ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

テレワーク 「未来型労働」の現実

2009-03-12 20:52:09 | 読んだ本
 先日、ある友人がこのブログを指して、「ほら、あんたのあの食べもんブログ、…」と言われたときには少しショックでした。決して食べ物の話題ばかりではないぞと思って、改めて振り返ってみると、ここしばらくは食べ物と酒の記事ばかりが続いていて反省をしました。文化的な記事もたまにはあることを知らしめるために、今回は本の話題。

   昨年の秋だったかに、うちの会社がwebページ作成を委託している会社の営業の方と話す機会があって、彼によると会社ではページ制作はせず、テレワークによって在宅で仕事をしている人たちが制作しているのだそうです。請負契約によって多くの場合は主婦が分担して仕事を処理するという仕組みだと聞きました。
   そのとき聞いた"テレワーク"という単語がずいぶん今風な印象で記憶に残っていたのですが、先日、本屋でまさにピッタリなタイトルの新書を見つけたので買ってしまいました。
   筆者は、テレワークを
「情報通信機器の活用を前提に、従来の職場空間とは異なった空間を労働の場に含みながら、業務としての情報の製造および加工・販売の全部あるいは一部を行う労働の形態」
  と定義づけています。 テレワークにはどんなカタチがあるのかといえば、
  • 在宅勤務型
  • モバイルワーク型
  • 在宅ワーク型
  • SOHO
 の4つに筆者は分類しています。
  その中で私が一番興味があるのは、上のような経緯から在宅ワーク型です。
  主婦が家事や育児や介護と仕事とを両立させるのは現実はなかなか難しいことのようです。"電脳内職"と揶揄されることもあるのだそうで、在宅ワークの志望者は多いけれども、それらの人々に行き渡るほどの仕事がなく、結果的に過酷な仕事の割には待遇が低いという現実があるらしい。CG作成とかソフトウェア開発、ウェブデザインなどは比較的高額(といってよいかどうか)になるのですが、昼寝をしているほうがマシと思えるような低い待遇のものもあるようです。
  ちょうどこの冬、派遣労働者の辛い現実がクローズアップされました。そんな話題と在宅ワーカーの現実がクロスしているように思えました。
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