ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

源平 VS びんび屋

2010-09-20 07:04:22 | 食べもの
夏の思い出です。下書きをしたままの原稿が見つかりました。明石海峡大橋を渡って、「そうそう昼ごはんをたべなきゃならないね」と言っていたら、メンバーの 中に準備のいいのがいて、ガイドブックを持ってきたというのです。岩屋でなんかないかと言って出てきたのが「源平」という御食事処。フェリー乗り場のすぐ 横にあります。お世辞にもこ奇麗とか、こ洒落たなんて形容の似合う店ではありません。ただただ、毎日地道にお仕事をしているというタイプの、地元の人たち を相手にして商売をしているという、飾りっけもないお店。何がすごいって、ロケーション。カウンターに座ると料理人さんの後ろは窓。その向こうに見えるの が明石海峡大橋。私たちが食事をしたのは昼間だったからどうということはなかったけれど、夜は橋がライトアップされて綺麗だと思います。神戸側からカノ ジョといっしょにクルマで海峡を一跨ぎ、カウンターからライトで染められる橋を見ながらお寿司を食すなんて格好いいんではないでしょうか。それに、夜のほ うが、気分を散乱させる余分なものが見えなくていいかも知れません。


さて、私が食したのはお刺身定食1470円也。おいしかった。上品です。結構なお昼ごはんでした。でも、ボリュームとしては少し物足りなかった。


翌日。今度は橋をもうひとつ渡って鳴門へ。これまた準備のいいメンバーがガイドブックを取り出して「びんび屋」で昼ごはんを食べようと言い出します。

  店の 前を通ってみてびっくり。クルマが駐車場に入りきらなくて、路上で何十台も待っています。エラい人気です。いったんはガイドブックの男を説き伏せて、先に 仕事を片付けます。晩御飯も近い午後4時ころ。駐車場に余裕はありますが、店頭ではまだ少しの並びがありました。並んでいると、横の生簀からはまちを取り 出して〆ていました。こういうシーンもお店の演出でしょうか。いえ、ここは御食事処の演出というよりは、魚屋さんがお店でも食べさせていると思ったほうが 実態に近いような期がします。いえ、客の扱いがぞんざいだとかいうのではありません。勢いがいいです。お店の男衆女衆がせわしなく動き回り、注文を聞きお 皿を運ぶ。刺身定食1500円也。ネタはブツ切りに近くダイナミックです。それに、以前にも記しましたが、ついてくる味噌汁のダイナミックなこと。あふれ るほどのワカメ。エビのだしが香ります。もちろん、これだけの人気があるわけですから行ってソンはありません。


バーサスとタイトルに書いてしまいました。ロケーションや、ちょっと昼ごはんにというなら源平。しっかり食べた記憶が必要ならびんび屋というところでしょうか。
たまたま、似たような品物を注文したので比較してみました。

食べログの源平のページはこちら
食べログのびんび屋のページはこちら

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