舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

新月のワーク。博多にて。

2014-04-04 00:19:30 | ワークショップ


珍しく平日の夜に、開いたワークショップ。

この博多での舞踊ワークは3回目になります。
今回も、博多でヨガのインストラクターをつとめながら踊っている鶴田薫さんの尽力による開催。
たまたま、いろんな都合で決めた開催日が、平日の夜。
そして、
この日は、新月でした。

会場が、なんとオープンしたての個人スタジオ。
その名を「shake ☆ hands!!」といって、本格オープンはこの5月から。
今回は、そのプレ・オープン企画となりましたっ。
(^○^)
集まっていただいたのは、みなさんダンスやヨガやピラティスの講師ばかり、
いや、
これも、
たまたま、そぉなっただけなのですけれども。



自己紹介から、
「いまここにある」ことや、「いまここで起きている」ことへと意識を向けることへ。

実は、はじめの意図としては、
オープン間近のこのスタジオのお祝いに、皆でこの空間と踊る、事と、
始めて出会う人々でもある参加者全員とで、同時に踊りあう瞬間を作る、事と、
なんて思っていたのだけれど、
皆の興味まかせの展開に委ねているうちに、
自然と「事」は起きてゆくものなんですね。

会話の中に、そのヒントがあったり、
空間の持つサインやら、
それを他の人がどのような眼差しで見ているのかに注目することや、

そうこうしているうちに、

突然の暗闇の瞬間!
そうして、室内にいるにもかかわらず、満天の星空に包まれる。

その、暗闇の中で過ごす時間の中で、
だんだんと人との距離や、
あたたかさや、
会話、
ふれあい、
消えてゆく恐れ。

次に窓を開けた時の、差し込む光が生む影のダンス。

もしかしたら、もう少し踊り足りなかったかなぁ、と思いながら、
まずは気づきが生まれたこの時間を大切にしたくて、
ワークを閉じました。

新月である事は、最後に明かしたのですが、
やはり女性にとって、天体の運びは感性の基となるのか、
それを象徴するような展開となりました。



ユニークなのが、
終わってからの、
ソーキそば・おにぎり・みかんでのお食事パーティ!!
アットホームなスタジオの環境ゆえの、
暖かなひと時。

外には満開の桜。

前日まで公演やライブ本番であったり、
次の月から仕事が新しくなる方もいたり、
変化の真っ只中での、
特別なワークとなりました。

素晴らしい、未知との不可解な体験。
そんな時間を許してくれた、
皆様に感謝!

ありがとうございます~!!

2014年3月31日
福岡市南区平和
ダンススタジオ「shake☆hands!!」にて
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