「北の山・じろう」日記

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(ジブチ・アフリカ)イエメン魚料理に見るジブチのお国柄<2023年10月

2023-10-02 19:59:47 | アフリカと中東

唐辛子が決め手のイエメン魚料理、多文化ジブチの国民食に
2021年9月5日 14:00 発信地:ジブチ/ジブチ [ ジブチ アフリカ イエメン 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3363238?pid=23704760

ジプチには、魚料理と言えるような料理はなかったようです。アデン湾の向かいのイエメンと昔から交流があり、イエメンからやってきた人が、イエメンのイエメン魚料理の店を始めてそれがジプチの人々の国民食みたいになったようです。

どちらかと言うとイエメン人が好むのでしょうけれど他の民族の人々もお気に入りのようです。イエメンは内戦が長いですから、内戦を嫌ってジプチに移り住んだイエメン人も多いようです。今では、ジプチの3番目に多い民族なんだとか。

ジプチで一番多いのが、イッサ人。
その次が、アファール人。

ジプチとイエメンの人と物の往来は、何千年も前からのことで、イエメン人がいても特段違和感は、ないようです。

イッサ人
「イッサ族(イッサぞく、Issa)は、ジブチ、エチオピア、ソマリランドに住む部族。ソマリ人の一部であり、ディル氏族に属するサブグループである。ジブチ共和国では人口の60%以上を占め、多数派を形成して政治の実権を握っている。 」
アファール人
「アファル人(Afar people)は、アフリカの民族。ダナキル人とも呼ばれる。人口は約244万人。エリトリア南部、エチオピア北東部、ジブチ西部を中心に居住している。 」

両方とも元は(今も)砂漠の遊牧民です。
色々な民族が混在して暮らしてきた土地を、ヨーロッパ諸国が植民地化した結果、勝手に国境線が作られ民族紛争が起きている地域もあります。

こうやって三つの民族が、ジプチに居住しているわけですが、それほどもめごとも起きずに暮らしているようです。

国境線を引いて、過激民族主義が生まれてすぐ戦争を始めるヨーロッパとは、随分事情が異なります。

もし、ジプチに過激民族主義が起きるとヨーロッパみたいにすぐ戦争を始めるでしょう。

やっぱり、ヨーロッパは戦争好きの民族が多いんですね。普通、そんな戦争ばかりしないと思います。

ヨーロッパが世界中に戦争を巻き散らかしたんじゃないのか?
と、つい思えてしまいます。



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