北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

良いお年を!

2005年12月28日 | Weblog
1年間、北都留森林組合のblogにお付き合い頂き大変有難うございました!
今年最後の写真は、朝日(ご来光)です。
小菅村から上野原市西原(飯尾)方面を撮影したものです。

これからも森林組合発情報をコツコツ発信していきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
ほんとうに有難うございました。
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年末年始休みのご連絡

2005年12月27日 | Weblog
北都留森林組合は、12月29日(木)~1月4日(水)までの間、年末年始休暇としてお休みさせて頂きます。何卒よろしくお願いします。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

【CM】薪を販売しています!

北都留森林組合では、薪の販売をしております。
一束455円(税込)
※組合事務所渡し価格
配達ご希望の方は、ご相談下さい。実費にて配達いたします。
北都留森林組合【電話】0554-62-3330
【メール】kitaturu@pluto.plala.or.jp


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木材搬出

2005年12月26日 | Weblog
この冬の時期には、伐採搬出事業が多くなります。
北都留森林組合では、タワーヤーダーといった高性能集材機械があり、間伐材利用搬出を中心になるべく木材を伐り捨てることなく、利用するための努力をしています。
しかし、市場でも木材価格が低迷しており、採算が大変厳しい状況が続いております。
そんな中、付加価値をつけるために小径木はクイ加工をして直接販売したり、曲がりのところは、テーブルやイスなどに加工し販売したりしています。
(一般への販売も行っていますのでお気軽にご相談下さい。原則、取りにくることが出来る方ですが、数がまとまれば配達(有料)もします)
事業として金額的には、まだまだですが、こうした努力を続けていくことで活路を見出していきたいものです。

メジャーのイチロー選手の好きな言葉は「継続は力なり」だそうです。
林業界もめげることなく継続していかなければ!
「地球環境を守るのが林業の使命です」
子供たちがイチローにあこがれるように、「林業」という職にも子供たちがあこがれるようなそんな職業になっていかなければ~夢をかなえたいものです。
「I have a dream! I have a dream!・・・」
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やまなしバイオマスネットワーク推進協議会設立準備会開催

2005年12月23日 | Weblog
12月22日(木)13:00~山梨大学キャンパスにおいて、「やまなしバイオマスネットワーク推進協議会設立準備会」が開催されました。
山梨大学工学部長の鈴木嘉彦氏の呼びかけに70名を超える方々が集りました。
山梨県各職員、山梨大学教授陣、学生、NPO、市町村職員、県議会議員、森林組合関係、企業など産官学民すべての分野から関心のある人々が集りました。

どんな集まりなのか、協議会規約(案)から少しご紹介します。

(目的)
地球温暖化等の環境問題が深刻化する中、持続可能な地域社会へのパラダイムシフトが強く求められている中にあって、山梨県の地域特性を生かしたバイオマス資源の活用に向けて、産官学NPOがネットワークを形成し、資源調査から、技術開発、また地域経済における地域産業システム等の研究開発を行い、もって山梨県における持続可能な地域社会形成に資することを目的とする。

(事業)
(1)ホームページやメーリングリストによる会員間の情報交換
(2)会員間の連携を促進するための交流会・イベンドの開催
(3)バイオマスに関する各課題を研究する分科会の開催
(4)会員が企画実施する、会員間の連携が必要なプロジェクトについてのサポート
(5)山梨県内におけるバイオマスタウン認定に関する事業
(6)バイオマスの普及啓発に関する事業
(7)その他、バイオマスの発展に資する事業

バオマス資源は、密度が低く広く薄く分布しており、集約できないといわれています。だからこそローテクとハイテクの結合による産業化で山村地域の雇用創出へチャレンジしていかなければならない!との思いでこの組織が必要だとの鈴木先生の言葉に共感しました。
公益性と収益性、公と個のバランスが大切だとの話あり。
また、①森林資源のカスケード利用 ②「安全」「健康」「環境」の一環の視点で
③コミュニティビジネス創出が視点として大切との話もあり。

スローセンター(スローはSLO Sustainable Liaison Organization)を設置しそこをハブとして産官学民が繋がっていくというイメージ図です。

活動資金の問題や会費等これから詰めなければならないことはまだたくさんありますが、可能性を非常に感じます。北都留森林組合も積極的に参加し、バイオマスを森林組合の新規事業として、可能性を追求してきたいと思います。

立ち上がれば全国初の産官学民NPOが参加するバイオマス組織の誕生となるでしょう!
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木質ペレットについて

2005年12月22日 | Weblog
木質ペレットって?
木質ペレットは、オガコやかんな屑などの製材の端材や林地残材を粉砕・圧縮し整形した固形燃料です。
長さは1cm~2cm、直径が6~12mm、木に含まれるリグニン等の成分が、熱で溶けて冷える時に固まることにより、接着剤などの添加物が含まれないピュアな木質エネルギーです。

<木質ペレットの特長>
①ピュアな木質燃料です。
添加物を含まないピュアな木質燃料ですから、身体にやさしい温かさを提供します。

②品質が安定
樹種や乾燥具合によって発熱量が異なる薪と比べて、形状や含水率など木質燃料としての品質が安定しています。

③取扱いが簡単
製造工程において充分に乾燥したうえで固められているので、家庭での貯蔵や運搬が容易で、ストーブ等の自動運転装置にも適しています。

④地域の再生可能な資源から作られます
遠く外国から運ばれて来る石油などの化石燃料と違って、地域で生産される木材を原料とすることができるため、輸送に要するエネルギーは石油の役100分の1といわれています。

⑤地球温暖化防止に貢献できます
地球温暖化の原因であるCO2(二酸化炭素)。石油などの化石燃料を利用することは、地球が長い年月をかけて地中に貯蔵してきた炭素をCO2として大気中に放出することになりますが、私たちは化石燃料を再生産することはできません。
一方、木質燃料を燃やしてもCO2は放出されますが、再び植林することで森林の成長過程における樹木の光合成により大気中のCO2を吸収し固定していきます。
したがって、燃料や建材として木材を利用することはCO2の削減につながります。
(山梨木質バイオマス利用研究会 パンフレットより)
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森の鼓動(ECOサポートプラン情報紙)の紹介

2005年12月20日 | Weblog
東京電力さんがECOサポートプラン情報紙を創刊されました。
東京電力は、小菅村で動き始めた「多摩川源流自然再生協議会」に企業としてはじめて参加されました。今回、環境情報紙の創刊号に小菅村を特集で紹介されています。その一文をご紹介します。

「小菅村は、2年前から森林再生プロジェクトをスタートさせた。活動の指針として東京農業大学の菅原泉助教授らが導入したのが『森林診断白書』だ。「単純に環境を守るために間伐させてくださいでは、土地所有者は二の足を踏んでしまいます。そこで私たちは、今あなたの林はどういう状態で、どういう手を入れれば、こうような理想的な林に再生することができますと、学術的な裏づけをもとに具体的に示してあげるのです」
 現在は、手始めとして、ボランティアに主に人工林の間伐を委ねることに対する山林所有者への不安を取り除く説得材料として活用している。
「林分密度(一定面積に生えている木の混み具合)を最適化すれば、痩せていた木が豊かに太ってきます。鉛筆のような細い木ばかりの林と直径30cmの柱が何本も採れる林ではぜんぜん価値が違います」
 だが、これだけでは、土地所有者はまだ安心できない。
「ボランティアによる間伐には抵抗がある彼らも、その後で森林組合のプロが整備するという保障があれば、任せてくれます」
 整備された林は、木洩れ日が指し込んで明るい。地表面は下草に覆われ、大切な山の土の流亡も防ぐことができる。適正な間伐は、今ある森林を健全な姿に導いていくための、中心的な手段であるが、ボランティアに期待している効果はそれだけでない。
「親御さんに連れられてくる子供たちに森を大切にしなくてはいけないと身をもって体験させることは何より大事なんです」
 菅原助教授はさらに、水源の森の守り手となる山村の人々が、どうすれば生計を立てていけるのか、という課題の解決にも『森林診断白書』の活用をめざしている。
「たとえば、現状のまあmではお金にならない雑木ばかりの二次林(自然林が人間の手で切り払われた後に育った広葉樹林)を150年~250年(!)には高い収益が見込める、ミズメやウダイカンバなどの用材林に導いていく。また、その間にも収入を得られるよう、比較的早く育つヤマザクラなどを積極的に育てることも推奨し、それらを利活用する産業の育成も同時に進める、といったような長期的な展望と技術を提供して行きたいと考えています」
(菅原泉 東京農業大学助教授 地球環境科学部森林総合科学科 造林学研究室 林学博士)

☆彡「森の鼓動」に関する問い合わせ先
東京電力株式会社環境部
〒100-8560 東京都千代田区内幸町1-1-3
電話03-4216-1111(代表)
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かながわ水源環境保全・再生県民シンポジウム開催のお知らせ

2005年12月19日 | Weblog
神奈川県企画部土地水資源対策課にて、いよいよ平成19年度からスタートする「かながわ水資源環境保全・再生実行5ヵ年計画」と今後の20年間の取り組みを示す「かながわ水資源環境保全・再生政策大綱」にかんするシンポジウムが開催されます。

山梨県にある北都留森林組合としても、神奈川県民の飲み水として大切な相模川水系の源流域の森林を管理しているものとして大変関心を持っております。

県境を越えて「流域」単位で、様々な政策や運動の必要性を感じております。
「流域」に関する多くの皆様のご関心とご理解を願いここに紹介します。

【日時】平成18年1月20日(金)18:30~21:00

【会場】新都市ホール
横浜市西区高島2-18-1
横浜駅東口 横浜新都市ビル(そごう横浜店9階)
「横浜駅」から徒歩5分

【内容】
◆ごあいさつ・・・神奈川県知事 松沢成文
◆基調講演・・・神奈川国立大学大学院国際社会科学研究科 金澤史男氏
◆映像上映・・・「かながわの水源環境を考える~かけがえのない水資源を次世代へ~」
◆パネルディスカッション
パネリスト
(有)川又林業代表取締役 川又正人氏
NPO神奈川県自然保護協会理事長 新堀豊彦氏
桂川・相模川流域ネットワーク代表 長谷川氏
千葉大学理学部教授 佐倉氏
神奈川県政モニターOB 水野氏
コーディネイター
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科長 金澤史男氏

◆申込方法
電話かハガキ、FAX、Eメールで催し名、住所、氏名、電話番号を明記のうえ、1月17日(火)までに下記あてにお申込
※申込者が多数の場合は、先着順とさせていただきます

神奈川県企画部土地水資源対策課
住所:〒231-8588 横浜市中区日本大通1
電話:045-210-3106
ファックス:045-210-8820
Eメール:mizushi@fref.kanagawa.jp
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森林療法は地域づくり

2005年12月17日 | Weblog
森林療法は、山村地域づくりにも役立つというお話です。
全国林業改良普及協会のメルマガをご紹介します。
北都留森林組合管内である小菅村でも森林療法を中心とした自然療法を研究す
る団体「小菅村エコセラピー研究会」が立ち上がっています。
<小菅村エコセラピー研究会blog>
http://blog.goo.ne.jp/ecotherapy/

多くの方が森と友達になり、やさしく癒され頂きたいと願っております。
我々林業従事者だけでは「もったいない」!
森林組合もまた都市の方々と自然(森)とのインタープリターとしてお役にた
てればと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  1. 森林療法は「地域づくり」の視点からも注目されています。
      『事例に学ぶ森林療法のすすめ方』 編集担当 本会・宇佐美均
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●性急に結果を求めない
  早く出版してほしいという全国からの声に応えて、今年10月にようやく
 発刊できました。
  全国の森林療法活動家が執筆した実践的な事例集だけに、そこで語られて
 いる内容には説得力があり、全国の自治体の方、地域づくりのリーダーなど
 からも反響の声が寄せられています。

  ある県では、山村部の少子高齢化の進行、後継者不足等の課題解決に向け
 た重点施策の一つとして森林療法モデル事業を掲げ取り組みを開始していま
 す。ここでの特徴は、横断的な態勢をつくり、地域リーダーらと連携して住
 民自治の芽を育てていこうとしていることです。全国では、もっと小さな町
 や村でも、独自に検討会や研究会をつくり、地域ならではの特徴を創出しよ
 うとする姿勢が見られるようになっています。

  最近の動きとして、「癒しブーム」という雰囲気に流されるきらいがな
 いわけではない中で、編著者・上原巌さんは各地の講演などで、「うまくい
 っているところは、目的・目標が明確であり、多種多様な人材がおり、行政
 主導というよりは、住民自らの活動や学習が盛んであること、そしてリピー
 ターがいること、逆にうまくいっていないところは、「行政のみが先走り傾
 向にあり、まず先に遠大な計画ありきで、リーダーや人材が不在」と述べら
 れています。
  上原さんが常々強調されているように「あまり性急に結果を求めず、一
 時の流行などで森林保養地が形成されるものではない」ことを肝に銘じるべ
 きようです。
       
 ●地域からの活動-森林療法研究会・静岡
 森林療法研究会・静岡については、同事務局の清水光弘さんに本書で執筆
 いただいています。同研究会は、「NPO法人森林インストラクターしずお
 か」の有志を発起人に平成16年4月に設立されました。
  現在会員は、小児科医・精神科医・整形外科医・森林インストラクター・
 林業家・自然体験指導員・環境教育指導員・点字ボランティアと多彩な人材
 で構成されています。

  これまで医師との綿密なコミュニケーションのもと、自閉症や発達障害、
 不登校などに苦しむ子どもたちなどを対象に森林療法を行ってきました。森
 林を熟知した森林インストラクターなどが、危険が伴う野外活動にあっても
 とてもきめ細やかな対応を行い、複数のプログラムを用意するなど、試行錯
 誤を重ねながら活発な活動を継続しています。結果として、リピーターの増
 加につながっています。
  ある発表の場で、主治医(小児科医)の勧めで発達障害のお子さんととも
 に森林療法に参加したお父さんが、「子どもが生き生きするだけでなく、室
 内に閉じこもりがちであった家族、とくに妻も救われたのです」と語ってい
 たのが印象的でした。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   好評発売中■「事例に学ぶ 森林療法のすすめ方」 上原巌 編著
       定価3990円 ISBN-88138-159-8
   http://www.rinka.info/click_mag/t_serajirei.html
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  2.森林療法の共同研究に参加して 小川 洋(森林療法研究会・静岡)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 (森林療法研究会・静岡のスタッフで、森林インストラクター・小川洋さん
  からのお便りを紹介します)

 ●森林公園での森林療法
  天竜病院(浜松市)に隣接する県立森林公園で森林療法の共同研究が一年間
 行われました。
 この公園は、私がガイドウォークなどをしているフィールドの一つであり、
 歩き慣れた場所でした。この森林公園は、天然のアカマツ林を主体に多様な
 動植物で構成され、四季の変化を楽しませてくれます。園内には大きな池が
 あり、河川も大小何本も流れています。地形をうまく利用した散策路は、よ
 く整備され四方に延びています。

  森林療法は、精神科医が付き添い、週3回午前中、2時間半ほど公園内の
 散策を中心に行われました。対象者は、10代の小学生から50代の成人まで
 の精神科の病棟で生活している総勢25名の人たちでした。私は、楽しく散
 策できるようにとガイド役に専念しました。

  散策コースは、前日と異なるコースになるよう設定しました。可能な限り、
 前半は勾配があり後半は平坦になるよう変化に富んだコースとし、トイレの
 場所は必ず通過しました。
  散策中は、対象者全体に目を行き届くようにしながら、時々自然観察をし
 ました。自然観察によって森の中に興味をもってもらい、森の雰囲気を全身
 で感じられるようにしました。常設のアスレチックは時々利用し、自然の恵
 みの木の実・草の実を少しいただくことも楽しみの一つとなり、長さ150m
 の吊り橋を渡ることは刺激的体験の一つでした。
  休憩は適宜とり、お気に入りの場所があればそこでも休憩しました。散策
 の終わりの頃、心地よい疲労感が漂い、昼食の話題がでるようであれば、そ
 の日の散策は成功だと思いました。

 ●体力の回復とともに、表情も豊かに
  森林療法により、見違えるようになった対象者2名について紹介してみま
 す。

  高校生の男の子は、森林療法初期のころ、体力がないのかすぐにしゃ
 がみこんでしまいましたが、残暑の中、黙々と一生懸命歩いてくれました。
 そして、いつのまにか、しゃがみこむこともなくなりました。徐々に秋の気
 配が感じられる頃、日常のことをよく話してくれるようになり、顔つきが変
 わりいい顔(引き締まった顔)になりマイペースで散策できるようになりま
 した。3カ月後には無事退院しましたので、私自身とてもうれしかったもの
 です。

  高校生の女の子は、森林療法を始めた秋のころ、誰かが支えていない
 とひとりで立っていられないような状態で、感情を表にだすことがありませ
 んでした。散策は、グループから大きく遅れながらも誰かに付き添われて最
 後まで歩きました。そのうち、自分から積極的に声を出したり、アスレチッ
 クをしたりし、かわいい笑顔を見せるようになりました。年が明けてからは、
 散策グループの先頭を歩くようになり、顔の表情が明るく豊かになりました。
 彼女の青春はこれからだと思いました。
 
  おおむね対象者の体力がつき始めたころ、顔の表情、行動の様子や会話か
 ら精神面にも変化が出ているのではないかと感じられました。(良い臨床結
 果が得られている)。

  森林療法は、森のつくりだす空気の中で、気持ちよい汗を流し、小さな感
 動をたくさん重ね楽しみながら心身を健全にしていくものだと実感しまし
 た。長期間連続して森林療法を実施する時には、散策コースが単調にならな
 いように、ある程度広い面積の森林が必要だと思います。
  対象者は予想以上に個人差が大きいので接し方に課題を残しましたが、こ
 こが私たちスタッフの腕の見せどころでもあると考えを新たにしました。

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やまなしバイオマスネットワーク推進協議会

2005年12月16日 | Weblog
山梨大学「やまなしバイオマスネットワーク推進協議会」設立準備会開催

山梨大学工学部長 鈴木嘉彦教授の呼びかけで、標記の集りがあります。
地球温暖化等の環境問題が深刻化し、持続可能な地域社会へのパラダイムチェンジが強く求められている中、山梨県の地域特性をいかしたバイオマス資源の活用に向けて、産学官NPO等がネットワークを形成し、山梨県内におけるバイオマスの資源調査から技術開発、地域経済における地域産業システム、またエネルギー・環境政策等々の研究開発を行うことを目的としてスタートします。

山梨県における環境と経済の両立する持続可能な地域社会創造を実現していきましょう!

■日時:平成17年12月22日(木)13:00~15:30
■場所:山梨大学工学部T1号館8階会議室(804室)
   (甲府市武田4-3-11)
■参加費:無料
■申込先:山梨大学工学部事務部庶務グループ
     FAX 055-220-8781
    e-mail biomass@yamanashi.ac.jp
■必要事項:
①氏名
②所属
③住所
④電話
⑤FAX
⑥メール
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シオジ森の学校設立準備会

2005年12月15日 | Weblog
12月13日(火)にシオジ森の学校設立準備会が開催されました。
2年間にわたり、山梨県県有林課からの委託事業として、北都留森林組合が請負実施してきた森林体験プログラム事業を発展的に展開し、北都留地区ではじめての自然体験学校を運営しようというワクワクする内容の会議でした。

今回、集られた委員の皆様は19名。
北都留森林組合をはじめ、山梨県有林課、大月市森林組合、大月短大、都留文科大、桂川・相模川流域協議会、県指導林家、大月市観光課、小学校、教育事務所等々の方々です。

「北都留地区の子供たちに自然体験の機会を提供しよう」
「地元の自然にもっとふれあうことのできる場の提供をしていこう」
様々な提案がなされました。

いろいろな課題はあると思いますが、こうした取り組みをぜひ実現できるように北都留森林組合も努力していきたいと考えております。
具体的な内容のお話が発表できるようになりましたらプレスリリースさせて頂きますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。
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シカの食害

2005年12月14日 | Weblog
この写真は、奥多摩町の山林の様子を写したものです。
よくご覧頂くと山が砂漠化していることがお分かりになると思います。
このように、今、この周辺の山々でシカの食害による砂漠化現象が見られ始めております。
今、小菅村や丹波山村でもこのように新植地がシカのえさ場となって、植物が育たないといった困った問題が発生しはじめています。
網を張ったり、一本一本にチューブを巻いてシカから苗を守ることも行っておりますが、ものすごい費用でとても地域だけで負担しきれない状況です。
こんな問題も今、山村では抱えております。
どのように解決していくべきか、多くの方々と一緒に考え行動していきたいと考えております。アドバイスを頂ければ幸いです。
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桂川・相模川流域協議会「森づくり専門部会」開催

2005年12月12日 | Weblog
桂川・相模川流域協議会の森づくり専門部会が八王子市クリエイトホールにて開催されました。
神奈川県・山梨県両県から森づくり専門部会のメンバーが集り、先日行われた流域シンポジウムの確認、今後の活動予定について話し合われました。

「流域材による家づくり」プロジェクトでは、様々な話し合いが行われ、もう一度、協議会の役割や責任など確認しながらプロジェクトを進めていくこととなりました。
流域材を活用することで山にお金を返す仕組みづくりを、市民生活の充実を図りつつ、実現していく策を見出していきたいと思います。流域の木を使うことは流域の山の保全、流域全体の保全と繋がっていきます。
水も空気もお金も循環する流域全体の持続可能な循環型社会実現に向けてこの桂川・相模川流域協議会の果たす役割はとても大きいと考えており、これからも北都留森林組合は積極的に活動していきます。

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森林環境教育ネットワークメールマガジンの紹介

2005年12月01日 | Weblog
北都留森林組合が参加した森林環境教育戦略会議の白川郷宣言が発表となりましたのでご案内させて頂きます。

なお、この森林環境教育ネットワークメールマガジンはお勧めのメルマガです。
ご関心のある方はぜひご購読をどうぞ!


*********************************
           森林環境教育ネットワークメールマガジン
                   第 20 号
                 平成17年12月1日
*********************************
―――――――――――――――――――――――――――――――――

1.森林環境教育戦略会議2005in白川郷「白川郷宣言」について

 前号で御紹介した「森林環境教育戦略会議2005in白川郷」では、今後の
森林環境教育の戦略について議論しました。その結果を6つのプロジェクトと
して提案し「白川郷宣言」として取りまとめました。
 宣言を、ネットワークのホームページにアップしました。
 白川郷宣言:http://www.zenmori.org/feenet/sengen.pdf           
  
                      
 是非御覧いただき、積極的な御感想や御意見をお寄せ下さい。


―――――――――――――――――――――――――――――――――
*********************************
森林環境教育ネットワークメールマガジン
発行者 肱黒直次
編集者 黒澤 徹 多田裕一
URL http://www.zenmori.org/feenet/
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