北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

作業道&広葉樹施業研修会実施

2007年10月27日 | Weblog
平成19年10月25日(木)夕方より小菅村鶴峠の現場で、大橋式作業道開設現場の見学、研修と広葉樹施業(間伐)の重要性についての研修会を全職員参加のもと行いました。

(大橋式作業道)
大橋慶三郎先生に直々にご指導を頂きながら北都留森林組合では崩れない作業道づくりを開始しました。その記念すべき第1号である小菅村鶴峠作業道において道づくりの研修会を行いました。

(針葉樹間伐の方法)
これからの林業では、スギ、ヒノキの人工林施業だけではなく良質な用材がとれる広葉樹林の間伐施業が大切とのことで、講習会を行いました。
広葉樹間伐で大切なポイントは優勢木の中で相対的に形質がよく将来収穫対象とみなされる主木が適正位置に配置されるように残し、その成長にマイナスとなる固体を間伐の対象として選木していくことがポイントです。
マイナス影響を与える固体は、主に優勢木であることが多く樹冠をあける間伐が必要となってきます。それと同時に主木の成長に影響を与えない準優勢木以下の木(副木)はなるべく伐らないで残すことにより後生枝の発生を抑制する効果が期待できます。この副木はトレイナー(調教木)とも呼ばれています。

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