※この記事を書いたのが、2月25日です。順番にアップしていますので若干のタイムラグがあります。2日後の現在、それほど大きな変化はありません。
最新の航空万能論GF記事
※以下、本文
郊外の戦闘は、ウクライナ軍が市街に近い拠点は放棄していますので戦闘と言うよりは開いた拠点をロシア軍が接収しているというような状況だと思います。
近くにいると追撃されるからです。
2024.02.25
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が前進を続けてラストシュネを制圧
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-audiiuka-russian-army-continues-to-advance-and-captures-rastshune/
ロイターにもこんな記事がありますから、ほぼウクライナ軍は郊外の近くからは、撤退していると思います。
『ロシア軍、アブデーフカ制圧受け西進 西側供与の兵器破壊=国防省』
ロイター編集
2024年2月24日午前 3:13 GMT+92日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UP4TH3YZJNO2BFYA7TSPIKXREU-2024-02-23/
散発的な戦闘は、まだ続いているようですが・・・
ラストシュキネ:Lastochkyneはロシア軍が制圧したようです。
その南のトネネキー:Tonen'keとシエベルネ:Sjeverneは補給路がほゞないので放棄すると思います。
ラストシュキネ:Lastochkyneの北の
ベルデイチBerdychi
セメニフカSemenivka
オルフリカ:Orlivka
このあたりの拠点でウクライナ軍が抵抗できるかどうかです。しかしロシア軍の勢力圏が近いので、難しいようにも思えます。
さらに北に行くと
①オケレスタイン
(補給路の起点1)
②ソロヴィオーヴェSoloviove
③ノボバフムテイフカNovobakhmutivka
の拠点があり、この辺りに防衛ラインを作っているのではないか・と思います。
補給路とロシア軍の勢力圏との距離から考えると、①~③まで北に撤退しないと支えきれないかもしれません。
と言ってロシア軍がどこまでも進撃することもないように思います。市街の西側に緩衝地帯を作れば、他の戦場に向かうのではないか・と思います。
ロシア軍が進撃したいのは、ルートM-20を北上してコンスタンチノフカ:Костянтинівкаに向かうことではないか・と思います。
取り敢えずアウデイーイウカの激戦は終了して、郊外で小競り合い程度の戦闘が続いているようです。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27