社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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時間講師報酬(期末・勤勉手当修正版)

2024-06-29 03:18:14 | 日記

時間講師になって約3ヶ月。期末手当・勤勉手当が出ました。

思っていた金額よりずっと多くて驚きました。

6月期で1.20月で 375,000円くらいだと思っていたのですが、それは期末・勤勉手当それぞれで、つまり倍でした。

思い違いをしていました。

(ただし支給日時点では勤務校の1校については勤務データが反映されておらず減額されていて現在調査中ですが)

ということで私の今年度の時間講師年収額予想修正版です。

第一種報酬323,180円×12月=約388万円

期末手当・勤勉手当約75万円×2=約150万円(減額分が正しく戻された場合)

合計で約538万円。

今年度「定年延長」していたら年収は3割減で588万円くらい。

何と年収で50万円ほどしか減らない予定。

それで担任や年次主任の仕事から離れ、理不尽な対応やストレスが無くなり精神的に非常に楽で、 教材づくりなどむしろ楽しいくらい。

授業が終われば基本的にすぐ帰れ、1日7時間授業の日は体力的にやや大変ですが、 その分週休3日で平日1日を有意義に使えてます。

いよいよ「定年延長」せず時間講師になって良かったw


「極端に自己主張の強い保護者」問題

2024-06-02 23:01:02 | アニメ好き教師
次の記事に非常に共感する記載がありました。

次々に辞めていく公立学校の教師たち…本当に「残業代なし」が離職の原因なのか?【〈ノンフィクション新刊〉よろず帳】
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5660ad75a3eaa0e0f8cf0ee516efac60d4a6b80?page=2

共感したのは以下の部分。

現役の管理職(公立中学校)をインタビューしたところ、毛色の異なる話を聞いた。この管理職によれば、教師たちが疲弊して辞めていくのは「極端に自己主張の強い保護者」と「不登校」、「電子空間におけるいじめ」、「授業以外の雑務」への対応が主だった要因ではないか、と言うのだ。

特に、教師たちが疲弊して辞めていくのは「極端に自己主張の強い保護者」、の部分に強く同意。
「極端に自己主張の強い保護者」というのは、「理不尽で我儘で自分勝手な保護者」とほぼ同義。
クラスに「理不尽で我儘で自分勝手な保護者」がいた場合、担任は対応しなければならず、非常に疲弊します。
そして最も問題なのは、多くの場合、学校(管理職)は「極端に自己主張の強い保護者」と対決しないことです。

私は「理不尽で我儘で自分勝手な保護者」とは対決し、出るところまで出て白黒つけたいと思うタイプでしたが、その前に管理職が対応してくださいました。
決定的な事が起きる前に退職して時間講師になってヤレヤレ。

「極端に自己主張の強い保護者」=「理不尽で我儘で自分勝手な保護者」の対応は、教員では無く組織で行うべき。
そうしないと「次々に辞めていく公立学校の教師たち」は後を絶たないと思います。

テスト採点大変&文科大臣抗議に遺憾の意

2024-05-25 02:30:38 | 時間講師
今年度から時間講師になり週22時間の授業を担当。
普段の日は良いのですが、今は1学期の中間テスト時期。
採点と提出物評価に追われてイレギュラーに出勤中(多く働いた分は夏休みで調整)。
それでも勤務校のテスト期間がズレていて助かりました。
期末はどうだったかな。確認しておかないと。

確認したら1学期の期末テスト日程は2校が丸かぶり。
今から計画的にやっていく必要アリ。

あ、テストや提出物の感想欄で授業が結構高評価だったのは嬉しい。
特に経済分野。事例の例示がわかりやすいって。
元々東証一部上場企業25年勤務で13年以上広報で決算発表対応もしていた本物の経済人だから当然だよね。
気をよくして土日も教材づくり。

って、自宅仕事。
ワタシはもうフリーランスだからいいけど、正規教員だったら大変。
新規採用の先生方は本当に今頃は大変な時期。
文科大臣はNHKに「定額働かせ放題ともいわれる」って報道は遺憾、なんて抗議している場合じゃないよ。
その抗議自体が遺憾だよ。「だめだこりゃ」だよ。
文科省内に誰もこの愚かな抗議を止める人が居ないこと自体が「だめだこりゃ」だよ。
文科省自体がそんな認識じゃ、教員人気はますます落ちていくことでしょう。
「だめだこりゃ」

東京都社会人特例選考を元に戻そう

2024-05-19 16:20:26 | 教員採用試験

本ブログ2018年6月11日記事「平成31年度採用、大幅減!」の追記部分で、東京都の社会人採用特例の選考内容が変更されたことを批判しました。それまでの社会人特例(過去10年で常勤の職で継続3年以上または通算5年以上勤務)選考は論文と適性検査と面接だったのが、社会人特例の条件が通算2年以上勤務(常勤、非常勤問わず)となり、教職教養と専門教養試験が追加になったのです。

以前、ある校長先生に聞いたところでは、社会人特例で合格して教員になった先生には実力が伴わない方がかなりいらっしゃって問題になり、やはり教職教養と専門教養試験も受けてもらおう、ということになったそうです。その時、「(社会人特例出身者としては)あなたのようにちゃんとした方は珍しい」と言われ、「はあ、そうなんですか」と返事をしたのでしたが。ワタシは以前の選考条件で合格し、最短で主任教諭、主幹教諭に昇進しました(年齢1歳オーバーで管理職試験は受験対象外)。そんなワタシの周囲では「実力不足の社会人特例合格教員」はいなかったので、その校長先生の言葉の真偽は不明ですが、以前の社会人特例選考は甘すぎる、と主張する声がそれ以前から組織内であったのでしょう(平成29年6月発行の報告書に「改善策」の記載あり)。

社会人特例の選考方法が「改善」された平成30年度選考(平成31年度採用)では応募者数が大幅減となりました。このため、ワタシだったらこの条件では受験したか大いに疑問、受験者の多くは「改悪」と判断したことを示している、と当時書きました。その後現在まで続く教員応募者数激減、倍率低下、大変な教員不足を考え、「東京都社会人特例選考を元に戻そう」と提案させていただきます。まずは応募者数、合格者数を増やしてから、実力アップ研修やOJT 等の対応をしていきましょう。「教員免許取得は合格後でもいいよ」とまでしているのですから全くそれで大丈夫のはずですw


週22時間授業で心地よい疲れw

2024-05-10 11:38:14 | 日記

昨夜は21時過ぎに寝てしまい、朝までぐっすり。

1~5時間目連続授業だったのでへとへとで、ちょっとした長距離走のようなものだったのかもしれない。

月曜と水曜は1~3時間目連続授業で、他校に移動してから2時間連続授業。

火曜は1~5時間目連続授業で、他校に移動してから2時間連続授業。

木曜は1~5時間目連続授業で、1週間22時間の授業。

授業関連だけで、余分に仕事したら授業の無い日に振り替えればよし。

厄介な生徒・保護者対応もなし。

企画調整会議も年次会も部活指導も行事指導も諸々打ち合わせも自己申告もなし。

日直も下校指導も試験監督も若手教員指導も教員間の揉め事対応もお悩み相談その他もなし。

定年延長年収に比べ約120万円減ですが、ストレス激減を考えれば安いものw

心地よい疲れですw