5月10日、今週の日曜日、大河ドラマ”麒麟が来る”を見ました。
ちょうど斎藤道三と息子の高政との闘い、”長良川の戦い”のシーンでした。
道三の最期がドラマチックに描かれ、とても印象的な回でした。
大河ドラマを見た後、あの”長良川の戦い”のあった場所の近くで子供時代、ピアノ習っていたことを思い出しました。
ピアノ教室は、岐阜市。長良川を渡ってすぐのところにありました。
私は小学校4年生ごろ、歴史にちょっと興味を持つようになりました。
毎週教室に向かう時、あぁ、山頂(金華山)にあるお城が道三の城、”稲葉山城”か…、この川が”長良川の戦い”のあった長良川か…、と思って興味深く眺めていました。
岐阜駅からバスに乗って教室に通っていました。
道三ゆかりの「常在寺」もバスの窓から眺められました。
ここには道三のや高政(義龍)の肖像画が残されていました。
ピアノ教室の近くは”道三塚”もありました。
子供時代はなんとなく怖い、立ち寄りたくないところでした。”道三”と聞くだけで、怖いイメージがあったです。
そのころから歴史マニアの集いにも顔を出すようになりました。
マニアさんはみんな大人でしたが、自分のお気に入りの戦国武将の話になると、
もう夢中になり、まるで小学生に戻ったみたいでした。
お気に入りの武将のことを、自分の友達のように語るのが不思議でした。
そんなマニアさんに囲まれて知らず知らずのうち、自分もだんだん染まっていったかも…。
さて、よく歴史小説や歴史ドラマを見た後、登場人物の夢を見ます。
”長良川の戦い”のシーンが放映された日の晩、不思議な夢を見ました。
夢の中で、私の携帯に斎藤高政くんから連絡がありました。
「あぁ、高政さまですか。いつもお世話になっています。昨夜は”長良川の戦い”お疲れ様でしたね。えっ、マムシ…、 いや、道三さまの葬儀やるんですか?」
「今、緊急事態宣言でていますよね。外出自粛要請でているもんで、川を渡れば美濃の国なんですが、まぁ、時期が時期なので、参加控えさせていただきますね。」
高政さま、この時期に葬儀やるの?
ご家来衆や国衆、大勢集まるでしょ。
マムシの毒じゃなくて、み~んなコロナのクラスター感染だよ。
戦国時代の人物から葬儀の連絡がきたなんて、不思議な夢でした。
コロナの緊急事態宣言で、出演予定のコンサートが全部中止になりました。
知らず知らずのうち抱えているストレスがこういう形になって表れたのでしょうか?
いや、こんな時期だからこそ、ちょっとした息抜きも必要かも…。
歴史ドラマの世界にどっぷり浸かって、その世界を満喫したいですね。