コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。
秋のコンサートシーズンがスタートしました。
秋シーズンの最初のコンサートは豊明です。
開催まで波乱万丈だった豊明コンサート。
これまで、ずっと一緒にピアノ連弾で
出演していた”永遠の名古屋嬢さん”。
今回、出演の都合がつかなくなりました。
主催者さんの勧めで、別の出演者さんと
ピアノ連弾することになりました。
そんな中、私もコンサート当日
法事の予定が入ってしまいました。
どちらを選ぶか、本当に困りました。
主催者さんに、どうしてもと頼まれ
法事は主人に任せ、コンサートに
予定通り出演することにしました。
そこへ、もう一人の常連出演者さんも
開催直前になって、まさかの体調不良で
出演辞退することに!
ピアノ出演者3名の他、主催者さんの
お友達の声楽の方に1曲だけ
歌ってもらうことにして、全体で
60分のプログラムにしました。
印刷物を作り直したり
急にMCを頼まれ、楽曲を調べたり
直前までバタバタしていましたが、
当日のコンサートで、そんな舞台裏を
見せちゃぁいけないですね。
コンサート当日は天気予報では雨でしたが
昼からは、からっと晴れてよい天気です。
開場時間前から、ホール前には
たくさんのお客様がおいでになり、
本当に驚きました。主催者さんが
頑張ってPRしてくれたみたいです。
コンサート開演時間になりました。
ピアノ連弾、今日の共演者さんとは、
音がよく調和し、とてもきれいな
響きになっているようです。
ウン十年ぶりにステージで演奏する
ベートーヴェンの”32の変奏曲”。
ステージで入りを含め10分以内に
収まるよう、原曲をカットして演奏しました。
カットした部分が不自然にならないか
心配したのですが、大丈夫でした。
プログラムはとても順調に進み、
あっという間に終了時間となりました。
本当にいろいろトラブル続きでしたが
乗り越えて演奏することができました。
たくさんの方々から暖かい拍手をいただき
出演者一同、感激!ありがとうございました。
時々弾きに行っている一宮駅ピアノ138。
一宮駅に設置されたシュベスターのピアノは
現在、修理中です。その間、白いエレガントな
アップライトピアノと交代しています。
最近、一宮駅の構内にはもう一つ、
目を引くものが登場しています。
「承久の乱を勝利に導いた地、一宮」
のPRボードが設置されました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終盤を迎え
ラストの承久の乱に向かって、話はどんどん
進んでいるようです。
承久の乱の時、木曽川を挟んで幕府軍と朝廷軍が
激突しました。戦いの前、幕府軍は一宮市にある
真清田神社で軍議を開いたそうです。
木曽川の戦いで幕府軍が圧倒的勝利を収め、
承久の乱を勝利に導く大きな成果を上げました。
時々コンサートや駅ピアノ演奏で立ち寄る
一宮です。真清田神社にも参拝しましたが、
承久の乱の勝利に関係していたとは!
さて一宮の駅ピアノ138もそろそろ
修理完了で、近々戻ってくるようですね。
ではそろそろ、代わりに設置されている
白いアップライトピアノも弾き納めか?
では、秋らしく涼しくなってきた今日、
このへんで、一度弾きに行きましょう。
あら~、今日は一宮駅、すごい混雑です。
駅の商業施設「アスティ」がこの日、
リニューアルオープンしました。
新しいお店がいっぱい誕生しています。
では、「アスティ」のリニューアルを
お祝いして、1曲、演奏しましょう。
曲は「鎌倉殿の13人」メインテーマです。
「鎌倉殿のゆかりの地」での演奏ですね。
今日は「アスティ」オープンで賑わっていて
聞いて下さる方々も、とても多いです。
「もう1曲!」とお客さまに進められ、
ショパンのノクターンも演奏しました!
さらに、「もう1曲、リクエスト~!」
モーツァルトのトルコ行進曲まで
思いがけず3曲も演奏してしまいました。
勝手に「オープン記念祝賀演奏(?)」
「アスティ」リニューアルオープンに便乗して
本当にたくさんの方に聞いていただくことが
できました。お買い物の途中に、足を
止めて聞いて下さった方々、本当に
ありがとうございました。感謝です!
2022年10月16日(日)午後3時開演
愛知県一宮市木曽川文化会館ホールでの
「秋のピアノ勉強会」に参加します。
今回の「ピアノ勉強会」は、ホールで
一応、コンサートのかたちで行います。
「ピアノ勉強会」というとどうしても
堅苦しいイメージがありますよね。
でもこの会はちょっと違うんです。
「コンサートで出演者側がお客さまを
積極的に動員しなくてもよい」
「出演者はドレスを着て演奏しなくても
OK 普段着で気軽に参加できる」
「ストリートピアノで演奏する感覚で
演奏してOK ホールだからストリート
ピアノより条件がいい 座って聞ける」
という自由な会です。
「それぞれの出演者が研鑽の場の
1回として活用できるように、そして
演奏を楽しむ場として欲しい」との
主催者さんのことばでした。
もちろん入場無料です。
この勉強会、出演者はさまざまです。
出演者のピアノレッスン生のお母さんから、
コンサート経験豊富なピアニストさんまで。
自分の長年のレパートリーの中から
30年以上弾きこんだ曲を演奏される方、
7月になってから演奏する曲の楽譜を買って
練習をスタートされた方もあります。
いろいろな方の音楽を聴けるのも、また
面白いですね。
出演者の一人として、コンサート
とても楽しみにしています。
今日は気分転換に小旅行です。
すっかり秋らしくなって、
お天気もよく、愛知県犬山市
犬山城下町に行ってきました。
観光地として超人気の犬山は、
たいへんな賑わいです。
城下町メインストリートに行く途中、
文化教室のレトロな建物がありました。
ここでは日曜日だけ、バザーをやります。
100円200円の古着もありました。
また教室のピアノをストリートピアノ
として日曜日だけ一般公開しています。
YAMAHAのアップライトピアノです。
ここは人通りが多い場所です。
ピアノ、さっそく弾いてみました。
音をコントロールしやすいピアノでした。
外を歩いている人たちもピアノの音に
立ち止まって、演奏を聴いて下さいました。
暖かい拍手をいただきました。
実は犬山はこのあたりに、3つも
ストリートピアノがあるのです。
1つ目は前にご紹介した”犬山キャスタの
ピアノ”。2つ目はここ”文化教室のピアノ”です。
3つ目は、”神のまにまに本町茶寮別邸”
のピアノです。1つの観光ゾーンに3つも
ストリートピアノがあるとは珍しいです。
”神のまにまに”は人気のカフェ、スイーツの店。
表には素敵な照明が輝くお部屋があります。
裏に回ると、白いグランドピアノのある
お部屋があります。KAWAIのピアノでした。
ここでも、さっそく演奏します。
表の部屋は満員でしたが、ピアノの部屋は
誰もいませんでした。お客さまがいなくて
ちょっと残念でしたが、表の部屋にも
ピアノの音はよく届いていたようでした。
この部屋には他に誰もいなかったから、
合計3曲、20分ほど弾いちゃった。
このピアノ、思ったよりよく響きます。
よく響くので静かな曲が合うみたいですね。
ピアノは3か所あっても、1台1台
みんな別の個性を持っていて、
弾き比べするのも面白い体験でした。
2022年、大河ドラマ”鎌倉殿の13人”も、
あと最終回まで3か月を切りました。
このドラマのメインテーマを演奏する
チャンスも、あとわずかとなりました。
そんなところに、10月に思いがけず
演奏のチャンスがやってきました。
”招き猫”にお願いした効果かしら?
10月23日(日)、岐阜クララザールでの
秋のピアノコンサートに出演予定です。
このコンサートではモーツァルトのきらきら星
変奏曲とベートーヴェンの変奏曲を演奏します。
そのコンサートで、昨年に引き続き今年も
演奏終了後に、アンコール代わりの
”お楽しみプログラム”をやろうということに!
”お楽しみプログラム”は、お客様から
好評だったとのこと。このコーナーなら
ジャンルを問わず演奏できますから。
「”鎌倉殿”と”マツケンサンバ”どうですか?」
とコンサートお世話役さんから連絡がありました。
「もちろん!喜んで演奏させていただきます。」
TVドラマの曲はコンサートホールで弾く
チャンスはまずないだろうから、
これからストリートピアノで何回か
演奏してみようかと思っていました。
コンサートホールでも演奏するチャンスを
引き寄せることができて、とっても嬉しいです。