たんすケータイあつめタイ

　締め切りが近いことを思い出して古いケータイ3台を持ってヤマダ電機に行きました。簡単な書類に記入して、シルバーコース応募券3枚をもらいました。ここで安心してはいけません。ちゃんと客の目の前でケータイを壊さなきゃならないんです。

「失礼します。では穴を開けさせていただきます」

と、若い女性店員さんが書類に穴を開ける大型パンチの親玉のような機械を取り出して、果敢にケータイを挟んで穴を開けようとするのですが、何しろこいつは完全な手動です。女性の力では少し足りないみたい。 こちらはこちらで、かつて世話になったケータイに穴が開けられるのが心が痛む。

「痛々しいものですね。」

と言うと、本当に申し訳なさそうに謝る心優しい店員さん。
　ケータイ電話は都会の鉱山といわれているそうですね。レアメタルが回収できる。これまでも使わなくなったケータイをリサイクルしたいとは思っていたのですが、機会がなくて持ったままでした。これで3台分の協力ができたわけです。 家に帰って、応募券を当選を確認すると1枚だけ当たっていました。古いケータイ3台を提供して1000円もらえるわけですね。
　金額より、眠っていたケータイがリサイクルの旅に出たことをうれしく思いました。

たんすケータイあつめタイ 
ヤマダ電機公式サイト