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2023年4月9日7:22 午前Updated 14時間前
焦点:頼みは人工降雪機、気候変動に抗うイタリアのスキー産業
https://jp.reuters.com/article/climate-change-italy-skiing-idJPKBN2W209Q
そもそも、気象変動はすでにアルプスに及んでいて氷河の後退とかアルプスの温暖化などに表れています。
イタリアは、結構南にありますから、そして山岳地帯も低い土地が多いようです。高度1000M~2000M。もっと高度の高いスイスのスキー場でも雪不足になっていますから、ほぼ致命的とも言えます。
エコノミストと気候学者の見解は
「低標高の土地でスキーリゾートの事業を維持していこうとする努力は失敗確実であり、人工降雪機に頼るのは、避けがたい結末を先送りしているだけだという主張も見られる。」
しかし、スキー場を維持して行こうという意見の方が多いようです。一方で将来に見切りをつけ違う道を歩み始めた地域もあります。
「ミラノの北方100キロメートルに位置する標高1600メートルのリゾート地ピアニ・ディ・アルタバッジョでは、当局が16年前にスキー用リフトを撤去し、ハイキングやマウンテンバイクの愛好家、あるいは一般の日帰り行楽客のための施設の改善を進めている。
フランス国境に近いマイラ渓谷、標高1600メートルに位置する人口88人のエルバ村も、スキー用リフトではなく、登山客やハイキング客を選んだ。
(歴史や食文化、自然に立脚したエコツーリズムの推進)」
今後、似たような問題は様々な分野に出てくるのかもしれません。
スイスですら、こうです。
スイスのゲレンデ、雪不足で茶色い山肌 スキーリゾートは生き残れるか
https://www.youtube.com/watch?v=Cqb5CA-c71M
スイスフラン高にスキー場の雪不足、スイス観光業が大打撃
https://www.afpbb.com/articles/fp/2843015
これは、2023年の映像ですが、もう結構前から雪不足になっています。
そればかりでなく?
ウィンタースポーツは過去の遺物になるかもしれない
「もうここでスキーはできない」…ウィンタースポーツの本場、アルプスを襲う深刻な「雪不足」2023.1.17
https://courrier.jp/news/archives/313225/
もう、ウィンタースポーツ自体が成り立たなくなるのではないかと言う話のようです。地球気象異常を考えるなら、環境負荷の大きいウィンタースポーツは止めた方が、いいと思います。