
飛魚だしで仕込んだ島根県産天然茎わかめと海藻のスープ
のど黒だしで仕込んだ島根県産天然茎わかめと海藻のスープ
島根県産天然茎わかめと海藻のスープ
島根県産天然茎わかめと野菜のスープ
秋に島根県に遊びに行った記事は先に書きましたが、そのときお土産にスープを買いました。私には観光地のお土産物屋さんってなんとなく近寄りがたいものがあって、人にお土産を買うのならまだしも、「名物に美味いもんなし」とか言うし、どうしても買ってみたいものにはなかなか出会えません。甘いもんに興味が持てないということも、たぶん多くの人とは違う点かもしれません。お土産物屋さんよりもむしろ、その土地の人たちが平素に買っているものという意味では、土地土地のスーパーマーケットのほうが面白いと思っています。
そんな私が、出雲の道の駅ご縁広場にある、出雲物産館で買ってしまったのが、「飛魚だしで仕込んだ島根県産天然茎わかめと海藻のスープ」です。パッケージングに派手な色使いをしていなかったかもしれません。お弁当には汁物がほしいと思うタチなので、買ったのかもしれません。
これが結構、おいしい。派手さはありませんが、やさしくふぅわりした出汁と、海藻のマッチングがとてもいいです。大事に大事に飲んだものの、15袋入りはやがて空になる。
これを買いにまた何百kmも走るわけにも行かず…。試しに検索をかけてみたら、製造元のサイトに当り、ネットでも買えることがわかりました。製造しているのは出雲市よりもまだ西、大田市にある海産農産物加工販売会社でした。さっそく、注文をしますが一定の送料がかかるので、上の4種類を注文。ほどなく段ボールが届いたのでした。
それぞれ、味の違いはあるものの、「やさしくふぅわりした出汁と、海藻のマッチング…」という点では同じ。会社へもっていっても何名かの人に配ってみました。これが結構評判がいい。嬉しいことに、「どこで買えるの?」と聞いてきた人もいます。1日に2食食べたという人もいました。
うれしいスープに出会えました。
改めて、4種類のスープを並べて眺めてみると、パッケージングの妙を感じました。パッケージの色に有彩色をほとんど使っていません。地味な色合い、商品として並んで目立つことよりも、食して安心というイメージを持たせる色合い。どれも、「島根県産天然茎わかめ」がキーワードになっていて、地域の素材と「天然」という魅力ある言葉。もちろん、味も良いのですが、なにしろ、ユーザーには手に取ってもらって、買ってもらわねば、商品として成功しません。うまく考えましたね。
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