レジェップ・タイイップ・エルドアン
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現在の大統領です。
首相時代まで含めると、かなり長期間政権の近い位置か政権の座にありました。
イスラム色と独裁色の強い人物で、その後トルコの民主主義の後退と社会の腐敗を大きくしました。
トルコ大地震の建築物大量崩壊などは、その例です。
トルコは、軍と世俗派(親欧米派)とイスラム派が政権を争う構図があります。世俗派(親欧米派)が政権の座にあったときは欧米色を強めユーロ加盟を目指しました。
ユーロは、それを拒否しました。
それは、トルコにとっては屈辱であり、イスラム派が台頭してきます。それが、今の大統領です。
つまり、トルコ国民にとっても欧米諸国にとっても好ましい政権ではありません。今、トルコ国外で働くトルコ人は600万人とも言われています。独裁色が強く民主主義の後退した、現在のトルコに未来を見出すことが出来ず、このような事態を招きました。
腐敗や汚職も増えたと思います。独裁的な傾向にある政府の共通の欠陥を、今のトルコ政府も内蔵しています。
つまり、今回のトルコの大統領選挙は、トルコ国民が現在の政権を支持し続けるのか?改革を望むのか?
これを選択する重要な選挙です。
トルコ国民は、どちらを選択するのか?