しゃかしゃか母、旅に出ました第二弾!

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
2015年~駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ1期メンバーとして活動中!

【石山寺(2)】お父さんと2人滋賀旅⑦2021/10/24

2021年11月07日 | 2021/10お父さんと2人滋賀旅1泊
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今日は、石山寺 “硅灰石” の横にあった本堂からのお話の続きです。

息を切らしていたのか、本堂を撮った画像がなく、

お父さんのカメラから写真を拝借しました。

(なぜピンぼけがこんなにも多い… ← 人のすることに文句の多い女です)



本堂のご本尊は、坐高3メートルの如意輪観世音半跏像です。

硅灰石に腰掛けておられるところに覆いをするように建築された

「懸造り」は京都・清水寺や奈良・東大寺二月堂と同じだそうです。



なんだかとても懐かしいと言うか、

御利益のあるような不思議な空気が流れていました。

ここまで来るのに、あの長い石段を上がってこなければならないのに、

高齢の参拝者の方々が多くて驚きました。



この先にあった「広縁」 で撮った画像には紅葉が

たくさん写り込んでいましたがまだ紅葉には早い感じでしたね。



本堂に続いて 「源氏の間」 がありました。

新作制作祈念のために石山寺に参篭した紫式部。

十五夜の満月が琵琶湖に映えるのを眺めていた式部の脳裏に

1つの物語の構想が浮かんだのが源氏物語執筆の発端だとか…

ここが紫式部が参籠し、起筆した場所だそうです。



画像が少なくて、どこをどう回ったのか記憶もあいまいで

たぶんお父さんに付いて行くのに必死だったかもしれません。 (汗)

でも、『多宝塔』 の画像が残されていました。

多宝塔のご本尊は快慶作の大日如来坐像。

円筒形の建物に方形造の屋根。

密教思想では万物構成要素の地・水・火・風・空を

四角・円・三角・半月・宝珠で象徴しますが、

それらの要素が随所に組み込まれた美しい建物です。



で、ここから更に坂道を登ってたどり着いたのが、『豊浄殿』 です。

たぶん、ここが石山寺境内で一番高い場所だと思われます。

改修工事で閉館していましたが、今年8月にいよいよ終了したということで、

2021年10月1日~12月12日まで

「石山寺の至宝ー付 石山寺文化綜合調査団五〇年のあゆみー」 を開催中です。



価値のある展示物でも、ここ滋賀県に来てから

拝観者との距離が近く間近で見られることに驚いています。

撮影禁止だったので、是非ご自身の目でチェックして下さい。

階段や坂を必死に登ってきた甲斐があって、

いいものを見せていただきました。



帰りは、まだ咲く花々や 「無憂園」 を通って戻ってきました。

池や滝もあって、きれな庭園でしたよ。

誰もいなくて、この景色をお父さんと2人で

独占できたのは贅沢なことでした。



これからは、紅葉の季節を迎え、ラットアップ行事もあると

聞くので、再び訪れたいお寺の1つです。

この辺りで、お茶休憩はある?

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