安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

未来の自分へ

2012年08月04日 | 月刊ブログ
 12色の色鉛筆では、とても塗れそうにないほど、抜けるような青空、真っ白な雲、道端のひまわりの濃い黄色。
 幼いころは、夏休みには絵日記をつけていましたが、毎日の天気と気温を書く欄には、30度をオーバーする日は、ひと夏に確か、二、三日だったような気がします。
 先日も関東の内陸部では37度を記録したと、報道されていました。やはり、地球温暖化は必至なのだと不安になりますね。
 とにかく、夏、真っ盛り!です。
 
 今日も、オリンピックから目が離せません。
 日本を代表して、重圧の中、見事にメダルを勝ち取った選手たち、メダルには届かなかったけれど、ベストを尽くしてがんばってくれた選手たち。見ている私たちに感動を与えてくれました。
 
 体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村選手のインタビューがおこなわれていました。「試合当日朝、正直あまり良くはないないのかな、なんて思ってました。僕は山室選手と同じ部屋で、足に大きな包帯を巻いて寝てる山室選手を見て、本当は一緒に出る予定だったんですけど、出られなくて僕も悔しかったし、彼が一番悔しかっただろうなと。その寝てる姿を見ながら、「お前の分まで頑張ってくるわ」という気持ちでやる気を上げましたどこまでできるか分からないですけど、できる限り自分の限界に挑戦したいなという気持ちはあります。」
 個人総合戦当日の朝、競技中に負傷をしてその後の試合に出られなくなった学生時代からのライバルであり信頼できる友のことを考えることのできる内村選手に、真のスポーツマンシップを感じたのは、きっと私だけではないでしょう。
 結果は、必然と付いてきました。同じ長崎県民として、いえ、日本人として誇らしく思います。

 「今の自分は、過去から積み上げてきたもので作られている自分。」
 そうしたら、今は、5年後、10年後の自分のために、自分を磨いて日々挑戦していかなければならないんだと思いました。ただ流れに任せて日々を送るのではなく、少しだけ奮起して未来の自分が充実した人生を送れるよう、今がんばってみることが大事なのだろうと思います。
 何もしなくても一日だけど、新しいことをはじめたり、周りのことを見てみることで、自分が必要とされていることに気がついたり、その人に手をさし伸べてみることで、逆に本当の自分が見えてきたり、自信につながったりすることもあります。
 自分の範囲を決めてしまわずに、どこまでも伸びていけると信じるモチベーションとエネルギーで、思いもかけないパワーが出てきます。

 毎日慢性寝不足の状態が続いていますが、4年に一度のオリンピックに出場しているアスリートたちの姿を見ると、ここまでの言い尽くせない努力と、自分との戦いを制してきた精神力を感じずにはいられません。このオリンピックの場に立っている彼らには、過去から積み上げてきたパワーが溢れているのが見えるようです。
 そして、なお彼らは、まだ限界に挑戦すると、未来の自分に向かってスタートしているのです。
 
 力をもらいました。やる気をもらいました。そして、私自身の未来について少しだけ考えてみることもできました。
 いくつになっても未来の自分を諦めずに、よりよい自分に成長して、幸せな人生を歩みたいと思うオリンピックウイークでした。
 サッカーもバレーボールも陸上も、まだまだがんばってほしいですね。

 今月の花は、ペチュニア。形が朝顔に似ていて、懐かしい夏休みのにおいがします。
 
photo by mizutani

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