「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

かなり?支離滅裂になってきたロシア政府?<ウクライナ紛争2023年7月

2023-07-24 18:42:08 | ウクライナ紛争

戦争支持のロシア人ブロガー、モスクワで拘束 プーチン氏を猛然と批判
2023.07.22 Sat posted at 09:33 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206867.html
プーチン氏批判の強硬主戦派ギルキン被告、モスクワで拘束
2023年7月22日
https://www.bbc.com/japanese/66267814

※タイトルは個人批判を避けるためで、ロシア政府=プーチンです。

まず、ロシア国防省の口車に乗って・・
プリゴジンを排除して、ワグネルを解体してロシア軍に吸収しようとしました。やったのは、ロシア軍ですが命令したのは、プーチンです。
去年は、散々プリゴジンとワグネルを利用しまくりました。用事が済んだので、ワグネルをポイ捨てしようとしました。

しかし、プリゴジンとワグネルの方が強力で全然、ロシア政府の手に負えませんでした。ロシア国防省の見込みは、完全に間違えていました。結果、ワグネルに居直られてワグネルの武装蜂起はなかったことになり、ワグネルはベラルーシに引っ越ししました。

ほゞ、笑い話の世界です。

今度は、過激民族主義者のブロガーの身柄を拘束した様です。

イーゴリ・ギルキン氏は、カチンコチンの過激民族主義者で戦争推進に協力的であり、プリゴジンを強く批判していました。返す刀でロシア政府の弱腰を批判していました。
戦時体制に移行して、徹底的に戦え!と主張していました。

プーチンは、このような過激民族主義者を利用して侵略戦争を正当化して推進していました。戦争を美化すらしています。

それを身柄拘束するのは、非常におかしなことです。侵略戦争の尖兵ともいえる、イーゴリ・ギルキン氏の身柄を拘束するのが、非常におかしいと分かると思います。

プリゴンジンにしてもイーゴリ・ギルキンにしても、これまでプーチンの侵略戦争に(理由は違いますが)大きく貢献してきました。

プリゴジンは、追放しました。
(潰せませんでした)
イーゴリ・ギルキンは、身柄を拘束されました。

これまでプーチンの侵略戦争のお先棒を担いでいた、分かりやすい二人を阻害しました。

意味が分かりませんね?
プーチンも、ウクライナ紛争から抜け出したいのかもしれません。うるさ過ぎる過激民族主義者を黙らせたいようにも見えます。

しかし、ロシアには過激民族主義者は腐るほどいます。それを全部、黙らせることが出来るのかどうか?
これは過激ですから、遣り損なうと暗殺者くらいは普通に来ると思います。

プーチンの大嘘がロシアを二分三分しつつあるのかもしれません。プーチンの命運は、長くはないと思います。

独裁者が、対抗勢力を弾圧できなくなれば大抵終わりです。ワグネルを弾圧することは、出来ませんでしたね?



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