「え?こんな近くに?」クマが隣に引っ越してきた...「アパート高いもんね」とネット同情
2024年6月27日(木)18時31分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/06/post-104885_1.php
と聞くと日本なら驚きますが、アメリカではそれほど不思議ではありません。
大体、人間の住むエリアとクロクマの住むエリアが重なっていて「ご近所さん」だからです。
クマの生息域に人間が引っ越したという方が正しいと思います。
アメリカ・クロクマは森や森林のある比較的平坦な地域を中心に、極端に寒冷でないアメリカ全土に生息しています。フロリダ半島にも住んでいて、驚きました。メキシコにも同じ種類のクマが住んでいます。
よく人家にもやってきて、まれに窓が開いていると侵入して冷蔵庫から食べ物を持って行ってしまった話もあります。
日本と違って郊外の方に行くと普通にクロクマがいます。
こんな例もあります。
CNN
『床下でクマの親子5頭が冬眠、住人びっくり 米カリフォルニア州』
2022.04.25 Mon posted at 12:04 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35186766.html
アパートの住人が、「なんか、変な物音がするんだよな❓」と調べてみたら床下にクロクマの親子が冬眠していました。結局、何もしないことにして春を待ったら冬眠から目覚めた親子は、無事退去してくれました。
記事では、「ヒグマ」と書いています。
しかし、動画を見るとアメリカ・クロクマです。
ヒグマなら、安心は出来ませんよね❓
アメリカのヒグマは、北の寒い方の人里離れた遠い僻地に生息しています。ほとんど人間の近くにはいません。カナダに近い方やアラスカに住んでいると思います。
動画を見ると大木の根元に穴を掘ってお家を作っていました。何もしないでそっとしておけば、ほとんど危険はありません。
と言うわけで記事で騒いでいるほど、珍しいことではありません。人家の裏口のすぐ近くには、普通巣は作りませんが、丁度よい大木があったので巣穴を作ったようです。
あるいは根元に空間が出来ていたのかもしれません。
https://www.tiktok.com/@lindsay.eager/video/7382286953795964202?refer=embed
やや小柄に見えるので独り立ちしたばかりの、若い子クマかもしれません。クロクマの子供は、子供のうちに親離れします。生後7か月以内に母親から独立するそうです。だから時々、困ったことになる子熊も出てきます。
小熊だけではありませんが、困ったことになったクマを人間が救助したりします。
・・・・・・・
プラ容器に頭がすっぽり、路肩の子グマをドライバーが救助 米(動画)
2023.08.28 Mon posted at 14:30 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35208329.html
容器に頭を突っ込んで抜けなくなったクマ、湖上で一家が救助 米
2020.06.30 Tue posted at 11:22 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35156042.html
頭から容器が外れず、野生のクマを救出 米
2017.05.28 Sun posted at 17:21 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35101851.html
プラ容器から頭が抜けなくなったクマ、約1カ月ぶりに「解放」 米
https://www.youtube.com/watch?v=QatS9fAbz0s
動画付き
『米東部の民家にクマ侵入、冷凍庫から「ラザニア」くわえ逃亡』
2023.10.19 Thu posted at 16:51 JST
https://www.cnn.co.jp/video/22210.html
どうして、こうなったかと言うと戸の脇の窓を閉め忘れたんです。その窓からクマが「こんにちわ・・」
家の中を探索して、帰るときに器用に冷蔵庫を開けて「ラザニア」をくわえて窓から帰っていきました。
と言うわけでアメリカでは、クロクマの話題は普通にあります。余程、特殊なケース以外では人間に危害を加えることはありません。
アメリカに住むクマの中では小型で好奇心旺盛な、性格の大人しいクマです。
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項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e