った虫さんたち、
在庫にするわけにはいかない。
ともかく整理出来たモノを、
片っ端からUPして行かないとね。






クビアカサシガメ
大きさは、15mm前後。


蝶や蛾の幼虫を捕食する肉食性のカメムシ。





ホオズキカメムシ
大きさ10~13mm。


後脚の逞しさが目立つカメムシ。





今回初見のカメムシ。
大きさは1cmないぐらい。
アオモンツノカメムシだと思う。


ウコギ科やミズキ科等の花が好きらしい。





フタスジモンカゲロウ







コフキゾウムシ





ニワハンミョウ


写真撮っている時は、
全く気付かなかったんだけど、
左側にある薄緑色の丸い物体、
いったい何だろう?


ニワハンミョウが2cm弱なので、
それからすると直径3mmほどの球体。
球体と言うかマーブルチョコみたいな形。
何か植物の実だろうか?





ラミーカミキリがウジャウジャ。





あっちにも、こっちにも、
数え切れないほどいた。







ゴホントゲザトウムシ
名前に虫とは付いているけれど、
昆虫網(脚6本)ではなく、
クモ網(脚8本)の生き物。


赤いダニにまとわり付かれているけど、
脱皮直後なのだろうか?
足元にあるのは、脱皮殻のような・・・


で、こっち・・・
もしかして、ゴホントゲザトウムシの幼体?








林道のルリタテハに懐かれてしまった!

2023年05月28日 00時02分14秒 | 虫さん
金曜の夜は久しぶりに車中泊して、
林道と里山の虫さんたちに逢いに行った。

逢いに行ったのは、いいんだけど・・・



なんと、撮った写真は559枚!
スマホの中にも多少ある。
コレを整理しないことには、
ブログが書けない。
もちろん半分以上がボツ写真だろうけど、
お名前不詳の虫さんもいるし・・・
はぁ~、頭痛がしそう。

と言う訳で、今夜はとりあえず動画を・・・

金曜の夕方、林道で出逢ったルリタテハ
この子が、メチャクチャ人懐っこくて、
ちょっと感動ものだった。














ご近所のハムシたち

2023年05月26日 14時11分21秒 | 虫さん

ちっちゃな丸っこい瑠璃色のハムシ
5mmに満たない小ささ。


ルリマルノミハムシかな?





こっちはたぶん、ヨモギハムシ


大きさは、1cmほど。





ウリハムシのカップル。





イタドリハムシ





クロボシツツハムシ


クロボシツツハムシも、
イタドリハムシも、
てんとう虫と見間違うハムシ
本人たちにとっては、
それが狙いなんだろうけど・・・





ユリクビナガハムシ

このハムシを初めて見たのは確か一昨年。
そのお名前を調べている中で、
幼虫は自分のウ〇チを、
自分の体に塗りたくって、
外敵の目を胡麻化していると知った。
今回、成虫に出逢ったので、
その近辺を探し回ったら・・・



たぶんコレが、ユリクビナガハムシの幼虫。
人間の目さえも胡麻化す素晴らしさ。(笑)








雲紋雀に遊んでもらった!

2023年05月25日 11時36分10秒 | 虫さん
昨日の朝、仕事場の外壁に・・・



ウンモンスズメ(雲紋雀)



朝っぱらからテンション上がるわ~⤴⤴⤴



顔が見たい!



そのお顔が見てみたい!

う~ん、無理・・・
それならば、イチかバチかの、
あの手しかないよね。
下手したら、即お別れになっちゃうけど・・・



やった~、指乗せ成功!

  

  この辺りから蛾のドアップが続きます。
  それも、顔写真(笑)
  私は可愛いと思うんだけれど、
  お嫌いな方は、御退場下さいませ。





お腹ぷっくりの女の子。

ちなみに、去年の8月、
高所に貼り付いていたウンモンスズメは、
男の子だった模様。👇






お顔撮らせてくれたけれど、
日陰なので写りが悪い。
夜行性の蛾だから、
直射日光は好きじゃないだろうけど、
少しの間だけ我慢して付き合っておくれ!



小指の先に止まっていたけれど、
手首の方にまで歩いて来た。



光の下で見る緑色の翅がとても美しい。



どれどれ、お顔見せておくれ。





ひゃ~、可愛い!





オデコから背中にかけての、
ビロウドのような質感。
ナデナデしたくなる。





ごめんね、眩しかったね。
付き合ってくれて、ありがとう!

もと居た壁に戻してあげた。

夕方帰る時に見たら、
朝と同じ場所で強風に耐えていた。
薄暗くなったら、
どこかへ飛んで行くんだろう。



今朝見たら、彼女の姿はなかった。