
タケノホソクロバ
( 竹細黒翅蛾 )
マダラガ科の昼行性の蛾で、
大きさは2cm弱。
特に珍しい蛾じゃないけれど、
逢えると嬉しい蛾。

一見、真っ黒クロスケ。
だけど光の具合で、触角などが青く輝く。
その一瞬を見るのが楽しみ。

枯れかけのクローバーに、
頭を突っ込んでいる子を発見。
上の方にまだフレッシュな花があるよ~!

そうそう、そっちそっち。

吸蜜中のタケノホソクロバを見るのは、
今回が初めて!
・・・じゃ、なかった。
過去記事に、吸蜜中の写真が・・・
あ~、記憶力が低下してる~(笑)

この子は、櫛状の触角のオス。
メスの触角は糸状。

この日は、曇っていたかな?

残念ながら、あまり青くは輝かなかった。
別の日に見つけたタケノホソクロバ。

なんか片方の触角が白く見えて、?

え?、なにそれ・・・
まるで、カバーが付いているような・・・

羽化するまで触角を保護していた膜?
そんなのが、あるの~?

それが、羽化した後も外れてないのか?

こんなの、初めて見た~!
蛾の触角には、
こんな保護膜がある(のもいる)のか?

前脚でクシュクシュしたり、
触角をブンブン振り回したりしていたら、
半分ぐらい取れて来た。

ちなみにこの子は、糸状の触角でメス。

もうあと少しだよ、頑張れ~!

このあと何度か、
触角をブィ~ンと振り回したら、
スポ~ンと取れた!
そして、取れてスッキリしたのか、
どこかへ飛んで行ってしまった。
オバサン、
その外れたカバー(?)を探したけれど、
見つけ出すことは出来なかった。
まあ、当然と言えば当然だろう。(笑)
そしていつも後で後悔する。
動画で撮れば良かった、と・・・