村上宗隆
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E5%AE%97%E9%9A%86
村上宗隆の場合は、2020年から2022年の高いOPSを維持していれば、成功する可能性が高かったと思います。
しかし2023年「 .875」2024年「.851」と三冠王獲得後は打撃不振に陥り成績は落ち込んだままです。
大雑把に鈴木誠也が成功するレベル、吉田正尚はギリギリのレベルです。吉田正尚は来年、放出かもしれません。
村上宗隆は、メジャーに行って速い速球と鋭い変化球に順応できるかは、日本の成績を見る限りでは難しいと思います。過去に失敗した選手は、まず速球が打てませんでした。村上宗隆の場合は、パワーはありますから、速球に対応できるかが、最大のポイントになると思います。
ただ若いですから成長する可能性もあります。
吉田正尚のように変に期待されて高額の複数年契約になると、それがプレッシャーになり難しいかもしれません。
そしてメジャーでは守備力が求められます。
メジャー水準の守備力がなければ、DH要員か代打要員になります。今年の吉田正尚が、そうなりました。
果たしてどの程度メジャーのことを研究しているのか❓
日本のプロ野球と同じ程度に考えていたら、失敗する確率が高いと思います。
村上宗隆は2022年には間違いなくメジャーで通用するだろうと思っていました。今のレベルでは、疑問ですね。
菅野智之は34歳ですから、もう移籍する年齢を超えていると思います。故障歴もあります。
もし菅野智之がメジャーで成功するとするなら、投球術があるかどうかです。
黒田博樹が移籍したのが33歳の時です。
黒田は、広島時代の最後のころに先発投手に対する考え方を変えたそうです。それまでの速球主体の先発完投を目的とするのではなく、クオリテイスタートと同じ考えを持ったそうです。
先発した試合を作る(6~7イニングを自責点3程度に抑える)事に目標を変えた結果、変化球投手に変わりました。
これが黒田が、メジャーの先発投手として成功して7年プレーできた理由です。
菅野智之に黒田と同じような考え方があり、投球技術があるならそれなりに成功すると思います。
投球技術が無く、球威で抑えようとすれば、ほぼ無理でしょうね。
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