歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

”メロディ朗読”作品、本番に向かって練習中!

2021-08-17 15:02:03 | 創作
8月23日に開催されるお寺のイベントの
ステージで公開する”メロディ朗読”作品。

昨年は、私が朗読と音楽、一人二役で
務めさせていただきましたが、今年は
朗読の方に来ていただけるようになり、
私の演奏と合わせることになりました。





お盆休み中に練習と打ち合わせです。
朗読と音楽を合わせてみました。
今年のお盆は大雨が続いたので
落ち着いてじっくり練習できました。

朗読と音楽のコラボレーション、
名付けて”メロディ朗読”作品は、お寺に
伝わる物語をベースに作成しました。





文章を作るのも、音楽を作るのも素人です。
素人が素人なりに、手間暇惜しまず
楽しみながら作った、手作り作品です。

イベントと言っても、戦国時代の人物の
法要を行うのですが、400年以上前に
亡くなった方なので、”供養祭”と呼ばれ
一種のお祭りとして毎年開催されます。





法要の中で読経とか太鼓の間に、
”メロディ朗読”作品が入ります。
これ、ちょっと珍しいようですね。

さて、朗読の方と音楽とを合わせる
練習をスタートしました。
地元FM局で長年、地元に伝わる民話の
朗読をされていた方です。





いつもお寺にはキーボードを持ち込んで
演奏しています。練習もピアノではなくて
本番と同じようにキーボードで演奏します。

お話は戦国武将の生涯です。そんな
お寺のイベントでの朗読がぴったり、
落ち着いた雰囲気の語りでした。





合わせるのは本当に久しぶりでした。
初めて合わせてみたのに、最初から
思ったよりよくできました。

素人作ったの文章の足りないところは
朗読の方の語りで上手にカバーされる。
そんな感覚がありました。そして、
音楽が入ってお話を盛り上げます。






当日、素敵なステージになるように
これからも練習を重ねていきたいです。





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”メロディ朗読”作品をリメイクしました

2021-08-10 11:09:41 | 創作
8月に開催されるお寺のイベントの
ステージで奉納するメロディ朗読作品、
2021年版にリメイクしました。
文章も音楽も両方、書き換えました。

”メロディ朗読”というのは、造語です。
朗読のバックミュージックとして、
音楽を作って、バックに流すのですが、
朗読と音楽が一体となって、物語を
語っていくように創作しています。

現在、”歴女ピアニスト”としての活動は、
歴史講座や公民館行事がほとんどないので、
こういった創作活動が中心となっています。





お寺に古くから伝わる物語を題材にして、
朗読ステージでお客様に聞いて頂くよう
構成し、それに合わせて音楽を作ります。

お寺に伝わる昔話に音楽を付けるなんて、
簡単そうに見えますが、結構大変です。

不思議なことに、古い歴史を持つお寺は
それぞれのお寺に、”そのお寺だけの昔話”が
あることが多いです。昔話は、和尚さんや
地元の方によって、語り継がれています。





〇〇寺にある寺宝の掛け軸をどろぼうが
盗もうとしたら、掛け軸がうなりだした。
どろぼうは驚いて、一目散に逃げだした。

昔、殿様がいざ戦い!に備えて軍資金を
隠しておいた。その軍資金のありかは?
〇〇寺が目印という殿様の遺言を頼りに、
みんなで探したけれど、見つからなかった。





このように語り継がれた
”お寺のとっておきの話”を
依頼されたお寺のイベントの
ステージで発表しています。

イベント当日、お寺に集まった方々に
朗読ステージ用にお話を再構成して、
情景にぴったり合った音楽を付ける。
それって、結構時間がかかります。

今回、以前の作品をリメイクしました。
岐阜県の古寺を作った武将のお話です。





お寺のイベントでお寺の始まりを紹介。
お寺を作った戦国武将を紹介するのに
武将の一生を一つの物語にして語るのは
どうだろうか?という発想からスタート。

そこで最初、武将の経歴が残されていた
”寛政重修諸家譜”という江戸時代の
資料をもとに3ページの物語を作り、
お寺に古くから伝わる資料をもとに、
1ページの物語を作り、合体させました。





近年、毎年イベントで発表しています。
”史実に忠実”にを大切にしていましたが、
もうちょっと面白くしてもいいかなと
今回、1ページ増やして全部で5ページに。

お話に合わせ、音楽もリニューアルしました。
以前より深みが増したのでは、と思います。

手間がかかって大変ですが、結構
楽しんでやっている自分を発見しました。

8月に開催されるお寺のイベントでは
地元FM局で活躍されていた方の朗読に
私のキーボード演奏のステージとなります。



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”美のない魔女”のタロット占い

2021-08-07 13:48:31 | 日記
ピアノ連弾のパートナーさんは美魔女です。
最近、私たち2人のピアノ連弾ペアを
”ピアノ連弾、美魔女ペア”と呼ぶ方があり、
正直言って、困っています。

私は違う!パートナーさんは美魔女ですが、
私はそうじゃない~と叫んでます!

「じゃぁ、なんなの?」、と言われ、
冗談で「”美のない魔女”です。」と答えました。
「魔女なら、ほうきに乗って空飛べる?」
…というので、「空は飛べないけど、
タロット占いならできま~す。」
…と答えました。

もちろん、冗談です。
タロット占い、正直言って初心者です。
初心者ですから、遊びっぽく
軽~くやっています。

どろどろした不倫の解決とか、
お店や会社の存続に関する問題とか、
人の生死に関わる重~いことに関しては、
「これ占って~。」と頼まれても、
まだ占ってはいけないと思っています。

初デート、どこに行くといい?とか、
これにチャレンジしたいけど大丈夫?
といったことなら、初心者が占っても
結構、当たるように思います。

ところで今日、8月7日に開催される
ピアノコンサート、中止となりました。
コロナ感染者が多くなり、やはり中止。

ピアノコンクールなども、急遽、
会場に集まるのは中止になり、
オンラインでの審査に変わった
ところもあるようですね。

そこで、8月18日に開催予定の
コンサートは開催されるだろうか?
占ってみました。「世界」のカード。
よいカードがでました。





「世界」なら多分、大丈夫…。
何かの完成を意味します。
無事開催されるだろうと判断しました。
開催されることを祈っています。
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ピアノ演奏には”感・根・鈍”が必要?

2021-08-01 15:57:11 | ピアノコンサート
7月も愛知県一宮市、小さな会場での
全体で30分のピアノミニコンサート、
先月に引き続き参加しました。

調律仕立て、よい響きのピアノです。
今回も落ち着いて演奏できました。

コロナ禍の前は、演奏が終わると
会場で、出演者とお客様と一緒に
ティータイム懇親会がありました。

ティータイム懇親会、そろそろ復活か?
…と思いましたが、また感染者が増え、
今回もティータイムなしになりました。

お菓子と飲み物のサービスは
ありませんでしたが、終了後、
お客様との話が盛り上がりました。
まぁ、ミニ懇親会みたいでした。





今日はお客様からこんな質問がありました。
「クラシック音楽の練習って、
毎日毎日、禅宗のお坊さんみたいな
厳しい修行を続けているのですよね。」

一人の出演者さんが答えました。
「そう、ある意味ではそれに近いかも。
でも子供の頃からずっとやってきたから、
”ま、そういうものだ”、”これが普通”、
と思っていますね。」

それに対して、お客様が続けます。
「ピアノを習っていた時、厳しい先生がいて、
”その音じゃない!”って10回ぐらい繰り返し
注意され、”音、あっているのになぜ?”、と
いやになっちゃったことがありました。
これって何が悪かったのでしょうか?」

出演者さんが答えました。
「この場合、”その音”が間違っていたのではなく、
”出した音のイメージ”が先生の思うイメージと
違っていたのでしょうね。」

「先生の説明がちょっと足りなくて、
生徒さんに、先生の思いが充分
伝わらなかったように思います。」

「”もっとゆっくり打鍵して
豊かな響きを感じて”とか、
”もっとキレのあるはっきりした音を
イメージして”とか、より具体的に
アドバイスされるとよかったかも。」

「昔の先生は今の先生に比べて、
あまり親切じゃなかった面があるかも。
これも時代の変化なんでしょうね。」
そんな話もありました。

またお客様からの質問です。
「レッスンでダメ出しばかりで
いやになったこと、打ちのめされたこと
そんな経験はありませんか?」

私が答えました。
「あります、あります! ショパンの
バラードの3番を弾いた時に、
先生にこんなことを言われました。」

「ここは水の精の優雅な舞いをイメージする所。
あんたの演奏は”かっぱのラジオ体操”みたい。
表現、幼すぎ。この曲演奏するのはまだ早い。
もっと大人になってからにしましょう。」

「あまりにドンピシャな厳しいお言葉に、
が~んと打ちのめされるのを通り越して
先生と二人で大笑いしてしまいした。」

「でもそこで諦めるような私じゃぁない!
もう一度タッチとか、間のとり方、
ペダルの踏み方など自分なりに工夫。
なんとか自力で、”かっぱのラジオ体操”から
脱出しました。先生の厳しいお言葉の
おかげだと思っています。」

お客様が言いました。
「そう、なんでもあきらめず、
プラスに捉えて努力するって大切ですね。」

「そう、いつも先生は、音楽には
”感・根・鈍”が必要と言っていました。
あなたは多少のことにも落ち込まない
”鈍感力”があることだけ”が取り柄です。

”鈍感力だけ”が取り柄と言われてしまって、
先生に褒められているのか、
けなされているのか微妙なところですが、
とりあえず、プラスにとらえて
前に進みました。」

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