「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドネツク戦線の大きな転換点を作ったクルスク侵攻作戦<ウクライナ紛争2024/09/02

2024-09-02 19:13:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

中部ドネツクでの急激なロシア軍の進撃は不思議でした。
何故、こんなに簡単に前線崩壊が起きるんだ❓
最初は、トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面で起きました。2km~3kmはある郊外の防衛陣地や塹壕が、せいぜい1週間程度でロシア軍に突破されました。
その後は、いきなり市街戦が始まりました。
郊外の防衛施設を失ったウクライナ軍は、抵抗できず次々に拠点を失い、現在は最後のトレツクТорецькで勝ち目のない防衛線を戦っています。
トレツクТорецькからウクライナ軍が撤退するのは、時間の問題と言えます。

一方でポクロウシクPokrovsk戦線ではウクライナ軍の強力な要塞であるソキルSokilが陥落した後、ウクライナ軍の守備が崩壊しました。
その西にあるプロレスProhresは、今分かってみるとウクライナ軍の最後の防衛ラインです。ここは、ほぼ戦闘なしでロシア軍が制圧しました。その後は信じられないようなスピードでロシア軍が、大きな貯水池(カルリブスケ貯水池)の西側を破竹の勢いで進撃しました。
そして今ロシア軍は、ウクライナ軍の中部ドネツク最後の大拠点のデイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskに総攻撃をかけられる位置まで進撃しました。
この間1か月ぐらいだと思います。
アウデイーイウカからポクロウシクPokrovskまでの距離は約40kmです。今ロシア軍がいる位置は約10km以内です。
30kmのうち15kmをロシア軍は、1か月で進撃したことになります。
ウクライナ軍の守備は崩壊しました。

これらのことを生み出した原因は何か❓
クルスク侵攻作戦です。
クルスク侵攻作戦はウクライナ軍によると数か月前から準備されたようです。
その間、東部戦線の各戦場から戦闘力の強い機甲部隊を中心に部隊の引き抜きを行っていたようです。
そして特に劣勢であった中部ドネツクには代わるりの援軍も送らず放置状態だったようです。
更にはクルスク侵攻作戦のために兵器や砲弾、ミサイル・ドローンなどをクルスク侵攻に優先的に集結していたようです。
東部戦線への供給は絞られ配給制になって、砲弾、ミサイル・ドローンなどの不足が生じていました。

これが中部ドネツク戦線でウクライナ軍の守備が崩壊した理由です。

ウクライナ参謀本部は、クルスク侵攻作戦のために中部ドネツクを捨てたと言えます。
その結果、ポクロウシクPokrovsk戦線では敗北と言える戦況が生まれました。

もうウクライナ軍にこれを挽回することは不可能です。
最後の外郭の防衛ラインを言うべきフロデイフカHrodivka~ノヴォホロデイフカNovohrodivka~セリダブSelydoveでは市街戦が始まりロシア軍が優位な戦いを行っています。
中央のノヴォホロデイフカNovohrodivkaは約3日の戦闘ののち、ロシア軍が既に制圧しました。

後は、むき出しのデイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskが残るだけで防衛戦を戦っても長くは、もたないと思います。

こういった意味でクルスク侵攻作戦は、ポクロウシクPokrovsk方面をウクライナ軍が失うという意味でドネツク戦線の大きな転機になりました。
ウクライナ軍の挽回不可能な不利を招いたという意味です。

ポクロウシクPokrovsk方面をウクライナ軍が失うということは、ドネツク州へのウクライナ軍への補給(兵站)を失うのと同じです。
一番大きな不利益を受けるのが南ドネツクです。
ポクロウシクPokrovskからの補給を失います。
今、市街戦が起きているセリダブSelydoveをロシア軍が制圧すると完全に補給(兵站)を失います。
今後は、南ドネツクのウクライナ軍は補給なしで戦え!と言っているのと同じです。
戦えるわけがないでしょう❓
だから今の時点でロシア軍が南ドネツクを制圧するのは決定的と言えます。

これでやがてはウクライナ軍は、中部ドネツクと南部ドネツクを失います。
北部ドネツクのことは、今回省きます。

これで終わりではありません。
デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskはドネツク州西部の最後の防衛拠点です。
ここを抜かれると西隣のドニプロペトロウシク州を守るべき防衛ラインも拠点になりそうな地形も集落もありません。背後には平原があるだけです。

ポクロウシクPokrovskの先にあるドニプロペトロウシク州の大きな都市は、約80km先のパブログラードПавлоградです。
『ポクロウシクPokrovskが、何故ウクライナにとって重要なのか❓<ウクライナ紛争2024/08/22』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/d3cf126433a80a743e6c4eb30f2d59ef

ドネツク州を大体占領したロシア軍が西に進撃し始めるとドニプロ川手前30kmくらいのパブログラードПавлоградまで防衛拠点になりそうなウクライナの都市はありません。

ポクロウシクPokrovskでロシア軍を止めないと、その西はフリーウエイです。
しかもここまでロシア軍が進出してしまえば、ポクロウシクPokrovskを仮に守ったとしても、その脇からロシア軍は簡単に進撃できます。
今の段階でロシア軍がドニプロペトロウシク州に進撃するのを阻止するのは、事実上不可能と言えます。

クルスク侵攻作戦の代償としてウクライナ軍が招き寄せたのは、以上のような状況です。
ドネツク州でのウクライナ軍の敗北は、ほぼ決定的です。加えてドニプロペトロウシク州への進撃路もロシア軍に与えました。ドニプロ川まで行くと思います。

信じられないようなウクライナ参謀本部の、ロシア軍!
ナイス・アシスト!です。
さっさと戦争に負けようと考えたのでしょうかね❓
それなら意味が分かりますが❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


(ドイツ)州議会選でAfDとBSWが躍進、連立与党は大敗<2024/09/02

2024-09-02 19:12:01 | ヨーロッパ

アングル:独州議会選で反体制政党が台頭、連立政権にさらなる打撃
By Sarah Marsh
2024年9月2日午後 2:28 GMT+921分前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/AMHTT6QRBBMK5IO7WEGQABFALY-2024-09-02/

テューリンゲン州とザクセン州で「ドイツのための選択肢(AfD)」は保守政党並みの議席を獲得しました。
『一方、左派ポピュリスト(大衆迎合主義)政党「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟(BSW)」は、結党からわずか8カ月で11.5─15.6%の率を獲得し、国政連立与党3党のどれよりも得票率が高かった。』

保守政党は現在下野しているキリスト教民主同盟CDU系のグループです。
しかしロイターの書き方も悪意がありますね❓
左派ポピュリスト(大衆迎合主義)政党と書いています。
イギリスの保守党だって中身は似たようなものだと思います。

問題は、躍進した新興勢力は「移民・難民排斥」「ウクライナ支援反対」を主張しています。

コロナ不況からインフレ高進、その中で起きたウクライナ紛争への対処、その結果ドイツで進行中の不況に近い経済的な落ち込み。
特に手厚すぎるウクライナ支援とウクライナ難民支援は、批判が多いと思います。
ドイツ国内で生活が苦しくなっている人が増えているのにそれを放置して納得する人は少ないと思います。

その批判として連立与党3党は、全部議席を減らしました。欧州議会選から続く流れです。

ドイツ左派ポピュリスト「ヴァーゲンクネヒト」新党は極右の票を奪うか
2024年2月20日
https://www.fsight.jp/articles/-/50437
「ザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟(BSW)」
反EU、反難民、親ロシア
共産主義の流れをくむ政党ですからロイターは白眼視するわけです。
しかし旧東ドイツ地区では共産主義は違和感のある思想ではありません。むしろ貧しいこの地区の国民にとっては親近感の方が強いでしょう。

問題は、BSWは極左でAfDは極右です。
連立を組むのは野合になり不可能に近いです。
ここに穏健保守のキリスト教民主同盟が加わって、今後のドイツ政治をリードして行くことになりそうです。

ドイツ経済を破壊したと言える緑の党は、当分沈没でしょうね。環境左派の主張は、夢物語であったことをドイツ人は理解しつつあると思います。支持率の急低下がその証明です。

現在政権党で落ち目のSPDは、更に落ち目度合いを深めると思います。
落ち目の左派系政党から流れた票は、批判票として極左のBSWに流れる可能性があります。
そうなると旧共産党系が勢力を伸ばすことになります。

多分、まともな議席数を持つのは穏健保守のキリスト教民主同盟とBSWは極左でAfDは極右になりそうな流れになってきました。

フランスもマクロンの自爆解散のと議席の変動があり、まだ組閣が出来ません。
もう1回総選挙が出来るのは今回の自爆解散の1年後です。あるいは1年後まで組閣が出来ないかもしれません。

ウクライナ絶対支持の政権与党は、フランスでもドイツでも議席を減らしました。フランスは組閣が出来ず、ドイツでは政権党は3党とも議席を大幅に減らして少数党に落ち込むでしょう。

イギリスでは、保守党が懲罰的歴史的大敗を喫しました。

アメリカの民主党は、どうなるのか❓
ヨーロッパの傾向から見ると負けることになります。
※日本⇒総理が総理引退になりました。

大ウソをついて国民をだまし、ウクライナに大金をつぎ込んでいる国は、多いです。
国民はバカではありませんから、やがて懲罰が下ります。
その前に不況になるかもしれません⇒ヨーロッパ。
どっちにしても戦争に大金をつぎ込んで、いいことはなさそうですね❓

BBC>ドイツ極右AfDが躍進、東部2州の議会選挙 テューリンゲン州では第1党に
https://www.bbc.com/japanese/articles/cly9p3xv2eyo
テューリンゲン州の政党得票率
AfD 32.8%
キリスト教民主同盟 23.6%
連立与党
社会民主党 6.1%
緑の党 3.2%
自由民主党 1.1%)

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


ウクライナ万歳サイトに見るクルスク戦線とポクロウシク戦線の戦況<2024/09/02

2024-09-02 19:09:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

知る人は知るお馴染みのFoebesのDavid Axeです。
スポンサー筋と客筋の好みの記事を書くことに特化しています。
ウクライナ軍がロシア軍を撃破すると褒めたたえます。
そして思いっきりロシア軍をこき下ろして読者を満足させます。

しかし、そうでない場合もあります。本当に危機的なときは常識的なことを書きます。
直近の例では、アウデイーイウカ陥落前です。
この時はさすがに「撤退論」を書いていました。
何をどう頑張っても誉めようがない時だけ、常識論になります。

その観点から記事を見てみます。

(1)クルスク戦線
2024.08.22 17:30
ウクライナ軍、セイム川南岸への地上攻撃うかがう ロシアの現地部隊は孤立
https://forbesjapan.com/articles/detail/73231
2024.08.21 17:30
クルスク州でロシア軍部隊を包囲か ウクライナ軍の空中強襲旅団
https://forbesjapan.com/articles/detail/73208
2024.08.19 09:00
ウクライナ軍の侵攻部隊、10日で装甲車両45両失う 異例の損失ペース
https://forbesjapan.com/articles/detail/73149
2024.08.18 09:00
ウクライナ軍、クルスク侵攻にチャレンジャー2戦車も投入 HIMARSなどに損害も
https://forbesjapan.com/articles/detail/73144
2024.08.17 09:00
ロシア国境の町スジャが陥落、過去最多の100人超投降 徴集兵の捕虜に国民動揺
https://forbesjapan.com/articles/detail/73140
2024.08.15 12:00
ウクライナ軍、クルスク侵攻に2個空挺旅団を増派 損害被るも勢い衰えず
https://forbesjapan.com/articles/detail/73109

普段は、こんなものではありません。
何かネタを見つけるとウクライナ軍を褒めたたえます。
そうしないでウクライナ軍に不利なネタも混ぜていますから、半信半疑と言ったところですね❓
今のところウクライナ軍に危機はないが、褒めたたえるのも後で外れると心配だ・と言う程度の態度です。
ウクライナ軍が、ロシアの防衛ラインを突破して進撃を始めると、ヨイショ!記事が並ぶと思います。
そうはなっていませんから、戦況は膠着状態に移行しつつあるのかと思います。

(2)ポクロウシク戦線
2024.09.01 09:00
ウクライナが東部のポクロウシク方面に増援部隊を投入 現状は「焼け石に水」か
https://forbesjapan.com/articles/detail/73416
2024.08.29 18:30
ウクライナの越境作戦が裏目に 東部でロ軍の攻勢加速、自軍は兵力不足に拍車
https://forbesjapan.com/articles/detail/73385
2024.08.26 17:00
ロシア軍が東部要衝ポクロウシクの東10kmに進軍 逆侵攻による「兵力分散」は不発に
https://forbesjapan.com/articles/detail/73295

こちらは、アウデイーイウカ陥落前と論調が似ています。大体、常識的なことしか書いていません。
イケイケ記事を書いて外れると困るからです。
アウデイーイウカ陥落前と論調が似ていると言うことは❓
普通に考えると、危機的だと考えていることになります。

David Axe氏の記事の価値は、ウクライナ軍が危機的か大丈夫かのリトマス試験紙として非常に役に立つ点にあります。事情を全部知ったうえでヨイショ記事を書いているから、危機的なときは常識論を書きます。

そのDavid Axe氏が両方の戦場について、このように書いているという事は、そもそもクルスク侵攻作戦は大失敗だと言っているのと大体同じです。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


(ギリシャ)魚大量死で非常事態宣言<2024/09/02

2024-09-02 19:08:35 | ヨーロッパ

魚大量死で非常事態宣言 ギリシャ
2024年09月02日06時04分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024090200107&g=int

たまたまギリシャの例がニュースになっています。
しかし近年、世界中で起きています。
日本でも河川や近海で起きています。

イワシの大量死、一体その原因は…専門家に聞くと浮かび上がってきた2つの仮説(日本)
2023年10月20日(金) 19:53
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/790546
度々起こる魚の『夏の大量死』の原因は? 有害物質の検出はナシ
2021年8月21日
https://tsurinews.jp/172738/

原因は干ばつや人為的に起きる水不足であることもあります。イラクの例
しかし、主な原因は地球環境の変化に起因しているようです。

アラスカでは、こんな絶滅と言えるようなズワイガニの大量死が起きていました。
CNN
アラスカ近海から消えた数十億匹のズワイガニ、温暖化による餓死だった
2024.08.22 Thu posted at 13:33 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35223049.html

※その他記事など
ギリシャの湖で魚が大量死、干ばつによる水位低下が原因
『2019年9月20日 21:20』 発信地:テッサロニキ/ギリシャ [ ギリシャ ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3245573

川で魚が大量死 干ばつの影響か イラク
2023年7月6日 18:54 発信地:マジャールアルカビール/イラク [ イラク 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3471477

湿原が乾燥し魚が大量死 イラク南部
2023年7月6日 21:03 発信地:チバイッシュ/イラク [ イラク 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3471464
チグリス・ユーフラテス川の水位低下 イラク南部
2023年2月27日 17:09 発信地:ナシリヤ/イラク [ イラク トルコ 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3453065?cx_part=related_yahoo

魚の大量死が世界の川や海で頻発 なぜ窒息してしまうのか?
2023.07.18
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/071400366/
干ばつなどの異常気象
藻類の大発生
窒息
淡水魚種の3分の1が絶滅の危機にひんしている


2024MLB>9月1日>鈴木誠也が二塁打2本、カブス6連勝

2024-09-02 11:14:34 | MBL & プロ野球

カブス鈴木誠也が二塁打2本、チームは6連勝でワイルドカード圏内まで3・5差
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409020000264.html
鈴木誠也
ナショナルズ 1-14 カブス
4打数2安打2四球、二塁打2
9回一挙7得点、HRなし

誠也が打つとカブスが勝利するのは、去年と同じです。
カブスはこれと言った決め手のないチームで、全員野球みたいな感じです。
だから勢いが付くと勝ち始めます。
勢いがなくなると、シュン・・・
今日は14得点しましたが、ホームラン・ゼロです。
連打でタイムリーを連ねてこの得点ですから、不思議な気もします。
ともあれ6連勝で、プレーオフ勝率3位(ワイルドカード)まで3・5ゲーム差になりました。

現在、勝率3位(各地区2位以下)は東地区のブレーブスで74勝62敗、勝率.544。
カブスが勝率.518で71勝66敗。
カブスが3連勝してブレーブスが4連敗して、やっと同率になります。
残り25試合ですから相当、厳しいです。
カブスは残り15勝10敗でも、どうかな❓
このぐらいの差が、まだあります。
後は、ひたすら勝ちを目指すだけです。
もう6連勝位は、欲しいところです。
誠也が大爆発して、今永が残りの登板で全部勝つと何とかなるかもしれません。
カブスの各選手の打率
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/score/?sdc_page_code=GameResult&sdc_subpage_code=&game_global_id=2322178&sports_code=sbmlb&operation_mode=
よくこれで6連勝できるな!と感心します。
なければ無いで何とかなる・という好例です。

★何よこれ❓
大谷翔平4打数無安打、大量ビハインドで野手が登板し途中交代 監督「今日はタフな状況だった」
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409020000187.html
<ダイヤモンドバックス14-3ドジャース>
翔平君は4タコ・・・
8回からはエース(野手の)キケ・ヘルナンデスが登板
メジャーでは大差の負け試合では、最後は野手が誰か登板します。意外に打たれないのは、相手も武士の情け❓で手加減するのでしょうね❓
単に早く家に帰りたいだけかもしれません。

★今年のド壺球団、ああ無情・・・
ホワイトソックスが球団ワースト更新の107敗目、メジャー新の126敗ペース
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409020000188.html
運よく地獄から天国に行けた人⇒マイケル・コペック投手
2024.07.30
ド軍移籍の剛腕コペック「ワクワク感」 強豪チーム合流を心待ち、惨敗Wソックスには感謝
https://full-count.jp/2024/07/30/post1591667/
衝撃100敗…交換移籍の24歳は絶望 ド軍右腕が語る最弱球団「これほど難しい時期はない」
8/28(水) 18:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/621570bc2c405fcb21c33c9824673c02047a024a
運悪く天国から地獄に行った人⇒24歳のミゲル・バルガス外野手⇒人生の試練に遭遇しました

☆ロイヤルズのボビー・ウィットJr君
今日30号HRを打ち、これで塁打数が338(138試合)
162試合396・78ペース
ジャッジ
343塁打(135試合)
160試合💮406・5💮ペース
大分下がりましたが、まだ年間400塁打ペースです。
ジャッジと塁打数で張り合えるところが、ウィットJr君の凄いところです。
翔平君329塁打(134試合)
160試合392・8ペース
(これはキャリア・ハイのペースです。過去最高2023年325塁打135試合、160試合なら385塁打換算、他の二人より劣りますが過去最高のペースです。ジャッジがHR62本を打った年でも391塁打でした。だから今年この3人は、過去の例を探しても中々ないだろうハイレベルの争いをしています。史上稀にみると、言ってもいいでしょう。)


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


NYで「わんこそば大会」❓

2024-09-02 11:13:09 | アメリカ合衆国

NYで盛岡わんこそば大会 観光PR、山口も参加
2024/9/1 20:03
https://www.sankei.com/article/20240901-PNZCTWJ5KNKTNLG6E52ZCLFMSA/

アメリカ人が「わんこそば」をやや疑問を持ちながら食べているのがいいですね❓
良く分からないけれど、タダだから食べてみよう❓

ラーメンやうどんは知っているようです。
「わんこそば」は初めてでしょう。

徳島の阿波おどり
山形の花笠踊り
沖縄のエイサー

日本人は内気で宣伝下手です。
ウクライナとは正反対です。
ウクライナは宣伝上手の嘘つきです。

日本の良さを知ってもらう努力が足りないと思います。
車だけでなくアメリカで売れるものは、日本にはたくさんあると思います。
日本の食事が最近、アメリカで流行っているのが好例です。
他にも日本の素晴らしいものや技術、伝統は沢山あります。アメリカで売ることが大切です。アメリカから他の国々に流れていきます。

日本政府は、よく考えるべきですね❓
知恵が足りなすぎるように思います。
こんな日本では珍しくもないものが、アメリカ人には珍しいようです。

普通に考えるなら❓
国のサイズや経済力や軍事力以外は、日本の方がアメリカよりはるかに優れています。
もっと自信を持つべきですね・・・


ドイツの脱原発の完全な失敗と経済不況、日本は❓<2024/09/01

2024-09-02 11:11:54 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ドイツ経済は、現在長期的な低迷期に入りつつあると言えそうです。その事情を書いた記事。


川口 マーン 惠美
国外逃避が止まらない…!「電気代が異常に高い」ドイツがいま陥っている「産業の空洞化」と「雇用の喪失」
2024.08.23
https://gendai.media/articles/-/136003
2024.08.10
脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に
https://gendai.media/articles/-/135377

政治的に経済的にドイツを知りたければ、川口 マーン 惠美さんの投稿記事を読むのが一番わかりやすいと思います。
ドイツの大学を卒業後、どの時点かでドイツ人と結婚してドイツ生活が長いです。そして作家の目から批判的にドイツを見ています。
歯がゆいんでしょうね❓
ドイツは、もっと素晴らしい国なのにドウシテダメなの❓

そのダメの原因を分かりやすく批判しています。
ある部分では、平成大バブルに酔いしれてその後、長期の低迷期に入り衰退した日本とよく似ているような気がします。

簡単に言うとメルケル長期政権が、ドイツの社会と経済をダメにしたと言っていいと思います。
メルケル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%AB
2005年9月キリスト民主同盟が総選挙で勝利して首相になります。
2021年総選挙で敗北して首相の座を失いました。
ただ最初の組閣でキリスト民主同盟単独では組閣できず、第2党であるSPD・緑の党などと連立を組みます。
この点に今のドイツが抱えている問題点を内蔵することになりました。

メルケル時代は、EUとドイツが比較的上手くいっていた時代です。ドイツも経済的に成長を続けました。
SPD・緑の党と連立を組んだために妥協したのが、環境政策です。
緑の党の党是である脱原発が社会に浸透していきました。
メルケルもその政策に引きずり込まれます。
そして、ついに脱原発が法律的に成立し脱原発ロードをドイツ社会全体が歩み始めます。

しかし緑の党が主張した脱原発は、単なるスローガンであり経済的合理性も妥当性もありませんでした。「脱原発=絶対正義」と言うスローガンしかありません。

この時代は左派と環境保護派がドイツで大きな勢力を持っていました。だから脱原発にマスコミも市民も全員賛成のようになりました。特にマスコミは熱心にこれを応援したようです。

しかし、そもそも経済的な合理性も妥当性もない単なるスローガンですから、たちまち行き詰まります。
原発の大容量エネルギーを不安定な自然エネルギーに置き換えれるのは不可能なほどに困難なことでした。
以後、ドイツの電気代は高騰を続け、ウクライナ紛争が完全に脱原発の非合理を証明しました。
足りない分を補っていたロシア産の天然ガスを失うと大幅に割高なアメリカとノルウェーの液化天然ガスを買うしかありません。
こうして一層、ドイツの電気代は高騰しました。

そして最後に残っていた原発の冷却塔を爆破してドイツの原発は、終わりを告げました。
残ったのは❓
ヨーロッパ一高い電気代です。
これを今後長きにわたりドイツ企業とドイツ国民が負担し続けます。
環境テロともいうべきドイツの脱原発は、こうして完結しました。
世界で唯一原発を否定するドイツに明るい未来は描けません。

長くなるのでこれだけにしますが、ドイツのエネルギー政策がドイツ経済を破壊しつつあると言えます。
その手段が、脱原発です。

福島第1原発事故は世界に衝撃を与えました。
世界の国々は新規の原発導入に慎重になったことは事実です。
しかし時間をおいて冷静に考えた結果、ドイツ以外の国々は原発の新設または導入を決定しています。
原発の新・増設は世界の流れです。

安定した大容量の電力供給の手段は、原発か石炭火力しかありません。これは商用原発が導入された当時と同じです。原発に代わる大容量発電の技術は、まだ開発されていません。

ドイツは、ドイツ経済に対して自爆テロを敢行したと言えます。
そして脱原発がエネルギー政策として完全に誤っていることも証明してくれました。
それでも尚、脱原発にすがり続ける緑の党を始めとする環境左派は、ドイツ経済を破壊するテロリストです。

ドイツ経済の長期低迷を脱原発の部分から見てみました。
他にも原因は多々ありますが、今回は疲れたのでこれで終わり。

※日本の場合を考えてみて下さい。
もう社会実験として完全な失敗に終わった脱原発を政策にしている野党は、結構あると思います。
もし脱原発をエネルギー政策として採用したなら日本経済の没落に大いに貢献するのは、間違いありません。

そんな政策に賛成できますか❓
川口 マーン 惠美の投稿記事や著作は、そのことを小説風に分かりやすく教えてくれます。

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


ドイツの各政党のウクライナ紛争に対する立ち位置<2024/09/01

2024-09-02 11:09:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ドイツで厭戦気分広がる、ウクライナ支援反対の右派・左派新党が台頭…州議会選挙から国政波及か
2024/09/01 15:15
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240901-OYT1T50043/

珍しく参考になる記事を書いています。
これを見るとNATOべったりでウクライナ支援に熱中している連立3党と、新興野党勢力の違いが良く分かります。

「ウクライナへの武器供与の即時停止とロシアとの終戦交渉を求め」
「死傷者をこれ以上出さないために停戦を急ぐべきで、武器供与は逆効果だ」
「ウクライナへの支援は必要だが限界に達しつつある」

反戦派が、増えつつあることが分かります。しかもそれを堂々と主張する市民もいます。
元々ドイツは「話し合い派」が半数位で、「主戦論」は半分いるかいないか程度です。

【2024年最新】報道の自由度ランキング 日本は70位に下落、ワースト3か国も総入れ替え
https://eleminist.com/article/3483
ドイツ10位

日本は、どうです❓
共産党までウクライナ万歳!です。
大政翼賛会です。

極右「ドイツのための選択肢」(AfD)
左派新党「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟」(BSW)
チューリンゲン州
旧東ドイツの社会主義統一党(共産党)の流れをくむ左派党

ドイツ最大の政治勢力のCDU(キリスト教民主同盟)系は、現在野党ですが次の総選挙では政権返り咲きが濃厚です。
その際連立相手となるのは、上記の政党になる可能性があります。特に極右「ドイツのための選択肢」(AfD)が議席数を伸ばせな、もはや泡沫政党と無視できる相手ではありません。

おそらくドイツ国民の支持を完全に失っているSPD(社会民主党)や緑の党は、連立相手に選べないと思います。

ドイツでは、特に旧東ドイツ地区で急進左派や極右「ドイツのための選択肢」(AfD)が支持を急速に拡大しています。
それは経済的不況の影響が、より大きいのが大きな理由です。そして移民に対する反感です。移民の犯罪は結構起きていました。先日IS系のテロ殺人で3人の市民が死亡しました。
「もう我慢できない!」と考える貧困層にドイツ市民は多いと思います。
メルケル政権時代の移民受け入れ政策は、ドイツ社会の分断を大きくしました。

特に現在の数合わせのインチキ政権与党には、解決のしようがないと思います。

EUの各国政府レベルやEU首脳のレベルでは、断固ウクライナ支援は継続しています。
しかしEU市民レベルでは、もう戦争はごめんだ!と言う声は確実に増えていると思います。

ウクライナ紛争に関して反主流のヨーロッパの政治家の発言(リュック・メランション)<2024.04.11
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4f933f382ed3a71d27f9380dc145dc74

左翼連合を率いるジャン=リュック・メランション代表はウクライナ紛争に関する見解
『 ロシアによるウクライナ侵攻について、マクロンはウクライナ支援を全面に打ち出し、地上部隊の派遣さえ示唆してきた。
 これに対してメランションはロシアの軍事活動を批判しながらも、制裁の強化には反対(これも極右と同じ)し、さらにウクライナ戦争を招いた原因は “アメリカやNATOがロシアにプレッシャーをかけたこと” と批判している。』

極右のルペン氏も似たような見解です。
マクロン大統領とは、正反対の立場です。

ドイツやフランスは、政権はウクライナ絶対支持です。
しかし野党は、全然違います。
報道の自由度21位。

日本は報道の自由度70位。
政党⇒大政翼賛会

【2024年最新】報道の自由度ランキング 日本は70位に下落、ワースト3か国も総入れ替え
https://eleminist.com/article/3483

報道の自由度の大切さが分るでしょうか❓
報道の自由度70位は、大政翼賛会のレベルだと言うことです。
ほぼ全員賛成で反対意見すらろくに言えません。
ロシアを訪問した鈴木宗男は、総バッシングでした。
ウクライナ批判を明確にする政治家は、国政では原口 一博氏しか知りません。

こうやって外国を見ると日本の異常さが分かると思います。報道の自由がない国は、簡単に世論を操作できるという分かりやすい話です。

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d