


こちらは、2015年7月13日~18日までの5泊6日、
駐名古屋大韓民国総領事館主催の視察旅行に参加させて
いただいたときの記録になります。
このときに第一期SNSサポーターズに選ばれ、
活動が始まりました。
何らかの参考になれば嬉しいです❤
… … … … …
次に案内してもらったのは、『校洞法酒 (キョドンポプチュ)』
伝統酒の1つです。
『校洞法酒 (キョドンポプチュ)』 は、富豪の崔家に代々に受け継がれる秘伝のお酒だそうです。
崔家は宮中にて飲食を担当する官職にあり、朝鮮時代の肅宗の時代にお酒を造り始めたそうです。
なので、かれこれ300年もの歴史を誇ることになりますね。

「重要無形文化財第86-ダ号 校洞法酒 (キョドンポプチュ・교동법주)」
重要無形文化財にも指定されている由緒あるお酒ですね。
このお酒の原料はもち米で、科学処理を一切行わず、色は澄んだ薄い黄色がかっていて
アルコール度数は17度程度だそうです。
また2次発酵過程を経て熟成させるため、製造するのに100日程度かかり、
1日の生産量も僅かしかできず、販売も蔵元に限定されている貴重なお酒とのことでした。
そう、ここに来ないと買えないし飲めないお酒。

と、聞くとどんな味がするのか、益々興味が湧きますね。
お酒が飲めたならなぁ…

次に向かったお店は、『瑤石宮 (ヨソックン・요석궁)』
瑤石宮は慶州で最も有名な宮廷料理店だそうです。

このときは営業時間ではありませんでしたが、
ガイドさんが連絡をして下さり、特別に内部を見せていただけることになりました。

どこに目を向けても 「うわ~」 と声がもれる趣のある佇まいです。

なんと、こちらの建物は今から約300年ほど前に建てられたものだそうで、歴史が感じられますね。

お食事ができるお部屋は、いろんなタイプのものが用意されているようでした。

建物は昔このあたり一帯の地主だった富豪の屋敷をそのまま利用したものだそうで、
朝鮮時代の家具や石灯籠のある池にオンドル部屋など、数百年前の貴族の暮らしぶりも伺えます。

沓脱石がきれいに並んで、同じように靴が置かれています。
なんてことのない光景が、胸にじぅわ~んと沁みてきます。 いつまでも記憶に残るだろうな…

どこからともなく伝統的な音楽も流れてきて、タイムスリップをしたような気分になりました。
ディナーは少々値が張るそうですが、ランチでしたら私にも手が届きそうなので、
是非1度 『瑤石宮』 のお料理を味わってみたいものです。
【校洞法酒】
慶尚北道 慶州市 校洞 69 (경상북도 경주시 교동 69)
【瑤石宮】
慶尚北道 慶州市 校洞 59 (경상북도 경주시 교동 59)
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります




