夏休みも中盤となり、就職希望生徒の企業見学のピークは過ぎ、部活の夏合宿も無事に終わりました。各学校のAO入試向け指導は続いていますが、私の気分的には「ここでようやく夏休みに入った」という感じです。
さて、8月6日に「平成25年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考合格発表」が行われましたね。本ブログ読者で受験された方々の結果はいかがでしたでしょうか。
今回は、これまでやってきたのと同じ手法で「今年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測してみましたので下記掲載します(小学校~中高保体まで)。なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成25年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は昨年の推測数
小学校:324(351)人、1.9(2.0)倍 <1,579(2,029)人、2.2(1.8)倍>
中高国語:52(41)人、3.2(4.9)倍 <237(232)人、4.0(4.3)倍>
中高地歴:46(28)人、4.6(8.9)倍 <155(188)人、7.7(7.2)倍>
中高公民:36(20)人、3.8(9.8)倍 <86(65)人、6.9(8.9)倍>
中高数学:51(57)人、2.6(2.8)倍 <280(305)人、3.4(2.8)倍>
中高物理:15(12)人、2.7(3.8)倍 <87(64)人、2.2(2.8)倍>
中高化学:22(28)人、2.3(2.2)倍 <85(88)人、3.4(2.6)倍>
中高生物:13(14)人、3.5(5.0)倍 <97(86)人、2.8(3.3)倍>
中高英語:104(65)人、2.7(4.8)倍 <268(293)人、4.0(4.0)倍>
中高音楽:7(2)人、2.9(15.0)倍 <34(40)人、9.4(8.0)倍>
中高美術:7(7)人、5.0(5.0)倍 <29(49)人、9.3(5.1)倍>
中高保体:23(23)人、7.8(7.6)倍 <152(164)人、10.3(9.7)倍>
この結果から、今年度の都教採一次試験は、昨年や一昨年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.社会人特例の倍率が全体的に低下(中高保体以外)
2.特に中高地歴、中高公民、中高英語、中高音楽の社会人特例倍率が大幅に低下
3.一般については倍率の大きな変動なし
私が受験した一昨年は社会人特例受験の倍率がそれまでより上がった(=門が狭くなった)ので、「社会人経験者の採用を絞り始めた?」「それまで採用した社会人経験者が良い働きをしなかった?」という推測がなされました。その結果、「社会人特例の受験資格はあるが、あえて、一般で受ける」という方も多かったようです。
ところが今年の一次は、あくまで私的推測ながら「一般より社会人特例の方が倍率が低い」という結果に。「たまたま今年は社会人特例受験者に論文が得意な方が集まっただけ」で、二次試験でかなり絞られるのかもしれませんが、現時点では来年受験される方にとって悩ましい状況になったのは確かなようです。
さて、8月6日に「平成25年度東京都公立学校教員採用候補者選考 第一次選考合格発表」が行われましたね。本ブログ読者で受験された方々の結果はいかがでしたでしょうか。
今回は、これまでやってきたのと同じ手法で「今年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測してみましたので下記掲載します(小学校~中高保体まで)。なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成25年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は昨年の推測数
小学校:324(351)人、1.9(2.0)倍 <1,579(2,029)人、2.2(1.8)倍>
中高国語:52(41)人、3.2(4.9)倍 <237(232)人、4.0(4.3)倍>
中高地歴:46(28)人、4.6(8.9)倍 <155(188)人、7.7(7.2)倍>
中高公民:36(20)人、3.8(9.8)倍 <86(65)人、6.9(8.9)倍>
中高数学:51(57)人、2.6(2.8)倍 <280(305)人、3.4(2.8)倍>
中高物理:15(12)人、2.7(3.8)倍 <87(64)人、2.2(2.8)倍>
中高化学:22(28)人、2.3(2.2)倍 <85(88)人、3.4(2.6)倍>
中高生物:13(14)人、3.5(5.0)倍 <97(86)人、2.8(3.3)倍>
中高英語:104(65)人、2.7(4.8)倍 <268(293)人、4.0(4.0)倍>
中高音楽:7(2)人、2.9(15.0)倍 <34(40)人、9.4(8.0)倍>
中高美術:7(7)人、5.0(5.0)倍 <29(49)人、9.3(5.1)倍>
中高保体:23(23)人、7.8(7.6)倍 <152(164)人、10.3(9.7)倍>
この結果から、今年度の都教採一次試験は、昨年や一昨年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.社会人特例の倍率が全体的に低下(中高保体以外)
2.特に中高地歴、中高公民、中高英語、中高音楽の社会人特例倍率が大幅に低下
3.一般については倍率の大きな変動なし
私が受験した一昨年は社会人特例受験の倍率がそれまでより上がった(=門が狭くなった)ので、「社会人経験者の採用を絞り始めた?」「それまで採用した社会人経験者が良い働きをしなかった?」という推測がなされました。その結果、「社会人特例の受験資格はあるが、あえて、一般で受ける」という方も多かったようです。
ところが今年の一次は、あくまで私的推測ながら「一般より社会人特例の方が倍率が低い」という結果に。「たまたま今年は社会人特例受験者に論文が得意な方が集まっただけ」で、二次試験でかなり絞られるのかもしれませんが、現時点では来年受験される方にとって悩ましい状況になったのは確かなようです。