ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

信濃屋嘉平 大吟醸 遠藤酒造場

2021-01-27 20:08:37 | 飲んだお酒

 長野県須坂市の遠藤酒造場がつくる日本酒。

 自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。

 …という文句で始まるお酒のインプレッションなのですが、この銘柄が遠藤酒造所の公式サイトに出てこないのです。お酒のインプレッションを書いていますと、たまにこんなことが起こります。

 味は、吟醸酒ってこんな感じと思う、イメージ通りのお酒です。ただ、お花畑に蝶々というような甘い華やかさはありません。控えめな吟醸酒?というイメージです。これくらいのほうが落ち着いて食中酒になろうかというもの。あまりお酒がはしゃぎすぎると、落ち着きが悪いものです。

 

 さて、この銘柄が公式サイトに出てこないのはなぜか。

 以下は、具体的な根拠のない私の勝手な想像です。

 どんな醸造所でも自社のお酒を少しでも多く世間に流通、販売したい。当然そこには価格というものがついて回る。価格を下げれば売れるがそれでは稼ぎにならない。売りたいが価格は下げたくないというのが本音である。そこへ大量に販売するノウハウをもった業者が現れる。それはネット通販の大手だったり、量販店のグループだったりするが、彼らは何千本という単位で「お買い上げ」になる。その代わり、それなりに価格を下げざるを得ない。そこで銘柄の問題。他の商品でいうところのOEMのようなもの。自社で長年大切にしてきた銘柄を使うわけにいなかい。「同じ銘柄のが、楽天で○○円で売ってるぜ」ということになれば、看板に傷がついてしまう。しかし、一方で醸造所名は看板でもあるので、架空の名称を使うわけにもいかない。銘柄は独自のものであっても醸造所名を明らかにしている以上、いいかげんな味のものは出すわけにいかない。となると、中身は本家筋の別の銘柄のと同じものを使うことになる。

 

 かくして、「信濃屋嘉平」は今我が家にも一本ある。

 こういう勝手な想像をしてみました。


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