社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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試行錯誤の日々

2011-12-04 06:55:00 | アニメ好き教師
今期の定期考査づくりがようやく終わりました。前回の考査の後、修学旅行や文化祭、多くの祭日などの影響で授業数が少なく、テスト範囲がものすごく狭くなってしまいました。その分、生徒たちはターゲットを絞って勉強できるはずで、今回は前回より平均点が大幅アップするといいな、と期待しています。・・・・あまり上がりすぎると「問題が簡単すぎる」と言われてしまうのですが。

とにかく毎日が試行錯誤の連続です。授業などで新しいやり方をして、あるクラスでうまくいったからといって、他のクラスでうまくいくとはかぎりません。また、全ての生徒に効果があるわけでもなく、同じ生徒でもその日の気分や体調次第で反応が異なります。ホント、臨機応変さが高度に要求される仕事だなぁと実感します。ちょっとした失言で「悪い!」「ごめん」「間違った」などと言う回数をゼロにしたい、と思っていますが、道険しです。

勉強も部活も熱心で、真面目に素直に取り組む生徒がいる一方、勉強をする、素直に教師の指示に従う、自分の人生を自分の努力でより良いものにしていく、などの意欲自体が少ない生徒もいます。一番割合が多いのは、その中間の生徒たちでしょうか。日々難しいですが、気持ちが通じた時、合格や内定を報告しにきてくれた生徒たちの笑顔、態度やテストの点の向上、それらを褒めた時のうれしそうな顔などを見る時、転職して良かったな、と心から思います。気持ちが通じなかった時は・・・・気を取り直し、別のやり方で何度もチャレンジするのであります。