「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ(犯罪)暗黒史<2023年1月28日 12:34

2023-05-04 00:40:43 | 世界の社会問題と事件事故

2023年1月27日 8:14
イタリアの暗黒史
https://smcb.jp/diaries/8974669

2023年1月28日 8:23
イタリアの暗黒史~その2~アメリカと日本
https://smcb.jp/diaries/8975360

この日記でアメリカの組織犯罪について書きました。
アメリカは、戦前から戦後長い間、組織犯罪集団が跳梁跋扈する時代が続きました。
アメリカの組織犯罪者が大きな勢力を(金力)持つのは禁酒法時代です。この時代に酒の密輸販売や密造酒の販売で莫大な利益を得ます。その資金を使い様々な分野に手を広げ組織間抗争を繰り返しながら、勢力を拡大していきます。それが、上記の日記に書いたマフィア全盛時代へとつながっていきます。
マフィアに浸透され切った社会が出来上がり、アメリカの地方警察が腐敗しきっていた時代が長く続きました。
マフィアの浸透は、政界へも及びます。

アメリカ暗黒史の中の最大の事件は・
アメリカ第35代ジョン・F・ケネデイ大統領暗殺事件です。今だに真相は、藪の中です。

有力な仮説は、二つあります。
①CIA説
②マフィア(+CIA)説
他にもありますが、ほぼ可能性としてないと思います。

その後、1968年弟のロバート・ケネディが民主党予備選の期間中に暗殺されました。弟のロバート・ケネディがアメリカ大統領になって欲しくないグループの犯行が疑われます。この事件も、不審な点が残されたままです。現在犯人と断定され有罪判決を受けて服役中の人物以外に真犯人がいる可能性があります。それを追求する動きもありますが、阻止されています。

そこで、ケネデイ家の成り立ちを考えてみます。
父親の、ジョセフ・P・ケネディ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BBP%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3
これを読むと、株式市場で巨万の富を生み出したとあります。その後、それを元手に資産を増やしました。

ケネディ大統領暗殺事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

「ところが?こちらの記述を読むと、全然違う側面が浮かび上がってきます。」
ジョン・F・ケネディ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BBF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3

選挙不正とマフィアとの関係
「父・ジョセフは禁酒法時代に密造酒の生産・販売を行っており、マフィアと緊密な関係を持っていた。」
大統領選挙では、マフィアやマフィアの影響力の強い組織から大きな支援を受けています。そして、大規模な不正選挙をしています。
マフィアとの関係は、父親のジョセフが根回しした以外に考えられません。
つまり、マフィアが生み出した大統領とも言える訳です。

そして大統領官邸での女性関係です。
FBIが、確認しているだけで32名に及びます。
マフィアのボスの愛人まで含まれています。
女好きのアメリカ大統領は、他にもいます。
しかし、マフィアのプレゼントを受け取ったのは、この人だけでしょう。ほぼ、異常人格の持ち主であったと言えます。

確かに大統領として多少の業績も残しました。
(演説が巧みで、多くの人の心を捉えることが巧みでした)
しかし、この人は当時盛んであった「公民権運動」には、全く理解を示していません。その証拠は、閣僚スタッフです。有色人種は皆無です。つまり、この人は沈黙の人種差別主義者である可能性が高いのです。

次のリンドン・ジョンソン大統領は、人種差別に理解のある大統領で議会に積極的に働きかけて、公民権法を成立させました。むしろ、時代背景を考えるならリンドン・ジョンソンの方が、余程優れたアメリカ大統領であったという評価が出来ます。

それは、さておき・・
しかし、マフィアの支援がなければ、大統領選挙で勝利することは不可能であったと思います。非常に僅差の勝利でした。
こうすると、ケネデイ家の裏の顔が見えてきます。

最大の、問題はケネデイ政権が「マフィアの取り締まりを強化しようとしていた」ことにあります。

こうして大統領選挙の実態から浮かび上がる、ケネデイ家とマフィアの「ずぶずぶ」の関係を考えると、どうなりますか?

大統領になるために利用するときは最大限利用し、大統領になったらマフィアを冷酷に見捨てようとする姿が浮かび上がってきます。
そうしようとした、ジョン・F・ケネデイと弟のロバート・ケネディの暗殺には、明確な動機があることになります。
ケネデイ家で、暗殺されたのは、この二人だけです。そして、二人は同じことをしようとしています。

【ケネデイ政権が「マフィアの取り締まりを強化しようとしていた」】
弟のロバート・ケネディは政権の司法長官です。

大統領暗殺のケースでは、CIAの影が見えることも事実です。

動機から考えるなら、ケネデイ兄弟の暗殺は、裏切りに対するマフィアの報復と考えるのが、一番自然です。CIAの協力を得て、それを実行した可能性が強いと思います。

ジョン・F・ケネディ大統領には、輝かしい表の顔と非常にダーテイな裏の顔が、同居しています。ほぼ、大統領になるべき人ではありませんし、マフィアの協力を取り付けないと大統領には、なれなかったと思います。
今回、イタリアのマフィアの話を広げていくと最後は、ここに行きつきました。
こうして、アメリカ暗黒史の最大の事件が起きました。

ただし、私の犯人推理が正しいわけではありません。
大統領になった経緯と、その最大の協力者に対する裏切りを考えるなら、自然な推理ではあります。
当時のアメリカはマフィア全盛時代であり、実際に大統領まで作り出してしまいました。やろうと思えば、大抵のことは出来たと思います。



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