


こちらは、2015年7月13日~18日までの5泊6日、
駐名古屋大韓民国総領事館主催の視察旅行に参加させて
いただいたときの記録になります。
このときに第一期SNSサポーターズに選ばれ、
活動が始まりました。
何らかの参考になれば嬉しいです❤
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その昔、約1000年の栄華を極めた新羅王朝の都があった都市が慶州です。
だから街のあちらこちらに歴史遺産が数多く現存します。
バスで走っていてもそれらに遭遇することもあり、街自体が博物館のようですね。

車窓から 「瞻星台」 と 古墳が見られました。


バスが停車した次の目的地は 『大陵苑』 です。
『大陵苑』 とは、新羅王朝の王や王妃、貴族の大規模な古墳群がある場所。
広さ約12万5400坪の敷地に23基の古墳が集まっているとガイドさんから聞きました。
なんと、目に見えない地下の古墳まで合わせるとその数は200基にも上るとされているそうです。
「大陵苑の正門」 から入場します。

「味鄒王陵」
歴史書 「三国史記」 に新羅の第13代 味鄒 (ミチュ) 王が亡くなると、
「大陵に葬式を執り行った」 との記録があるそうです。
このことが 『大陵苑』 という名前の由来だと言われているそうですよ。

敷地内を順路に従って歩いていると、右にも左にもぼこぼこと古墳を間近に見ることができます。

とても手入れが行き届いていますね。
放っておいたら、気温が高い今はすぐ雑草が生え始めますからね~

半分が竹林に覆われた古墳もありました。

「皇南大塚」
東西の長さが80m、南北の長さが120m、高さが25mにもなる新羅古墳の中で
規模が最も大きいものだと言われています。
この古墳は2つの古墳がくっついた瓢箪形で、夫婦がいっしょに埋葬されている古墳とのこと。
北の陵は女性、南の陵は男性の墓だったそうです。

「天馬塚」
大陵苑の中でもっとも有名な古墳がこの 「天馬塚」 だそうです。
内部は公開され見学可能になっていますが、写真撮影はできません。
ここで、白樺の皮に天に登る馬の姿が描かれた絵が見つかったために、この名前が付けられたとか。
内部に何があるかといえば、復元された文化財や王冠などが展示されており
古代の王の華やかな生活の様子を垣間見、巧みな技巧が施された品々を直接目にすることができます。

「皇南大塚」 を違う方向から眺めています。

1周して、反対側の門に出ました。

その門をくぐったら 『法蔵寺 (법장사)』 が目の前に見えました。

またバスに乗り込み、次の目的地に向かいます。
慶州は交通の便が今ひとつなので、時間を短縮したいのならツアーがお勧めです。
ポイントを絞って散策・見学をしたいのなら、レンタサイクルもあります。
【大陵苑・天馬塚】
慶尚北道 慶州市 皇南洞 89-2 (경상북도 경주시 황남동 89-2)
年中無休 9:00~22:00
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります




