「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)絶好調ヌートバーに見る日本人選手がメジャーで活躍するコツ<2023年5月

2023-05-18 17:44:45 | スポーツ

絶好調ヌートバー出塁率4割3分2厘、リーグ3位相当の好数値 OPS・880は大谷や吉田超え
[2023年5月15日20時0分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202305150000998.html

WBCでお馴染みのカージナルスのヌートバーは一流のメジャーリーガーでは、ありません。
去年、メジャーに定着して何とか生き残りました。
WBCの日本チームに参加することで、何か得られることがあったのだろうと思います。

今年は、去年より出番が増え結果を残して監督の外野3人のファーストチョイスになりつつあります。完全なレギュラーとは、まだ言えません。

日本人選手が、なぜメジャーで通用しないのだろう?と考えていると、ヌートバーに一つの答えがあります。

イチローや吉田正尚選手、翔平君のレベルは、中々難しいと思います。
でも、ヌートバーの真似なら出来るのではないか・と思いました。

今、ヌートバーが評価されているのは、出塁率の部分だと思います。現在、4割3分2厘と規定打席未達ながらリーグ3位に相当するかなり良い成績です。
その理由は、四球率(打席数に占める四球の割合)1割8分6厘です。四球での出塁が多いから出塁率が高くなるという単純な理由です。

これが最大のポイントです。出塁率の高い選手は、メジャーでは高く評価されます。今なら3割バッターより評価が高いのではないかと思います。2番に最強打者を置くメジャーの1番バッターに最適だからです。

ヌートバーが今年良くなった点は、他には速球系の球に強くなりました。速球系の球の打率が去年の2割2分8厘から3割2厘に上がった点です。これが打率を向上させています。
安打29本のうち、ホームラン3本二塁打5本盗塁5。完全にトップバッターとして求められる部分をクリアしています。しかも得点圏打率5割と勝負強いです。

ヌートバーは今年、活躍してレギュラーになるであろう選手です。

ここに日本人選手がメジャーで活躍するためのヒントがあります。
選球眼が良く四球を多く選べること=出塁率が高いこと
速球系の球に強いこと

ほぼ、この2点です。
つまり、これまで努力する方向が違っていたのか、あるいは努力するべき方向を知らないのであろうと思います。

高打率やホームラン数で考えるのではなく・
「出塁率を高くする」
「速球系の球に強くなる」

こう努力すれば、もっと現実的で道は近いと思います。

「出塁率が4割くらい」
「ホームラン10~20本」
これが出来れば、メジャーでも一流です。
どうも?考える方向が間違っているのか、知らないのではないか?と、思えるのですが?

今のヌートバーぐらいに出来れば、メジャーのレギュラーです。

それを分かりやすく数字で比較すると?
シカゴ・カブス鈴木誠也
27試合 四球13 出塁率353
ヌートバー
27試合 四球22 出塁率432

要は、こう言うことなんですネ?
これが一流と二流の差です。


ウクライナ紛争に関するメデイアの特集番組<2023年5月

2023-05-18 17:44:45 | ウクライナ紛争

ベラルーシに関する記事を探していて偶然見つけました。テレビを見ないのでテレビで報道される事については、知りません。さすが公共放送だけあって内容が充実しています。映像を中心に編成すると、分かりやすいですね。その代わり内容を編集しそこなうと、そのまま間違った内容が拡散してしまします。一部、間違えている部分があります。

ドネツク州のリマンでの戦いでのロシア軍の行動についての部分です。番組を見ると5000人の守備部隊が全滅したような内容です。BBCなども同じように間違った内容を報道していました。ロイターの報道が正確です。
ワールド
2022年10月6日3:46 午後7ヶ月前更新
アングル:ウクライナ要衝に横たわる兵士の遺体、ロシア撤退の爪痕
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2R10HD

その部分は、この記事を読んだ方がいいでしょう。
間違えているのは、「5000人の守備部隊が全滅」の部分だけです。それ以外は、リマンの戦闘に関して分かりやすく報道しています。また、インタビュー中心に編成されている部分は、真偽の確認は出来ません。しかし、参考にはなると思います。

<兵士の証言から浮かび上がる前線での実態>
ロシア兵や将校へのインタビューで構成されていますが、ロシア兵の側の当時の状況や心境が分かります。

<“死傷者20万人”の分析も なぜ損失広がったのか?>
「5000人の守備部隊が全滅」の部分を除けば、ウクライナ軍が東部で大規模反抗作戦を展開した当時のロシア軍側の状況が良く分かります。

<プーチン大統領の“戦争観”とは>
ここでは、ロシアのプロパガンダがどのように変化していったのかが、言葉の使用回数を分析することで文字化しています。

<台頭する民間軍事会社「ワグネル」>
ワグネルが治外法権の組織であることを裏付けています。そして、その戦闘方法も分かりやすく説明しています。だからバフムトでは囚人兵に甚大な人的被害で出ました。約5万人とされるうち、5千人については恩赦を受けて帰還したとの報道がありました。それ以外が、どうなっているのかは不明です。ロシア軍の戦死者と負傷者には、カウントされません。

<多くの戦死者が出ている少数民族の訴え>
この部分は、一番見て欲しい内容です。帝政ロシアの時代からこれまで少数異民族が、どのように中央政府から扱われてきたのかが、報道されています。他のメデイアは、さわり程度にしかニュースにしません。ロシアの最大の内部矛盾です。これを知ることでロシア社会の本質が浮かび上がってきます。

<終わりの見えない戦争 その先に何が・・・>
ここでは、戦争に不正義を感じ実際に武器を取ってウクライナ側に参戦するロシア人に触れています。
去年は、約200人規模の自由ロシア軍団が義勇兵としてウクライナ軍に組み込まれて戦闘に参加していました。

2023年3月の時点で、別の部隊が編成され1000人と書かれているので、ウクライナ紛争に参加するロシア人の数が大幅に増えていることが分かります。去年は、第三者的に静かにしていた一部の人々が武力を使ってロシアの独裁政権と戦うしかない・と考えるロシア人が増えつつある事が分かります。
ポーランドに拠点を置いて志願者の訓練を行ってウクライナに送り込んでいるようですから、単発的な動きではないと推測されます。

そして、このグループはウクライナの戦場に義勇兵として行くだけではないと思います。そうです技能優秀な既に訓練を受けた元兵士であるなら、もっと特殊な作戦に従事することも可能です。最近、そう言う要員にしか出来ないようなロシア国内での反政府活動と思われる事件や事故が起きています。戦闘機2機とそれを支援するヘリコ2機が謎の墜落をしました。これは高度な訓練を受けた要員がそれなりの戦争道具を使わなければ、出来ないことです。

などなど、一度視聴してみるとウクライナ紛争に関して新たな認識があるかもしれません。

NHKスペシャル
(2023年2月25日の放送内容を基にしています)
調査報告・ロシア軍 ~“プーチンの軍隊”で何が~
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/p6RMYy8QR3/

<兵士の証言から浮かび上がる前線での実態>

<“死傷者20万人”の分析も なぜ損失広がったのか?>
多くの戦車と歩兵戦闘車などの喪失
ドネツク州のリマンでの戦い→下記の記事を参照ください
ワールド
2022年10月6日3:46 午後7ヶ月前更新
アングル:ウクライナ要衝に横たわる兵士の遺体、ロシア撤退の爪痕
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2R10HD

<プーチン大統領の“戦争観”とは>

<台頭する民間軍事会社「ワグネル」>

<多くの戦死者が出ている少数民族の訴え>

<終わりの見えない戦争 その先に何が・・・>

ポーランドに拠点を置くこの団体では、各国に住むロシア人を対象に、ウクライナ軍の外国人部隊に加わる志願兵を募っている。
訓練を受けた志願兵の第1陣が、すでに戦地へと向かった。その数は、2023年3月までには1000人に達し、その後も毎週、出陣するという。


ウクライナ軍バフムトを一部奪還か?<ウクライナ紛争2023・5・15

2023-05-18 17:43:21 | ウクライナ紛争

ウクライナ軍、「敵の拠点10か所以上」制圧 東部バフムート
2023年5月15日 14:58 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3463921?cx_part=top_category&cx_position=1

ウクライナ軍がバフムト北郊外方面に新規の部隊を進撃させているのは、既に書いた通りです。バフムト北東の郊外のソレダル方面を攻撃しているのは、記事になっていました。
部分的にいくつかの拠点を奪還したようです。

南郊とあるのは・
バフムト(地図上・アルチェモフスク)の市街地の中央を幹線道路のルートT0504が東西に通っています。市街地の西側の郊外をロシア軍が、この幹線道路の北側を攻めていました。ここで幹線道路の南側のロシア軍を退却させいくつかの軍事拠点を奪還したと言うことだと思います。

これは重要で、幹線道路のルートT0504の更に北側に裏道があり、この道路がウクライナ軍の補給ルートです。ウクライナ軍は補給ルートを守ることに成功したことになります。つまり、ウクライナ軍の補給は今後も継続し、その面からの不安は、なくなりました。

また、バフムト市街のかなり広い北と西南の郊外で戦闘中ですから、これも以前書いた通りウクライナ軍は、ロシア軍を挟撃しつつあることになります。

これまでは、バフムト市街の西の郊外の軍事拠点を守るだけでした。完全に反撃に出ていることになります。

めったに本当のことを言わないロシア国防省が・・
「ロシア軍司令官2人が戦闘中に死亡したと発表した。」
これを見ると、二方面でかなり激しい戦闘が継続中のようです。

ウクライナ軍や政府は、反撃作戦の詳細も開始時期も伏せたままです。しかし、その事前準備段階の作戦や部分的な反撃作戦は、既に開始されていると思います。

思わせぶりゼレンスキー氏「近く重要なニュースを発表」…要衝近郊で「26回の反撃」
2023/05/13 07:13
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230512-OYT1T50259/

こんなことを何気なく言うはずもなく?
どこかで、はっきりした戦果が上がったらニュースを発表すると言うことでしょう。もう既に部分的に始まっていると言うことだと思います。

ちなみにウクライナ軍の反撃がはっきりニュースになったのは、5月12日からです。
ワールド
2023年5月13日1:06 午前3日前更新
「ロシア軍、東部でのウクライナ軍の攻勢撃退=ロシア国防省」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-soledar-idJPKBN2X318V

参考記事
2023年5月13日 18:28(文中に略図あり)
激戦バフムト!(ロシア)逃げたのは、どっちだ?<2023・5・13
https://smcb.jp/diaries/9050882
2023年5月13日 2:36(文中に略図あり)
ドネツク州バフムトの戦闘の現状<2023・5・13
https://smcb.jp/diaries/9050408

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


更に続くNATOのウクライナ支援<ウクライナ紛争2023年5月

2023-05-18 17:42:07 | ウクライナ紛争

今、ウクライナの大統領は西ヨーロッパ各国を訪問しています。今年になりNATO諸国の大型軍事支援が決定されその多くは、既に訓練を終えウクライナに実戦配備されています。

ウクライナ軍の反撃作戦の前に支援国を訪問し支援に対する感謝の意を
伝え、更には追加の軍事支援を引き出しつつあります。

イギリスは、既に射程250kmの長距離ミサイルの供与を決定し、すでに輸送中です。更に今日、他の支援も発表されました。
ワールド
2023年5月15日3:58 午後34分前更新
英、ウクライナに長距離攻撃ドローン供与へ ゼレンスキー氏訪英
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-zelenskiy-idJPKBN2X60F4

仏、ウクライナに軽戦車を追加供与 独は4000億円の支援約束
2023年5月15日 9:33 発信地:パリ/フランス [ フランス ウクライナ ドイツ ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3463854

ドイツも4000億円の大型追加支援を決定し、フランスも軽戦車と装輪装甲車「AMX10RC」など軍用車両数十台を追加供与とその訓練の提供を決定しました。

ウクライナ軍の本格的な反撃作戦の前にこのような支援が続々と決定されるのは、ウクライナにとって何より心強いことだと思います。


メジャーの大物投手の値段<2023年5月

2023-05-18 17:40:02 | スポーツ

暇だから、こんなことを調べてみる気になりました。大物投手の成績が、今年目に見えて悪いからです。

ニューヨーク・メッツ
3年総額1億3000万ドル
年平均ではメジャー最高額の4333万3000ドル(約58億5000万円)・(サイ・ヤング賞+計3回)
マックス・シャーザー
(38歳)右投げ右打ち
6試合
3勝2敗 防御率4・88 奪三振26

ニューヨーク・メッツ
年平均で歴代2位の3600万ドル(約48億6000万円)は射程圏
ジャスティン・バーランダー(去年のサイ・ヤング賞+計3回)
(40歳)右投げ右打ち
3試合
1勝2敗 防御率4・67 奪三振15

カンザスシティ・ロイヤルズ
年俸850万ドル(約11億円)出来高は最大750万ドル(約9億8000万円)・(サイ・ヤング賞+計1回)
ザック・グリンキー
(39歳)右投げ右打ち
9試合
1勝4敗 防御率5・01 奪三振32

テキサス・レンジャーズ
5年1億8500万ドル(約248億4800万円)年に均せば3700万ドル(約49億7000万円)
テキサス州には所得税がない・(サイ・ヤング賞+計3回)
ジェイコブ・デグロム
(34歳)右投げ左打ち
6試合
2勝0敗 防御率2・67 奪三振45

いずれもサイ・ヤング賞受賞の名投手です。
グリンキーは、最近の成績がそれほどでもないので他の投手と比較すると基本年棒は、格安です。出来高を入れて半分未満。
ジェイコブ・デグロムは、過去3年故障でまともに投げていないのですが年齢と復活を期待されての投手最高年棒です。

NYメッツは、大枚はたいてシャーザー&バーランダーの超豪華版です。オーナーはメッツが優勝するためなら金に糸目を付けません。しかし、現在まで二人合わせて4勝。菊池雄星・一人分です。給料は、合計1年100億円。

メッツは、ア・リーグ東地区4位を迷走中。
デグロムは故障者リスト入りですが、レンジャーズはア・リーグ西地区1位を維持しています。まあ、ポスト・シーズン用なんでしょうかね?

と言うわけで、大物になると年棒は凄いです。しかし、それが故障なく働けるかどうかは、運しだいみたいな面があります。

バーランダーは去年のア・リーグのサイ・ヤング賞です。
しかも所属していたアストロズは、ワールドシリーズ優勝です。今年、期待されても不思議ではありません。

残念ながらここに出てきた大物は、今年活躍しているとは言えません。

☆勘のいい人は気が付いたでしょう?
秋FAの大谷翔平君
サイ・ヤング賞を取れば・投手で50億円+打者で30億円=80億円以上の超大型複数年契約。今、10年か12年かが問題のようです。
サイ・ヤング賞なしなら、投手で40億円+打者で30億円=70億円以上。
値段が、10億円違います。

そして、アストロズ?
今、バーランダーが移籍したためエースがいません。どうしても欲しいでしょう。しかもテキサス州は所得税なしの特典付きです。

秋に、翔平君はどこに移籍するのでしょうね?
アストロズは、下馬評にはありません。
あっと驚く・・・