北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

積木 新セット販売開始のお知らせ

2019年02月19日 | Weblog

北都留森林組合制作・販売の手づくり積木新セット販売開始のお知らせです。

これまで150個入り大袋セット、50個入り中トートバックセットの他、お買い求めやすい10個入り小セット(写真)のものをご用意しました!

ひとつひとつ丁寧にハンドメイドで心を込めてつくりました。

小さな子供たちが遊んでも怪我しないように角は全て面取りしてあり、手触りを

まずは多くの方にお手に取って使って頂ければ幸いです。

◇積木10個 小セット 1,500円(税抜)木製片付け箱付

 

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月刊「森林技術」(日本森林技術協会)2019.2号No.923の記事より

2019年02月13日 | Weblog

<<酒井秀夫氏(一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長)の『生産性向上のアプローチ』より抜粋>>

・木材は国際商品です。国際競争の中でどの国も自国にあった林業形態を模索しそれぞれ工夫、努力しています。

・機械化の目的は、労働負担を軽減し、生産性を上げることにあります。

・日本の林業機械の稼働率は低い。アメリカでは年間稼働率80%に近く、ほぼフル稼働である

・機械をたくさん現場に投入して1日の出来高を上げる時代は終わった。なるべく少ない機械、少ない人員で、機械の稼働率を高める時代になっている

・フロセッサは小径木の枝払いは得意だが、材価の安い小径材に高額なプロセッサは不釣り合い

・時間と燃料を消費してまで枝を払うことをせず梢端部はそのまま移動式チッパーにかけるチッピングが得策である

・林業コストのうちトラック輸送費の割合が半分を占めている

・そのトラック輸送費はまだまだ削り代がある

・ヨーロッパではホイール式ベースマシンが普及しており公道も走行することが可能である

・機械が大型になるほど生産性は向上するが、これからの機械化には大型化と小型化の方向がある

・これからは林業作業を誰が担うかが需要な課題

・今までは森林組合が伐倒、枝払い、玉切りからトラック輸送まですべてを行っていましたが、地域全体で仕事を作り分担していくことも有用

・日本林業がなぜ浮上しないのか。一つにはトータルの売上を議論していないからだ

・1本の木をいかに価値をつけるか。低コストのシステムで売上単価の円/m3を上げることが大切

 

<<楢橋達也氏・村岡摩耶氏 林業事業体の改善支援活動から見えた生産性向上のポイント>>

・林業界はほかの業界との交流が少ない

・「生産性向上=がんばること」という精神論では何の解決にもならない

・作業システムは「工程&機械&作業のやり方」の組合せ

・設計が良くなければ施工をどんなに一生懸命やったとしても効率は上がらない

・林業は経験値がものをいう業界であるという誤解

・林業事業体では社員間の協力が少ないということは常態化している

・組織の成長、改善、生産性向上は結局は人材が勝負です。

・林業の成長産業化のためには、組織マネジメントのエキスパートが必要だと考える

・そのエキスパートとは林業事業体を経営・マネジメントできる経営者である

 

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