今日は12月のピアノコンサートのための
ホール練習をしました。
フルコンサートピアノのある会場へ。
ホール練習は、本番の1か月~2週間前に
ホールで演奏する感覚をつかむように、
演奏するホール、またはそれに近い感じの
ホールを借りて練習することです。
フルコンサートピアノの響きに
圧倒されないよう慣れておく、
ステージのライトを浴びて
緊張しないように慣れておく。
自宅のピアノと響きもタッチも違う
コンサート本番でフルコンのピアノを、
上手にコントロールするのは難しいかも。
でも、事前にホール練習があるといい。
ここに来ると、いろいろ普段感じないことを
感じることができて、とても勉強になります。
例えば、今回演奏するショパンのノクターン。
結構私の得意分野だと思っていましたが
このピアノを弾くと、「まだまだだな~。」と
感じてしまいました。このピアノでは納得の
柔らかい音色を作り出すことが難しい!
自宅では、かなりいい感じになってきたと
思っていましたが、きれいに、私らしく
細かなニュアンスを表現するためには、
さらなる努力が必要と感じました。
半面、モーツァルトなど古典派の作品は
このピアノとあっているのでしょうか、
初めから楽しく演奏できました。
とても収穫のあったホール練習でした。
時間がたっぷりあると思っていましたが、
あっという間に感じました。
12月の本番まで、まだまだと思っても
きっと、あっという間に来ちゃいそうです。
素敵な演奏ができるよう、頑張ります!