13日の日曜日は、ミドリバタケ収穫祭に行ってきました。
場所はいつもお世話になっている右田農園さん。
これまたお世話になりました、ただまき農園さんご一家も一緒に、
自然のめぐみを感謝して皆でいただこう!という楽しい秋のイベントです。
この日は山羊たちも放牧されていて、
なんとも穏やかな光景です。
が、
この日は鶏をさばかせてもらえるということで、
いきなり始まったよ、鶏しごと(@@;)。
鶏舎から連れて来られたニワトリ。
こうして吊るされると、鶏も状況がわかるのか、すごく静かになります。
包丁で頸動脈をすぱっと切りますと、一気に血が流れます。
(その写真は、いろいろ配慮して掲載しましぇん。)
血抜きが終わったら釜のお湯にざぶっとつけます。1分くらいね。
そうすると羽が簡単に抜けるようになるので、
みんなでひたすら羽むしり。
丸裸になった鶏を今度はさばいていくんやけど、
頭も、もちろん顔も、足もそのままなので、
結構勇気がいりました。
とはいえ、こんな貴重な体験なかなかできないし、
何事も実体験!!と思って、挑戦しているわたし。
正直大変な作業です。
関節を外して切り落とす。内臓を取り除く。
部位別に切り分ける。
力もすごくいるし、精神的にもヘビーです。
ふだん鶏肉屋さんやスーパーに並んでいる鶏肉のすべてが、
誰かがこの作業をしてくれているんだなと思うと、もっともっと
鶏の命にも、見えない所で働いている人にも、感謝しないといけないと思いました。
余談ですが、
トサカはコラーゲンのかたまり?で、珍重されるらしいよ。
このあとさばいた鶏でスープをとった野菜たっぷりの鍋を作って、
ただまき農園さんの合鴨農法のお米を使っての餅つきを楽しんで、
お腹いっぱい、な秋の一日を過ごしてまいりました。
今回の経験は自分にとって必要なことだったと思います。
いのちをいただくということを実体験できてよかった。
すべてのものに感謝するということと、
スーパーに並んでいるものが、いかに不自然かということもしみじみわかりました。
右田農園のみなさん、ただまき農園のみなさん、
ほんとうに有り難うございました。