ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

スキー場に行く(4) ~悲しい閉店~

2013-03-04 07:03:58 | PiTaPaより遠くへ

  三島池からのきれいな伊吹山は見ることができませんでしたが、奥伊吹スキー場からのパノラマを見ることができて満足でした。写真を撮ったり、景色を眺めたりばかりしていたので、あまり滑りませんでしたが楽しかった。

  スキー場の営業終了間際までいたら、琵琶湖の真っ赤な湖面が見えたかもしれないと思いながら、3時半ごろには帰る気になってしまいました。レストラン前には、夥しい数のスノーボードが置かれています。ちょうど、セリを待つマグロたちが並べられている市場のようです。スキーヤーだけの頃は、こんな景色はなく、みんな板を立てたものですが、スノーボードではスキー板用の台?では収まりませんからね。ボーダーのマナーの問題にしてしまうのもよくありませんが、何かいい方法はないでしょうかね。

  そのボーダーたちが列を作っている景色が見えました。何のために並んでいるのだろうとその先を眺めると、圧縮エアを使うためのようです。自分の板の雪や水分を飛ばすため。板を車内に入れて帰るには車内が濡れないようにということなんでしょうか。

  一昨年だったか、リフト券を返却せずに駐車場まで戻ってきてしまい、返却のためにゲレンデまで行った、切ない経験があります。ちゃんと忘れないように返却して、保証金の500円を返してもらって…、その前に写真を撮っておきましょう。

  ずいぶん久しぶりのハイシーズンの休日スキー。信号のある麓までは順調に下ったものの、信号待ちでは長い列となりました。その信号の向こうにはいつも行く伊吹野そば。そばを食して帰ろうとするスキーヤーで、このそば屋さんも混んでいる模様。今日は寄らずに帰りましょう。

  そうそう。実は、ひとつ気になっていたことがあるのでした。米原インター入り口にある忠太郎食堂の様子が変でした。もとより日曜日は定休日のはずなのですが、今朝通りかかったときに、何となく人気(ひとけ)が感じられない。それで、帰りに通ってみたら、入居者募集の張り紙。貸地とも書かれています。えっ、閉店?最初に連れて行ってもらってから約20年。そんなに多くは入りませんでしたが、いつも通りかかるたびに気になる忠太郎食堂。閉店になっていたとは、悲しい話です。帰って検索をかけてみると、昨年の3月15日に書かれたツイッターに「閉店している」という記事が見つかりました。おいおい、忠太郎食堂に最初に連れて行ってくれた友人と、昨年の3月18日に奥伊吹スキー場に行った時に、店の前を通って、「今日は日曜だから閉まっていて、残念だね。今度は営業している日に来ようね」と言ったのですが、定休日ではなくてすでに閉店していたわけです。閉店からおよそ1年後の今日も「定休日」の看板は出ていますから、気づかなかったのでしょう。それからさらに8月には横を走る東海道本線の電車から建物は眺めたのに、閉店には気づかなかったというこのマヌケぶり。やはり、「トラック野郎」に出てきそうな、プロドライバー御用達の食堂はもう時代遅れなんでしょうか。考えてみれば、「トラック野郎」の頃にはコンビニ弁当もホカ弁もありませんでしたからね。

 

  悲しい気持ちで帰宅。コンピュータを立ち上げて、写真データを整理して…。もうひとつやっておくべきこと。それはリフト券の写真から番号を引っ張り出すこと。

  ここのスキー場のリフト券は、ゲートの通過時間を一手に集約しているそうです。それをWeb上で見せてくれるというもの。メールアドレスでアカウントを登録して、自分のページを作り、今日のリフト券の記録を自分のページに表示させるというサービスがあるそうな。書かれている通りにやってみたら、うーん、なるほど自分のゲレンデでの行動が見える。IT技術によって、こういうデータ収集は簡単にできるわけですね。でも振り返ってみると、ブナ林ゲレンデで3回リフトに乗っているのですが、ここはリフト券を機械がチェックする仕組みがないのでカウントされていないはず。また、チャレンジコースの第9ペアリフトは、ゲートの整備のために機械を通らずにリフトに乗りましたから、これもカウントされていないはず。

  この記録に、記録されていない4回分の標高差を自分で加えて、のべ1929mの標高差を滑ったということになるそうです。

  でも、これが何の役に立つのかと考えると首を傾げてしまいます。私のように遊びに行く者にとって、こういうデータがあったところでどうなのか。おまけに、妙なアドバイスまであって、それによると、私の滑った高低差はこの日のすべてのスキーヤーの平均レベルを下回っているらしい。74%のスキーヤーは私より多く滑っているそうな。余計なお世話です。私は景色を眺めて写真を撮るために行ったのです!

  SKILINEというこのサービス。日本で取り入れているのは奥伊吹のほかに、志賀高原スキー場、丸沼高原スキー場、この3箇所だけの模様ですが、ヨーロッパ各国の多くのスキー場でも取り入れている模様です。例えばスイスのツェルマット、フランスのシャモニー。他にもたくさんたくさんありますが、読み方がわかりません。それに、私には海外のスキー場なんてまったく無縁ですから。(;^_^A

  シーズンが終わるまでにもう一度滑りたいものです。できれば、その日のスキーヤーの平均値くらいは滑りたい。なんて、すっかりワナにはまっていますか?


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2 コメント

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景色が素晴らしい! (ini)
2013-03-07 00:21:56
スキーですか。
もう何年、いや何十年としてないです。
もちろんスノボはしません。
新潟県に6年間住んでいた25年ほど前は、よく日帰りでお気に入りの妙高杉ノ原スキー場に行ってました。

しかし奥伊吹スキー場からの景色が素晴らしいですね。
天気さえよければ、もうガツガツすべる歳でもないし上に登ったら、ずーっと雄大な景色を眺めていたいぐらいです。
というか、そもそももうまともに滑れないと思います^^;
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きっとすぐ滑れますよ (きすけぐみ)
2013-03-07 21:14:10
iniさま、いつもありがとうございます。

そもそもスキー場に来る人は滑りにきているわけですから、あまり景色を気にしませんねぇ。そんなことどうでもいいことでしょう。カメラを取り出しても、記念写真を撮るのがせいぜいでしょう。
私はこの日、何人かの人に、「琵琶湖ですよ」と教えてあげました。だって、私がカメラであらぬ方向を撮ろうとしているわけですから、何かあるのかとその方向を眺める。遠くに水面が見える。「海か?」なんて連れとしゃべっていますから、教えてあげないわけに行きませんよね。

スキーも自転車と同じで、一度覚えたら体が覚えていると思いますよ。すぐに感覚は戻るでしょう。そういや、そちらのほうには景色の見えない(=屋内型の)スキー場がありましたねぇ。行ったことはありませんが。
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