ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

奥志賀スーパー林道

2013-10-26 08:59:41 | PiTaPaより遠くへ

  群馬県の万座温泉から長野県に戻ってきました。先ほどよりはクルマも人も多くなっています。下界から上ってくるクルマ、バイクとどんどんすれ違います。驚いたことに自転車で坂を上ってくる兵もいます。見上げた人もいるもんだ。
  学生時代に理科で習った森林限界というやつでしょうか。2000mを越える横手山や渋峠あたりは針葉樹と笹ばかりで森というほどのものがありません。したがって紅葉も黄葉もありません。熊の湯あたりまで下りてくると落葉樹が増えて森林という風景になります。


  私にとっては雲上の特別な道路であっても、多くのドライバーにとってはふつうの田舎の、または山の上の道路のようで、国道上ながら適当なスペースがあればクルマを停めて景色に眺め入ったり、写真を撮ったりしています。早朝からハイキングの一団もいます。志賀高原をスキーエリアとしか認識していなかったのですが、ハイキングコースもたくさん整備されているのですね。
  誰かがクルマを停めていると初心者は、「何かあるに違いない」と思ってどんどん停まるクルマが増えます。反対に、クルマがみんな去ってしまうと誰も気づかずに走りすぎてしまうようです。


  私も駐車できそうなスペースを見つけて少し歩いてみることにしました。三角池(みすまいけ)という池の周りを一周してみました。ちゃんと整備されています。いいところですね。気持ちよくハイキングできる季節にまた来たいなと思いました。

  クルマに戻って下ると志賀高原の中心、蓮池。そこから右折して奥志賀スーパー林道を走ります。焼額や奥志賀へ向かう道路です。五郎兵衛というホテルが目に入りました。20年ほど前に、たった一度スキーにやってきたときに泊まったホテルです。 この辺りに来るとまた紅葉の様子が違います。赤い色が増えてくるのです。「赤や黄色の色様々に…」と口をついて出てきます。


  トンネルをいくつか越えて、一の瀬あたり。冬場は瀟洒に見えるホテルなどの建物たちも、この季節にはなんとなく無骨に見えます。もう二月もすればウインターワンダーランドに変わるでしょう。やはり蓮池から横手山方面は国道、こちらはスーパーとついていても林道、野沢温泉村や栄村まで続いてはいるのですが、クルマの量がまったく違います。


  志賀高原プリンスホテルの西館はスキーシーズンのみの営業です。こっそりゲレンデに入ってみましたが、夏場のゲレンデってとても不思議な雰囲気です。


  この辺りを走っているのは、紅葉の写真撮影が目的のクルマか、大型のバイクのようです。服装も装備も重厚です。途中で関西ナンバーのクルマ2台が停まっていました。初老の写真愛好家グループらしい。今年の紅葉はもうひとつだとか、秋山郷はどうだとか…。
  奥志賀のスキーエリアを抜けて、野沢温泉村方面にクルマを進めます。林道とはいっても、乗用車同士がすれ違いに困るようなことはありません。安心して進めます。時折クルマを停めて、写真を撮ったりします。

  野沢温泉方面に行ってみたかったのですが、二輪車のみ通行可と書かれていたようなので、木島平村へ下りることにしました。その途中でカヤノ平という湿原のようなところがあり、その先にはテントがいくつか。キャンプ場です。町中の小布施でも今朝は寒かったのに、こんな中でもキャンプを楽しむ人たちがいるのですね。オートキャンプ場は至れり尽くせりのところが多いですが、ここはまるっきり自然の中のキャンプ場のようです。


  ここから一気に下って木島平村へ。
  道路沿いの農家の店舗でお土産用のりんごを買いました。道路沿いで簡素な小屋を建てて農家が果物を売っている場合は、店番はなぜかおばあさんですよね。
  今回のベースである、道の駅オアシスおぶせにもう一度戻ってみました。三連休の最終日、やはり車と人でごった返しています。駐車スペースをみつけるのも一苦労。先の記事で書いた工事関係のワンボックスはやはり同じ場所で駐車されたままでした。

(おしまい)


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