ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

グランスノー奥伊吹

2020-02-29 19:16:10 | PiTaPaより遠くへ

  記録的な暖冬のようです。冬が来ないまま春がやってくるような季節巡り。スキー場ではどことも雪乞いの成果が表れず、機械の力でどうにか部分的に営業している2月下旬。長野五輪の会場となった飯綱高原スキー場が営業終了となり、島根県のアサヒテングストンスノーパークは今シーズン一日も営業できないまま、閉鎖するというニュースも入ってきました。

 30年近く通っている(せいぜい1シーズン1回か2回ですが)奥伊吹スキー場は、今シーズンから名称を変更し、グランスノー奥伊吹になったそうです。グランはフランス語かイタリア語でしょうし、スノーは英語。奥伊吹は漢字書き。なんか変だなとは思いますが、各国語寄せ集めも珍しいことではありません。 

 こちらも雪不足のようで、2月に入っても営業できない日があったようです。長野オリンピックの年に、奥伊吹が2月後半で営業を打ち切ったというのは私の記憶に残っていますが、その年以上の雪不足ですね。今回私がグランスノー奥伊吹に出かけたのは、2日前に珍しく大雪が降ったという日で、彦根辺りを国道沿いでは、除雪をして集めたところにはまだ雪が解けずに残っているという状態でした。

   いつものように三島池から伊吹山を見上げる。なんとも頼りない2月の風景です。

   で、たどり着いたグランスノー奥伊吹。目に入る景色は前シーズンとほとんど変わっていませんでした。変わったところを探してみると…

  •   スタッフのウェアがベージュと黒の二色の渋い、グランスノーと文字が入った、オンヨネのものに変わった。
  • スタッフがID(名札)をぶら下げるようになった。

  • DJのブースが何10メートルか移動した。ゲレンデ側から見てセンターハウスの右側にあったのに、左側に移動し、もとブースがあった場所は女性用レストハウスになっていた。(女性の集客には、トイレが足りなかったということですな)
  • ちびっこゲレンデがキッズパークと名前を変え、グリーントンネルの下部に移動した。
  • スキー場への登り道の案内が、新しくグランスノーのものになった。

   あとはそのまんま。玄関部分であるセンターハウスの面構えも、奥伊吹スキー場のまま。

   極めつけはクワッドリフトの降り場にほど近い、寒風吹き抜ける汲み取り式の簡素なトイレが撤去されずそのまま残されていること。グリーンシーズンに必要とかの理由はあるんでしょうね。

   もうひとつ変わったこと。ゲレンデやリフトの呼び名が変わってややこしい。もっとも私のような一人で行く者には、だれかと待ち合わせをするわけでもなく、問題ありませんが。

  よく眺めてみると、コース名とリフト名を一致させようというルールのようです。

   旧ゲレンデ名・旧リフト名→新ゲレンデ名・新リフト名の順で書き出します。

  • 第一・第一ペア   →   ファミリー・ファミリーペア
  • しゃくなげ・第8パラレル   →   パラダイス・パラダイスペア
  • 栗の木・第2ペア   →   モンブラン・モンブランペア
  • 栃の木・第3クワッド   →   バラエティ・バラエティクワッド

という具合です。

   初、中級者コースなのに、上級者コースである天狗岩コースを滑れる人しかたどり着けないブナ林ゲレンデはスカイビューコースとなり、そこに架かる第11ペアリフトはスカイビューペアと名前を変えました。(もちろん、この時期にこれらのコースは滑走不可です)

 

 ちょうど昼ごろにゲレンデに着いた時のクルマの外気温計は8℃。おとといの雪がまだ締まったままで、今シーズンにしては状態もよく、私のような永遠の初級者にも滑りやすい状況でした。この日オープンしているのはベースになるファミリーゲレンデとその上部であるパラダイスゲレンデ、そしてバラエティゲレンデの3ゲレンデのみ(強いて言えばキッズパーク)。ちょっと物足りない斜度という気もします。14時過ぎには雨が降り始め体が冷えてきたので、早めに切り上げて帰りました。クルマの外気温計は4℃まで下がっていました。

 私にとってのシーズンイン、そしておそらくシーズンアウトの1日になってしまうんでしょうね。

 グランスノーっていっても、あんまり変わってへんやんと思って、登り道の案内板の画像を見直す。すると、GRANSNOWOKUIBUKIと奥伊吹スキー場の併記となっていることに気づきました。そうか、当面の間は両方をうまく使い分けるつまりなのだなと思いました。WebサイトのURLも、https://www.okuibuki.co.jp/ですものね。

 新幹線の写真でも撮って帰ろうと思ったのに、伊吹山は霧に包まれて…寒そうです。

 

 さて、帰宅して数日。奥伊吹スキー場では、ski lineというサービスがあって、リフト券に使うICカードの番号の使っても本人のゲレンデの行動がわかるというものでした。要はリフト乗り場の通過時刻を記録して集積しているわけです。ski lineについては、この記事で触れています。

 今年も、リフト券の番号を入力しようとページを開いたら…奥伊吹スキー場もグランスノー奥伊吹も、選択肢のなかにないのです。かつては志賀高原やニセコもski lineのサービスをしていたのに、そもそも国別の日本という選択肢がなくなっている。過去に入力したデータは閲覧できるのです。新規の入力ができない。日本のスキー場は手を取り合ってski lineにそっぽを向いたのかな。ということはさ。私はski lineの自分のページを更新するには、海外のスキー場まで出向く必要がうるということ。ぜ、ぜっ、絶望的です!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山陰プレミアム | トップ | 児島屋長右衛門 特別本醸造... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

PiTaPaより遠くへ」カテゴリの最新記事