今日の大一番は、照ノ富士VS霧島戦です。
照ノ富士が勝てば琴ノ若と優勝決定戦になると思います。
霧島の横綱昇進は、昨日一方的に琴ノ若に負けましたのでほぼ見送りだと思います。唯一可能性があるのは今日、照ノ富士に勝ち琴ノ若が負けて巴戦になり優勝するケースだけだと思います。
さて今場所相撲を見てきて(本当に久しぶりです)分かってきたことがあります。
『近年、日本人横綱が誕生しないのは何故か❓』
理由を簡単に書くと稽古不足です。
小錦・武蔵丸・曙の時代に相撲部屋の親方衆もアマチュア相撲の指導者も間違った固定観念を持ってしまったのが原因でないかと思います。
「体格が大きく体重の思い力士が強い」と言う思い込みです。確かに武蔵丸・曙は巨漢で圧倒的な強さを持つ横綱でした。しかし、過去を振り返るとこのケースは例外的な事だと分かります。
大相撲>中卒でないと横綱になれないは、本当か❓<2024.1.27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/25196843dc8e1c01c5e6b7ab8e144e79
2024大相撲1月場所13日目・琴ノ若2敗目<2024.1.27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/c104714f4c30044e134e8b89e97cc16f
この日記を書いているうちに気が付きました。
<参考 横綱>これは学歴
照ノ富士 鳥取城北高校
稀勢の里 中卒
鶴竜 モンゴル
日馬富士 モンゴル
白鵬 モンゴル
朝青龍 明徳義塾高校
※大関の霧島と豊昇龍に日本人力士が見習ってほしい点
霧島(27歳)
186cm145kg
豊昇龍(24歳)
187cm142kg
※横綱
千代の富士
183cm127kg
三代目若乃花
186cm133kg
日馬富士
186cm137kg
朝青龍
185cm154kg
※分かりますか❓
千代の富士と朝青龍は相当強い横綱です。
朝青龍は全盛期が同じなら白鵬といい勝負をしたのではないか❓と思えるくらいに強かったです。
今の日本人の関取を見ると共通している点があります。大柄で体重の重いのを良しとする傾向があります。
結果として体が重すぎる動きの鈍い力士多いです。
モンゴルの大関や横綱の多くは、全然違うでしょう❓
千代の富士と同じタイプです。
体が強くてスピードがあり技術の優れた力士だけです。
つまり❓
体の大きい入門者を集めてひたすら体重を重くすることだけを考えているから、大柄で体重が重くスピードと技術にかける力士ばかりが育ってきます。
そして太りすぎを見ると、モンゴル力士に比べて稽古量が圧倒的に少ないと思います。稽古量が多ければ、ブトブトと太っているはずがありません。もっとモンゴル力士のように締まった筋肉質の体形になるはずです。
体の強さやスピードや技術を軽視した結果、大柄で相撲の弱い力士ばかりになったのであろうと思います。それに加えて稽古量が圧倒的に不足していれば、モンゴル力士に勝てるはずがありません。
相撲に対する考え方が基本的に間違えています。
この部分を改善しないといつまでたっても日本人力士がモンゴル力士に勝てないと思います。
要は体格・体重至上主義に陥り、本来の相撲の強さを追求する考え方を忘れている事が、日本人力士が弱い理由です。
モンゴル人力士が今していることを見習えば、多分素質のある日本人力士は、今よりは遥かに強くなると思います。
相撲部屋の親方衆を教育しなおさないと、根本的な改善は難しいように思います。
優れたものは優れていると認識し、素直に学ぶ心が必要です。それがなければ、何をやってもダメでしょう。
そもそも努力(稽古)が足りないし、努力する方向(考え方)が間違っていれば、どうにもなりません。
※以上が、「近年、日本人横綱が誕生しないのは何故か❓」
に対する仮結論です。
※でも、十両で以上を踏まえたうえで愉しみな力士が出てきました。
2024大相撲1月場所:新十両・尊富士が優勝と今日の取り組み<2024.1.27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/20a3e2997f95f36c7e4da1e6826b2e87
※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35