フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良に宿泊しました。フェアフィールド経験4泊目です。福良の町中、いい場所に建っているのですが、食事がネックになっている、その意味ではこれから伸びるホテルかなと思います。
晩ご飯を食べてから港へ行ってみる。観潮船がライトアップされていてきれいです。
そもそも道の駅プロジェクトのフェアフィールド、ごはんはホテルの外、地元のお店で食べていただくというのがコンセプト。地元へもお金を落としてもらいましょうというアイディアだと聞いています。が、現時点で福良は宿泊客と受け入れる飲食店のバランスが取れていない印象があります。福良の町中にあるホテルですから、町へ繰り出せばお店はいくらでも…ない。晩御飯を食べに、ぶらっと出かけてお酒も飲めるお店が宿泊者分程度なければなければないないけれど、足りていない。ホテルが配布した「南あわじ御馳走マップ」に乗っている一番遠い店は「クルマで24分」次が「クルマで20分」。私が泊まったのは土曜日で、居酒屋さんを予約していたので入れましたが、満席ですと断られていた客もたくさんありました。晩御飯を食べないわけにはいきませんので、ホテルで食べようかと思っても、部屋にはお皿を並べるだけのテーブルもありません。そこはどこに泊っても統一規格のフェアフィールドですから。では一階のフリースペースで。いやいや、ケーキを買ってきて食べるならいざ知らず、酒盛りにはふさわしくない。
翌朝。ホテルがくれた「福良グルメマップ」では8時からの営業が2件、8時15分からの営業が1件載せられています。朝食ボックス(早い話がお弁当。奇麗な彩で、朝食にはもったいないくらい=これまでの経験)もフェアフィールドのウリのひとつだったはずですが、福良には朝食ボックスのサービスはない模様。その代わりでしょうか。「おむすび」の販売があるそうです。「お米・海苔・野菜・お肉・お魚…すべて淡路島産の食材だけ使っています」とのこと。
というわけで、まだまだ伸びしろを感じさせるフェアフィールド福良でした。
朝から雨。梅雨のさなかですから仕方ありません。
その雨の中、「淡路島おもしろマップ」で見つけたのが、「あわじ花山水」。
洲本から山の中に分け入るのですが、クルマの運転に自信のない人は決して近づかないようにしてください。どこへ連れて行かれるのだろうというような心細い道です。舗装はされていますが、向こうからクルマがやってきたらどうします?というような道です。竹原貯水池のすぐ上部にあります。無事にたどり着けても、クルマを停めるのも力量が必要。駐車場はせいぜい10台程度停められるかというサイズです。私は助手席の人ですからどうということはありませんが。この「あわじ花山水」の周辺にも人家が何軒かあります。
ちょうどアジサイの時期。桃源郷という言葉がありますが、紫陽花源郷ということばがぴったり。小雨も紫陽花の演出には一役かって、しっとりとしたいい景色です。個人が造られているお庭だそうです。そのオーナー、ほかの来園客と話していらっしゃいましたが、自分一人でユンボも使えば溶接もするのだそう。素人っぽさが魅力のお庭でした。
淡路島。なかなか面白い島です。今までよく素通りしてきたなと反省をしました。帰りの明石海峡大橋の主塔には雲がかかっていました。
(おしまい)
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