久しぶり、ピアノ仲間でランチ会しました。
秋のシーズンのコンサートなどが話題です。
本番、うまく弾けたコンサートもあれば、
まだまだこれからだな~、と感じた
コンサートもあり、秋のシーズンを振り返って
みんないろいろな感想を言っていました。
今日はこんな話題で盛り上がりました。
Aさんは声楽家です。オペラで活躍中です。
「Aさん、声量があるわけではないし、
音域もそれほど広いわけではないし、
技術的にすごいってこともないよね。
なのに、オペラで活躍しているのは
どんな理由があるのかしら?」
「彼女はね。オペラの主役っていう
タイプじゃないこと、わかっていてね。
でも音楽の世界で生きていきたい。」
「主役はなれなくても、脇役なら活躍できる。
自分の強みは演技力だから、それを生かす。
オペラは演技力も必要だから、きっと
オペラの世界で活躍できると思った。
一度、そんな話を本人から聞いたよ。確かに
脇役なのに圧倒的な存在感だったよ。」
「音楽の世界で生きていくには、それも
アリだよね。自分の個性をアピール
していくって、とても大切だね。」
「そうそう、ピアノのBさんだって、
独奏だとコンサート本番で緊張しちゃって、
いつも実力を発揮できないみたいだけど
歌の伴奏になると、とてもいいよね。」
「Bさんは歌の方に、最近、高い声が
出ないから、2度下げて歌いたい。
と言われても、歌の方に文句ひとつ言わず、
その場ですぐに、2度下げて伴奏することが
できるそうだね。」
「それに本番前、歌の方が緊張しないよう、
うまくサポートできる人らしい。
これって、貴重な才能だよね。」
みんなそれぞれ、他の人のまねのできない
”何か”を持っているようですね。
じゃぁ、自分の”強味”って何?
案外自分じゃぁ、わからない。
でも、わかるといいよね。
みんなでこれから”自分の強み”を
育てていこうかな、という話になりました。
それには、まず、相手のすごいところを
見つけて褒めることから始めたいです。
みんなと別れ、お土産に秋の味覚
”栗蒸しようかん”を買って帰りました。
甘さを抑えて、栗の風味がいきています。
充実のランチ女子会でした。
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