社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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改定報酬振り込まれました

2025-01-17 02:27:59 | 時間講師
東京都職員給与が引き上げられたのに伴い時間講師及び日勤講師の第一種報酬額改定が行われ、前回記事で予測したとおり、1月15日に改定報酬が振り込まれました。
予想より期末・勤勉手当が多く、冬だけでなく夏も合わせた2回分が改定対象だったのかな?と思っています。

というわけで、令和6年度の私の時間講師(週22時間)としての年収予想額は下記の通りです。

558万円

61歳非正規雇用者(週22時間)の年収としてはなかなかです。
60~64歳のフルタイム雇用者平均年収が423.0万円だそうなので。

参考記事
https://teinen-encho.com/environment/comparison/

教員免許がなければ出来ない仕事ですので平均より高くなるのですね。
いろいろ問題がある教員の仕事ですが、資格職の1つではあるというわけで。
さらに、依頼さえあれば高齢になっても時給は変わらない(最高額でなければ経験年数が長くなるほど上がる)のが良い所です。
私の場合はもう最高額なので上がりはしませんがw

時間講師報酬額も上げ(私の場合月額8,580円)

2025-01-10 02:44:46 | 時間講師
2025年初ブログです。
今年もよろしくお願いいたします。

今年初めて出勤したら時間講師の第一種報酬額改定のお知らせ(令和6年12月24日付)が配布されていました。
都人事委勧告で東京都職員給与が引き上げられたのに伴い、時間講師及び日勤講師の第一種報酬額改定が行われたそうです。
昨年10月18日に「東京都職員給与、月額1万円超上げ」が報道され、10月20日の本ブログで「時間講師にも適用されるといいなぁw」と書きましたが、めでたく適用されましたw

私の場合は時給で90円、月額換算(週22時間)では8,580円(2.65%)上がり、今月(2025年1月)の支給額から反映されていました。
適用年月日が令和6年4月1日ですので、昨年4月から12月までの月額報酬差額9ヶ月分(8,580円×9=77,220円)と昨年12月の期末手当及び勤勉手当の差額(8,580円×2.4ヶ月分=20,592円)の合計約97,812円(概算)が来月以降追加支給されると思われます。

年額では月額(8,580円×12=)102,960円と期末手当及び勤勉手当(8,580円×2.4ヶ月分=)20,592円の合計123,552円上がることになります。
ということで私の今年度の時間講師年収額予想再修正版です。

約550万円

今年度「定年延長」していた場合でも年収は同じ割合上がったので、年収差50万円ほどというのは変わらないですがw

2024年ありがとうございました

2024-12-31 23:59:16 | 時間講師
2024年もまもなく終わります。
今年も時々しか更新できなかった本ブログですが、お読みいただきありがとうございました。
定年延長せず60歳到達年度末の3月31日で退職し、4月から時間講師になりましたが、本当に良かった。
給与は定年延長の額とあまり変わらないのに拘束時間は大きく減り、だいぶ楽になりました。
仕事や責任は変わらず給与だけ3割減になる定年延長は悪しき制度です。
時間講師として勤務している学校で定年延長した先生とお話しすると、皆後悔しています。
再任用も正規教員とあまり変わらない仕事量なのに給与4割以下。
やはり割の合わない悪しき制度です。
教員志望者が激減している今、退職教員の数を減らすことが急務。
そのため、定年延長や再任用の給与減少額を見直すことを強く提案します。
というわけで来年もよろしくお願いいたします。


2学期成績評価終了とボヤキw

2024-12-20 20:09:44 | 時間講師
2学期の成績評価が終了。
300人弱の生徒の期末テスト採点と2学期成績評価を約2週間で。
去年までの正規教員時と違い「学校で夜遅くまで」or「土日に」仕事が出来ない。
ある学校のテスト日と別の学校のテスト返却日が重なった日は、売れっ子芸能人並の綱渡り。
テスト返却後の授業準備も重なり、ムチャクチャ忙しかった。

今年度は週22コマ。普段の授業は回せるけど、学期末は採点と評価が重なって超大変。
多少収入は減っても、来年度は受けるコマ数を減らそうと決意した次第。
講座あたり生徒数の少ない学校からの依頼ばかり受けられたらいいなぁw

そう言えばある学校で「常勤に戻られないんですか?」と聞かれた。
「先生なら(能力的に)常勤出来ますでしょ?」
いやいや、出来るけどやらないんですよ。
ワタシの年齢は今年度で定年延長終了なので、来年度以降常勤ということは再任用でしょ。
60歳年度時報酬の4割減以上で常勤の激務?
まっぴらごめんですよw

ご参考に先程配信された新しいニュースをご紹介w
産経新聞 12/20(金) 19:25配信
精神疾患で休職の教員7119人 3年連続過去最多、多忙などストレス要因か 文科省調査
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7adcd46d17ea9d7e3fe39759b66d8b275615ec2

いやな思い出

2024-11-23 03:11:12 | 時間講師
高校に3観点別評価が導入される前の「いやな思い出」です。

3観点別評価の説明のため、当時の勤務校に教育委員会の方が説明に来られました。
校長の知り合いの方だそうで、校長が依頼して来ていただいたとのことでした。
3観点別評価の説明を聞くと、これはもう間違いなく業務量が大幅に増えそうでした。
「仕事が多過ぎて残業が多く自宅で教材やテストまで作ってるのにまた仕事増やすのかい」とムカつきました。
質問タイムになりましたが、皆ムカついているはずなのに、遠慮してなのか誰も質問しません。
仕方なく(=怒りを抑えられずw)、手を挙げました。
「素晴らしい取組みですが仕事量が増えると思いますので残業時間を減らすサポートはいただけないでしょうか?」
というようなことをできるだけ穏やかに丁寧にお聞きしたつもりです。
回答は「サポートは考えて無いので現場で頑張って」的な内容でした。
「ありがとうございました」と大人の返事をしながら「やっぱりね」と心の中でつぶやきました。
終了し、「言うべきことは言ったぞ」と思っていると、何人かの先生方から質問した事へのお礼を言われました。
外に出ると、校長から呼ばれました。
「せっかく説明にきていただいたのに、あのようなことは聞かないでほしい」というお叱りでした。
「はあ」と答えましたが、心の中は「ふざけるな」でした。
という「いやな思い出」でした。

3観点別評価導入後はやはり業務量がムチャクチャ増えました。特に初年度。
勤務校の若い先生がたくさん残業し、教科で使える3観点別評価用のシートを作ってくださいました。
ありがたやありがたや。まさに「現場で頑張って」でした。
おそらく各学校や各教員が「現場で頑張って」対応した(している)のだと思います。
民間だったらサポート部門のそういうのが得意な部署や担当者が作って配布してくれるはず。
そうじゃないと残業は増えるし評価は統一されないし事故は起こりやすいし。

何でもかんでも「現場で頑張って」対応しちゃうのが、教員の残業が減らない理由の大きなものなのです。