ウクライナ「ロシアの一部」、メドベージェフ前大統領 和平交渉否定
Andrew Osborn
2024年3月5日午前 2:44 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NC7PDZBCDJM57LOZPMHOIMF2WY-2024-03-04/
引用
『ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は4日、ウクライナは「明らかにロシアの一部」との認識を示した。現在のウクライナ政府との和平交渉は否定した上で、将来的なウクライナ政府がロシアとの交渉を望む場合は「新しい現実」を認める必要があるとの考えを示した。
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「ウクライナはロシアではないと語ったウクライナの元指導者がいたが、こうした概念は永遠に抹消されなければならない。ウクライナは間違いなくロシアの一部だ」とし、歴史的にロシアの一部であるウクライナはロシアに「帰還」しなければならないと語った。』
これは、NATO主要国がウクライナと締結した「安全保障に関する2国間協定」に対する答えです。ノルウェーも協定を締結する見込みだそうですから総額3兆円を軽く超える軍事援助の約束です。しかも、10年間を予定しています。
https://grandfleet.info/european-region/the-netherlands-also-concludes-an-agreement-with-ukraine-providing-for-more-than-18-2-billion-in-military-aid-this-year/
これまでは、ロシアはロシアの要望を受け入れることを条件に停戦協議に応じる姿勢を示してきました。
それは、もうナシ!です・と言う意味だと思います。
プーチン氏が発言すると、絶対覆りませんからロシアの過激広報係のメドベージェフ氏が発言したのであろうと思います。
停戦の条件のハードルは相当上がりました。
私の推測では❓
領土は現状ではダメでしょう。
「ウクライナは間違いなくロシアの一部だ」
「歴史的にロシアの一部であるウクライナはロシアに「帰還」しなければならない」
この意味を考えると、第2次大戦前の旧ソ連領はロシア領である・と言っていると思います。
つまり、西ウクライナ(スターリンが、はすった地域)を除く全地域をロシアに「返還」しろ・と言っているのであろうと思います。
その上で西ウクライナ政府は、元の中立に戻りNATOに加盟は放棄し反ロシア的な外交は止めろ・と言うことでしょう。
大分、メドベージェフ氏の以前の条件より厳しくなりました。以前は❓
NATO加盟アリなら、現在のキーウ政府は西ウクライナに移転して、領土は現状+ドニプロ川の東岸+キーウで折り合いそうでした。
ウクライナが抵抗するほどに停戦条件のハードルは上がりそうです。
ロシアの方は、ちんたら戦争を続けて行けばやがてはロシアが望む領土は回復できるという考え方です。少しづつウクライナ領を削って行けば、やがてはそうなるでしょうね❓
※これをやられるとウクライナを支えているEUも段々経済的に苦しさが増していきます。まとめて締め上げようというロシアの作戦です。
今考えると、2022年の3月~4月ごろに停戦に応じれば条件は、ずっと緩やかだったと思います。
当時ウクライナ軍がキーウ周辺からロシア軍を追い払ったように言われていますが、実際には停戦の証としてロシア側から撤退したようです。
それ位、話が煮詰まっていたのでしょうね❓
それをぶち壊したイギリスのボリス・ジョンソンは極悪人だと思います。
極悪のスタンプを押す相手を間違えていると思います。
戦争を激化させて、誰がボロ儲けしたのか❓
(アメリカです。ボリスはアメリカの代理人ですね❓)
まあ、そのような小汚い欲望によりウクライナ紛争は拡大して、今では収取が付きません。
西ヨーロッパは10年やるつもりのようです。
アメリカは、トランプが大統領になったら抜けると思います。抜けた後は、どうする❓
アメリカは局外に立ち、ウクライナとヨーロッパに武器を売りつけて左団扇です。
アメリカは、どこまでも悪どいですネ❓
アメリカの話に乗ると最後は、こうなります。
(アメリカに騙されたゼ◎ンスキーは賢いとは言えません。パワーゲームでは、愚か者がエサになります。だから❓小国はパワーゲームに参加しては、ダメです。)
※これはある意味では、ドイツ叩きとも言えます。メルケル時代ドイツは、かなりアメリカに逆らっていました。ついでにお灸を据えられているようにも見えます❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27