久しぶり、ピアノ仲間でランチ会しました。
秋のシーズンのコンサートなどが話題です。
本番、うまく弾けたコンサートもあれば、
まだまだこれからだな~、と感じた
コンサートもあり、秋のシーズンを振り返って
みんないろいろな感想を言っていました。
今日はこんな話題で盛り上がりました。
Aさんは声楽家です。オペラで活躍中です。
「Aさん、声量があるわけではないし、
音域もそれほど広いわけではないし、
技術的にすごいってこともないよね。
なのに、オペラで活躍しているのは
どんな理由があるのかしら?」
「彼女はね。オペラの主役っていう
タイプじゃないこと、わかっていてね。
でも音楽の世界で生きていきたい。」
「主役はなれなくても、脇役なら活躍できる。
自分の強みは演技力だから、それを生かす。
オペラは演技力も必要だから、きっと
オペラの世界で活躍できると思った。
一度、そんな話を本人から聞いたよ。確かに
脇役なのに圧倒的な存在感だったよ。」
「音楽の世界で生きていくには、それも
アリだよね。自分の個性をアピール
していくって、とても大切だね。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/9b/8dbfe56213b17eba6366da454478b0a8.jpg)
「そうそう、ピアノのBさんだって、
独奏だとコンサート本番で緊張しちゃって、
いつも実力を発揮できないみたいだけど
歌の伴奏になると、とてもいいよね。」
「Bさんは歌の方に、最近、高い声が
出ないから、2度下げて歌いたい。
と言われても、歌の方に文句ひとつ言わず、
その場ですぐに、2度下げて伴奏することが
できるそうだね。」
「それに本番前、歌の方が緊張しないよう、
うまくサポートできる人らしい。
これって、貴重な才能だよね。」
みんなそれぞれ、他の人のまねのできない
”何か”を持っているようですね。
じゃぁ、自分の”強味”って何?
案外自分じゃぁ、わからない。
でも、わかるといいよね。
みんなでこれから”自分の強み”を
育てていこうかな、という話になりました。
それには、まず、相手のすごいところを
見つけて褒めることから始めたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4f/65ccc20b28f27702438273b01db7aef9.jpg)
みんなと別れ、お土産に秋の味覚
”栗蒸しようかん”を買って帰りました。
甘さを抑えて、栗の風味がいきています。
充実のランチ女子会でした。