今日1月場所が終わって、早くも来場所の展望です。早いでしょ!
どうやら、大甘+オマケで横綱に昇進しそうな豊昇龍。
照ノ富士が引退したので喉から手が出るほど横綱が欲しい相撲協会は、速攻で決めました。
まあ、運も実力のうちと言いますからラッキー過ぎても成れたら横綱です。
豊昇龍の場合、ポカが多いんですね。今場所の3敗は全部平幕です。役力士に全部勝っていますから平幕に星を落とさなければ全勝も可能でした。課題は、ケガ負けしないことですね。そこだけ修正できれば、横綱でもいいと思います。
一方、12勝でも横綱に昇進できた琴櫻は、早々に崩れてしまい大負けして来場所はカド番です。「気は優しくて力持ち」のタイプのようで、精神面が足りませんでした。しかし、これは克服可能ですので頑張ってほしいと思います。
大の里は、先場所に続いて右を見て左を見たら場所が終わっていた感じで、全然実力が発揮できませんでした。大の里も調整のやり方とメンタル部分の改善が必要です。大関になったら「お嬢さん相撲」になってしまいました。強いんだから普通に相撲を取れば、いいと思いますが、何か集中力に欠けていますね。
霧島が元大関の意地を見せて11勝3敗で帰り小結か関脇復帰です。上位戦6勝3敗(大関戦1勝3敗)ですから大分調子は戻ってきたようです。去年は首や手首の怪我が不調の原因のようですので体が大丈夫なら、まだまだ上位で取れると思います。
王鵬は12勝3敗で頑張りました。前頭上位の方で5場所勝てませんでしたが実力が付いたようです。この辺りで揉まれたほうが、後のためにはいいと思います。力が付いての新小結ですから緊張しすぎなければ、勝ち越せるでしょう。小結・関脇に定着できれば大関候補です。楽しみな若手力士です。
尊富士は10勝5敗でした。キャリアを考えると順調と言えます。上位戦2勝3敗(大関戦1勝1敗)ですから番付が上がって幕内上位の力士と常時対戦するようになってからが勝負です。やはり取り口を研究されると新入幕の時のようには行きません。これは当然です。問題は、尊富士は左からの攻めが強烈です。相手に研究されているせいもありますが新入幕の時のような左からの攻めが見られません。自分の一番の武器をもっと磨いてい欲しいと思います。千代の富士もそうでした。左前みつを取って速攻相撲を心がけてから、お化けみたいに強くなりました。それを考えて欲しいと思います。
金峰山は12勝3敗で復活しました。約1年自分の相撲を忘れて迷っていたようです。金峰山の最大の長所は、大きな体を生かした突き押しです。突き押しに徹すれば上位にも怖い相手だと思います。上位戦4勝2敗(大関戦2勝1敗)と上位相手にも、いい相撲でした。突き押しに徹すれば関脇までは、行けるんじゃないかと思います。入門のころは大関まで期待されていたようです。やはり相撲は迷いがあってはダメです。1年悩んで迷い道も卒業みたいに見えます。後は意欲の問題ですね。大関になりたい意欲があるかどうか❓
これは相撲の天才だな!と思うのが、十両の安青錦です。
ウクライナ時代にアマチュアでの経験はあります(結構長いです)。
2023年11月場所序の口が日本での相撲デビューです。そこから6場所で新十両。
十両の成績が、10勝5敗・12勝3敗と来ては、おバケでしょう。
来場所は十両筆頭か新入幕か微妙です。どっちにしても遅くても5月場所には幕内にいると思います。
前頭の上位までは、それほど苦労しないと思います。
将来の横綱候補ですね。
千代の富士みたいな相撲を期待している力士です。
※関連日記目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次③
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