山原くいな 30度 1.8L

   夏の泡盛シリーズ。今回も沖縄のお店に紹介してもらって、何本か購入しました。
  ずっと以前は泡盛はクースに限ると思っていました。そのうち無濾過なるものが出てきて、新しい酒でもまったりしたものがあるものだなぁと思うようになりました。そして、近頃は一升瓶を好むようになりました。おそらく観光客相手のみやげ物やにはあまり顔を出さない、地元の人たちが飲むものなんでしょう。価格もリーズナブルでそれぞれに個性があり、飲み比べるのが楽しみでもあります。
  さて、今回の「山原くいな」は、田嘉里酒造所の作品。そう、以前に記事を書いた「マルタ泡盛」と同じ酒造所のものです。それがまた不思議なことに、マルタが我が家にまだ少し残っていたのです。 そこで、2本の酒を少しずつグラスに注いで、比べてみることにしました。度数も同じ、価格も同じです。…。
  ！！！…。？？？。 違いがわからない。ほとんど同じ味です。わずかにマルタのほうが馥郁としている気がしますが、言葉にするほどの違いを感じられない（やはり、私は食べ物、飲み物のレポーターにはなれない (>∩<;)w ）。
  紹介してもらったときの説明書きはそれぞれ次のとおりです。

• マルタ  辛口だが、ほのかに甘味を感じる香りは、ツンとする刺激を短く感じる。少し濃いめの水割りにすると風味がでます。
• 山原くいな  泡盛らしいミネラル感と穀物系の甘い香りのする、新酒ならではのスッキリした味わいが特徴です。

  違いを言葉にするには苦労しますが、おいしいお酒です。難しいことを考えずに飲める 「山原くいな」です。泡盛をこれから飲んでみようという人にもいいのではないじょうか。
  などと、機嫌よく飲んでおりますと中学生の次男が瓶の蓋を開けて香りをかいで、「ぼく、大人になっても酒は飲まない」と言いました。「なんで？」「酒は臭い」そう、ガキには泡盛の良さはわからないのさ。
  間違われる人はないと思いますが、「山原」は「やんばる」と読みます。