舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

夏の夜のワークを、品川にて

2010-07-30 18:09:47 | ワークショップ


楽しくいきましょう!


子供が遊ぶように。
無責任に。
無邪気に。
公園でゲームをするように。

真面目くさって、むっつり構えるよりも、
ちゃらんぽらんにっ。



床のタイル踏み。



違う色を踏んでく。

四角いマスごとに踏んでく。

マスの並ぶ線の上を踏んでく。

ひとつおきに踏んでく。

斜めに踏んでく。

右足はマスを、左足は線上を踏んでく。

3歩ごとに線をまたいでく。

またぐ足を変えてみる。

必ず方向転換は90度にしてみる。

1歩、2歩、3歩ごとに方向転換する。

それを繰り返してみる。

3歩、2歩、1歩、とかにもしてみる。

もっと。1、2、3、4、3、2、1、とかにもして、繰り返してみる。

やりながらも、人にぶつからないようにする。

そのためには、足元ばかりを見ないようにする。

また、そのためには、歩みのテンポに気をつける。

人にぶつからないテンポ・視線が、動きの、歩みの呼吸を生んでいる。

場所を変えると、タイルの歩幅も変わるので。



ちょっと、頭も疲れてきたので、ルールを変えて。

ショーウインドーの、陳列棚の幅を、3歩で、あるいは5歩で、移動しながら眺めてみたり。




人の流れに身体のリズム。
街にあわせて心の呼吸。
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前回は、午後のワーク@武蔵小杉

2010-07-30 17:10:48 | ワークショップ


気づくともう先々週末の事、覚え書きです。




何度も立ち寄るけれど、
居場所なく感じていた武蔵小杉。


新興マンションの狭間に、のどかな公園スペースが。
日差しの強さも、建物の深い影に囲まれて、時に涼やか。



陽に暖められた木の床に腰掛けて。
手で体に触れてマッサージするように、
身体の内側で、身体の内側をマッサージする。
触れてるもの同士の転がしあい。



そうしてそれを、体の外に触れてる部分に広げてゆく。

ももの下の床の暖かみ。
寝転がる背中へ。
うつぶせになるお腹にも。

身体の奥底から動く尖端まで、ずっと伸ばして。
深く伸びやかな動きへと。

深く伸ばす。
が、
呼吸となり、リズムとなる。
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